吊り橋独特のわずかに揺れる橋を渡り始めて、外国の観光地にいるような気分になりました。橋の上のほとんどの人が外国人なのです。世界遺産の魅力を楽しもうとするインバウンドの人たちの数がこれほど多いのには驚きました。
観光バスが到着したばかりなのでしょうか、橋をたくさんの人が渡っています。中には立ち止まって記念写真を撮り合っているグループもいます。旅人たちにとってであい橋自体が興味の対象になっているような雰囲気です。
村営駐車場と白川郷集落の間には庄川という名の川が流れています。岐阜の山地を水源としてはるか日本海に流れをつないでいます。渇水期なので水流は少なく河原には雪が積もっています。この川を渡る長い吊り橋が「であい橋」です。