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うたのイラスト(童謡「おつかいありさん」)

「おつかいありさん」は、アリがお互いに急ぎすぎてぶつかってしまう、という情景を歌っています。

しかしアリは実際には触覚や 前足でコミュニケーションを取っていて、

決してこっつんこ、とぶつかっているわけではないそうですが、

そんな風に見えるのを掬い上げて歌うのが詩人というものでしょう(作詞は関根栄一)。

ぶつかったおかげで「わすれた わすれた おつかいを」となるのもユーモラス。

しかしせっかちに動いて物にやたらぶつかったり、

何の用事でここに来たのか忘れる、というのは

日常の私自身ではありませんか。

まさか中高年のアリを歌ったわけではないでしょうが。

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