やがて来るもの(それはすでに来た)

2008年12月18日 | アート

12月14日(日)の話の続き。京都市美術館のコレクション展を観た後、
京都国立近代美術館にウィリアム・ケントリッジの作品を見に行った。
http://www.momak.go.jp/

先週の月曜日、新聞の文化面でウィリアム・ケントリッジの「やがて来るもの(それはすでに来た)」が、
京都国立近代美術館の常設展の一角に展示公開されているという記事を読んだ。
天井から投影する円形の「歪像」(アナモルフォーズ)を軟鋼製の円形のテーブルに写し、
その中央に置かれた円筒鏡に映る「正像」とともに鑑賞するユニークな作品。
作品のテーマは1930年代のイタリアのエチオピア侵攻だという。
http://www.momak.go.jp/Japanese/pressRoom/2008/curatorialStudies03pt2.html

■やがて来るもの(それはすでに来た)[2007年]



マリアン・グッドマン・ギャラリー(ニューヨーク)でのインスタレーション風景。

かなり衝撃のある作品だったので常設展のほかの作品は素通りしてしまった。
展示公開は12月25日(木)まで。

そのまま階下に下りて企画展「エモーショナル・ドローイング」を鑑賞。
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2008/369.html

キム・ジュンウクの不気味な顔のドローイングと、
奈良美智がgrafと共同制作した新作の小屋《My Drawing Room 2008, bedroom included》を
観られたのが収穫だった。
企画展「エモーショナル・ドローイング」は12月21日(日)まで。

美術館からの帰りも琵琶湖疎水から鴨川に流れ込む小川に沿って歩いた。
疎水沿いにあったフランスの惣菜屋さん「オ・タン・ペルデュ」。
http://www.bellecour.co.jp/au%20temps%20perdu%20index.htm



京都の思い出になるかなと思い入ってみた。
併設されてるサロンで食事ができるようなのでランチボックスを注文した。
1,500円とちっと高い気がしたが、この次がまたいつになるかわからないしね。




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