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うたのイラスト(林檎の木の下で)

 1905年作曲の古いジャズの曲。

 「上海バンスキング」で吉田日出子さんが歌ったアルバムをよく聴いていた。

 門田ゆたかさんという方が日本語詞を付けていて、その感じがとてもよい。

 リンゴの木の下で恋人どうしが囁く。

「黄昏(たそがれ)赤い夕陽 西に沈む頃に 楽しく頬寄せて 恋をささやきましょう」

 という歌詞がシンプルで愛らしい。

 門田さんは「東京ラプソディー」とか「東京の花売娘」なんかを作詞した方ということで、その人柄が偲ばれる作風である。

 時々カバーされるというのも、この曲が名曲である証拠だろう。

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