Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

韓国2年の変化⑥LG→GS

2005年08月24日 | ■韓国
 大財閥のLGが、その肥大化の懸念から一部が「GS」へと分割されたのも大きな変化。旅行者の皆さんにもおなじみ、コンビニ大手「LG25」も「GS25」に生まれ変わりました。
 一方でファミマは急成長しているらしく、感覚では増えた印象を受けました。ロッテリアと同様、韓国に行くと日本でより輝いて見えるチェーン店の一つです。

 ロッテマートやEマートなどの大型ショッピングセンターも、明らかに急増しています。街中のクモンカゲ(雑貨屋)や市場もまだまだ元気ですが、早晩日本のような空洞化に襲われそうな予感… 隣国を参考に、時に反面教師にしながら、今後のことを考えて欲しいものです。

韓国2年の変化⑤地下鉄の防災対策

2005年08月24日 | ■韓国
 地下鉄の防災対策は、今年1月の地下鉄車両放火全焼事件を期に、さらに強化されたようです。
 電車の内装は不燃材への交換が進み、ソウル地下鉄公社・都市鉄道公社ではステンレス製の座席も多くなりました。思っていたほどは悪い座り心地ではありませんが、硬いことには変わりなし。
 一方で鉄道公社と釜山地下鉄ではモケットのまま不燃化されています。これでOKなら、ソウル地下鉄もそうすべきでは? その他にも車内には消火器が更に追加して設置され、ホームには防毒マスクまで完備されていてびっくりでした。

 しかしそれよりびっくりしたのは、釜山地下鉄駅に貼ってあった「釜山地下鉄は安全ではありません」というポスター。よく読んでみれば労働組合のもので、安全要員の不足を訴えるものでした。
 さすがは労組がまだまだ強い韓国。JR西や日航の労組も、こんなことができる労働環境だったら、自ずと安全になるのでは…と感じました。そんなに簡単なことではないのでしょうけど。

韓国2年の変化④清渓川完成間近

2005年08月24日 | ■韓国
 ソウルの中でももっとも見たかったのが、この清渓川。2年前にはこの川の上に道路がかぶさり、さらにその上を高架道路が走っていたのです。ごみごみした雰囲気もソウルの魅力ではありますが、排気ガスが溜まり暗く、特に東大門駅から市場ファッションビル群に行く時には、かなりストレスを感じる部分でした。
 それが、今ではこの姿。何車線もあった道路がわずか片道2車線になってしまったので渋滞はひどいですが、引き換えに空と川を手にしました。はっきり言って、すごいの一言です… 10月1日には、完成式が行われるとか。

 バス改変とともに、現ソウル市長が強力に推進した事業の一つ。言っていることは間違いないが、その分好き・嫌いが別れるという点では、石原都知事に近い所があるのかも。事業の是非も議論が別れるのでしょうが、100年後の市民には間違いなく評価されるのではないか…と思います。

韓国2年の変化③進化するソウルのバス

2005年08月24日 | ■韓国
 私のホームページ「韓国鉄道ニュース」でもずいぶんお伝えしているソウルのバス改変。レッド、ブルー、グリーンに分けられたバスはまずまず分かりやすくなったものの、旅行者が気軽に乗れるほど明快とは感じられませんでした。
 車両は一部に進化が見られ、低床バスが走っていました。まだまだ完成形とはいえないソウルのバスですが、世界に誇る公共交通機関に育ってほしいものです。

韓国2年の変化②まだまだ伸びる高速道路

2005年08月24日 | ■韓国
 留学先だった忠州大学から、いつも見えていた工事中の高速道路の高架橋。ついにこの区間も開通し、車が走りはじめました。
 この開通により、忠州から釜山まで高速バスでも4時間半くらいになった…とは友達の話。KTX+ムグンファの乗り継ぎと変わらない時間で、料金には圧倒的に安いらしい…スピードが武器のKTXも、安穏とはしてられません。

韓国2年の変化①KTX

2005年08月24日 | ■韓国
 昨日、韓国から帰国しました。旅行記はいずれアップするつもりですが、昨冬の釜山旅行を除けば2年ぶりだった韓国。その変化をつらつらと…

 部分開業とはいえ、ついに走りはじめた韓国版TGVのKTXに乗れたのは、やっぱり嬉しかった!席が狭い、運賃が高い、トンネル内でうるさい、なぜ日本の新幹線にしてくれなかったのか…などなど、不満フンプンと伝えられるKTXですが、それでも、やっぱり、速い速い。生まれてはじめての、時速300kmでした。
 感覚的にも、各都市がずいぶん近くなった感じです。