島津創業記念資料館

2008年12月20日 | 京都
12月14日(日)の話の続き。
「ふたつで一つ」展で「木戸孝允像」を観たとき、
京都ホテルオークラの一角に、長州藩跡として
桂小五郎像があったことを思い出した。
大河ドラマ『篤姫』の「篤姫紀行」で紹介されたのだと思う。
http://www9.nhk.or.jp/taiga/kikou/kikou40.html

京都市営地下鉄東西線の中で僕は、
「これもひとつの縁だから」と考えて行ってみることにした。



写真を撮って京都市役所側に目をやると島津家の丸に十の家紋が目に入った。
島津製作所の河原町別館だった。



旧本社社屋で河原町二条に昭和2年(1927年)に建設され、昭和61年(1986年)まで
島津製作所本社として使用されていたとか。
武田五一が顧問で荒川義夫によって設計されたそうだ。



徒歩2分の木屋町通に創業百年を記念して開設した島津創業記念資料館があると
案内板が出ていたので見に行くことにした。



最初は中に入るつもりではなかったのだが、団体客が記念撮影していたので、
興味を持ち入館した。大人300円。
http://www.shimadzu.co.jp/forest/jindex.html



明治27年(1894年)に完成した当時の外観をそのまま残しているのだとか。
島津製作所の創業の地で、京都府が明治の初め欧米の最新技術を導入した
実験所や工場など多くの諸施設を設立した近代科学発祥の地でもあるとか。
高瀬川の北端・木屋町二条。
高瀬川は森鴎外の名作『高瀬舟』でよく知られてる。



史跡「高瀬川一之船入」。
明治初期は物資の集散地として高瀬舟の往来でにぎわう交通の要衝であったとか。
コメント (2)
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