ついに東海までが梅雨入りしたそうですね。関東ももうじきか?パチパチ!
ふらりと入ったコンビニで目に留った『女性自身』の「市川猿之助 出家」の文字。
気になったので調べたのですが、猿之助は比叡山と縁があり、前々から仏門に興味があったそうですね。
私自身は、両親の供養のために出家したいというのなら、申し込まれた宗派はその思いを受けとめて欲しいと思います。
「たとえ人生積んでしまっても、最後の最後には出家という道がある」
という世の中であって欲しいからです。
ネット上の声を見ると、
「煩悩だらけだからダメだ」とか「ボンボンだから無理だ」という声が散見されたのですが、ボンボンだったりダメだったりするからこそ、出家という道があるのです。
まだまだ社会で頑張れというには、あまりに酷な状況に陥ったときに、社会を超えたその先があるじゃないかと。
ちなみに出家というのはあくまで入口であって、そこからがスタートです。
「甲子園を目指すために、まずは野球部に入った」というところであって、「どうせ甲子園なんか行けない」とか「そもそもレギュラーになれるのか」とかは、また別の話です。
また、仏教界(出世間)は発菩提心(ほつぼだいしん)と言って、「目指そうと思ったことこそが素晴らしい」と認めてもらえる世界です。修行に挫折したって、また俗世間に戻ったっていい。出家しようと思ったその時の思いをリスペクトいただけます。
例えば、寝坊したっていい。そんなことより、寝る前に目覚ましをセットしたあなたの決心が既に素晴らしいのですから。
いや、ちゃんと起きればもっといい(^^;)
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