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ハシブトゴイ

ハシブトゴイというサギは、フィリピンやインドネシア、オセアニアの方に分布している種類だが、
かつて小笠原諸島にもこの亜種が生息していた。
しかしこの亜種はすでに絶滅している。
他の亜種と比べると嘴が太かったらしい。
同じように小笠原諸島のカワラヒワも独特の亜種で、これも嘴が太くなっている。しかし数が急減しているとのことだ。
有名な絶滅種オガサワラマシコも異常に嘴が太かったから、これは小笠原の植生などと関係があるのかもしれない。
これらの絶滅(あるいは絶滅危惧)は、どんどん世界が狭くなってバリエーションが貧しくなって来ている現象の表れかもしれない。
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