『マッドマックス:フュリオサ』観てきました。パチパチ!
もう去年から楽しみにしていたのですが、6月前半がどうしても時間が取れず。
アメリカでの興行成績も芳しくなかったとのことなので「観に行く前に終わっちゃったらどうしよー!」と焦っていたのですが、行けてよかった。
そして、、、、、、
いやあ、大満足っすよ~(^^)
もうほとんど浪曲だなあ、と。
♪あるとき娘がさらわれて~えええ~、悪いヤツらにつかまった~ああ、娘はやがて成長し~いいい~いいい~、親の仇を討ったとさあ~
ちょうど時間となりました!
ストーリーなんていらないんです。燃費の悪そうな変な車やバイクがたくさん出てきて、お風呂に入ってなさそうな変なビジュアルの悪党がわんさと出てきて、頭のネジがすべて外れた奴らがひゃっはーひゃっはーと言っている。
それだけの映画です(失礼)。
以下ネタバレあり(反転させて読んでくださいまし)
幼きフュリオサがさらわれる冒頭シーンで、ババリーニ(鉄馬の女たち)のリーダーである母親がやったらとかっこよくて、すぐに夢中になりました。
「種を植えて。『緑の地』を守って!」
しびれた~。
フュリオサ役のアニャ・テイラー=ジョイが華奢過ぎて、心配でしたが(運転免許も持っていないらしい^^;)、どうしてどうして。目力だけで充分にノックアウトされます。娘役の子がやたらと似ているのですが、AIで加工しているのだとか。
段々とこういうエフェクトが使われていくのかなー。
母親の時もそうだったけど、警護隊長のジャックの時も、危険を顧みず戻ってしまう。やっぱり浪花節だなあ。
個人的にマッドマックスに恋愛っぽいのはいらないんだけど、、、、
前作の『怒りのデスロード』を見た人は、どこかで彼女が腕を失うことは分かっているので「まさか、秘密を守るために自ら切り落としてしまうのでは…」とハラハラします。腕とか足を自ら切り落として逃げる、という設定はよくありますが、大怪我しているとはいえ刃物無しで、、、、、ぎょえー痛えよー。
ちろっと、マックスとV8インターセプタ―が出てきます。実はマックスは隻腕のフュリオサとは初対面ではなく、かつて助けたことがあるって設定なのかな。
ウォーボーイズが変な銀色スプレーを吸い込んで「俺を見ろ~!」というのとか、やっぱり初見の時のコーフンには至らないのですが、「ああ、来た~」って感じ。さらに、これでもか!という暴走車同士の肉弾戦にお腹いっぱいになりました。
そして、お母さんとの約束を守って、最後に種を植えたフュリオサ、、、、、ストーリーとかいらないと言いつつ、伏線回収はホッとします。植え方がエグイんですけど(^^;)
それにしても、ジョージ・ミラー監督、79歳ですって。すごいなあ。
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