次の下り列車が来るのは1時間後です。平溪の老街(ラオガイ)を散歩してみました。駅からはこの鉄道に付かず離れずして流れている基隆河に向かう石畳の下り坂に沿って古い街があります。ここでも天灯上げができるとの新しい看板が目立っていました。
駅に一番近いところの人気のお店です。クレープの上にピーナッツを埋め込んだ飴の塊をカンナで削ったものを撒きせ、そこにアイスクリームのボールを乗せて包み上げるスイーツです。一個40元(約160円)、かなりの甘さのようなので遠慮しました。
駅裏の路地でも竹ひごの輪を見ました。どうやら使い終わった天灯の骨組みのようです。空に上った天灯はやがて油が燃え尽きて落ちてきます。近年その数が多く環境汚染問題にもなっているようですが、落ちた天灯を拾って骨組みを洗って商売する人もいるのですね。