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PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



『不登校新聞』という新聞があります。
これはNPO法人全国不登校新聞社が発行している日本で唯一の不登校に関する新聞でして、取材を行ったり、記事を書いているのは、不登校やひきこもりの経験者や当事者です。
以前、円東寺の『学校へ行かない子どもたちの親カフェ』も紙面で告知してもらったことがあります。


今回、創刊20周年にあたり、インタビュー記事をまとめた『学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。』がポプラ社から発刊されました。パチパチ!



インタビューにこたえているのは、樹木希林に荒木飛呂彦、リリー・フランキーに西原理恵子、、、そうそうたるメンツです。いろんな方のいろんな考えを読みましたが、みんな言っていることはバラバラです。つまり、これという絶対の正解は無くて、人はそれぞれなんだから、やり方もそれぞれであろうということが見えてきます。あとは、サブタイトルにもあるように、自分や家族がそれらを「ヒントとして生きていく」のみです。

中で、僧侶で作家の玄侑宗久さんが「だれが正しいかより、どう付き合うかではないか」と、おっしゃっていて腑に落ちました。
例えば、今年の夏は、もの凄く暑かった訳ですが、気が付けば寒い冬がやってきます。台風も来れば、雨が何日も降らないときもある。どの気候や天気が正しいか、なんてことは無くて、それぞれどうやって付き合っていくかだよなーと。

その匙加減が分からない人が、大人の世界にもたくさんいて、ちっぽけな事の言葉尻をとらえて、ネット世界でも顔が見える世界でも、相手を言い負かそうとしたり、言い負かされたりして、日々疲弊しています。
人はそれぞれみんな違う考え方や価値観があると認識し、それぞれとどう付き合っていくかを考える、同時に、考えることはほどほどにして、結論を出そうとしない、、、、


まあ、そのうちそんな人になれたら(^^;)





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