ネガティヴなセルフ・トークをポジティヴなものに取り替えるワークの続きです。
「私には、いいところなんて1つもない」と「私は、何もできない」というセルフ・トークの消去-変換はもう簡単ですね。
すでに能力や長所を6つ以上書き出すワークをしていますから(まだの方は過去の記事を見て、ぜひやってください)、事実としてご自分には6つ以上の能力や長所があることは確認済みのはずです。
ところが、何かのきっかけで落ち込むと、ふとこういう心の中の口癖が出てきたりします。
そういう時には、自分に向かって「私にはいいところなんて1つもない……という気分になってるんだよね。気持ちはよくわかるけど、でも、それは事実じゃない。事実としては、私には、好奇心、直感力、判断力、決断力、行動力、理解力、持続力、真面目さ、向上心などなど、いいところがある。できることもいろいろある……私って、悪くないじゃない……どころか、けっこういいじゃない……私は、ステキだ!」と、言い換えをしていきましょう。
もし、こう言い換えていく途中で抵抗感がある場合、軽いものなら、少し努力をして次のところまで進んでください。
強い抵抗感があったら、無理をする必要はありません。
落ち込んでいる自分を自分で受け容れてあげて、「そうか、今は心のエネルギーがないんだよね。じゃあ、しばらく休もう」といってあげるといいかもしれません。
他の、「まるでバカ」、「何をやってもできるわけない」、「何もいわないでいたほうがいい」、「全然カッコ悪い」、「だれにも愛されてない」といったセルフ・トークもポイントは同じです。
こうしたネガティヴなセルフ・トークによくある特徴は、「まるで」、「何をやっても」、「何も」、「全然」、「だれにも」というふうに、非常に「誇大視」されていることです。
ですから、ちょっと心を静めて、「本当に『まるで』なんだろうか?」、「本当に『何をやっても』なんだろうか?」……と、事実を確認していくと、「バカな部分が多い」(しかも、というような気がしている)、「うまくできないことが多い」(ような気がしている)ということにすぎないことに気づくはずです。
そこに気づきさえすれば、あとは同じ要領で、セルフ・トークを取り替えていけばいいわけです。
「私はまるでバカ……じゃない」→「バカじゃないところもある」→「ちょっとは賢いところもある」→「賢いところがある」→「私は、すでにある賢いところを伸ばして、バカなところをなくしていくことができる! きっと、そうして見せるぞ!」というふうに。
「だれにも愛されてない」、「死んだほうがいい」、「~さえあれば、あとはどうでもいい」、「○○が悪い」なども、基本的ポイントは同じなのですが、少し取り替えがむずかしいかもしれません。
これらについては、この後の授業で、さらに徹底的な取替え作業に取り組んでいくことになります。ご期待ください。
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「私には、いいところなんて1つもない」と「私は、何もできない」というセルフ・トークの消去-変換はもう簡単ですね。
すでに能力や長所を6つ以上書き出すワークをしていますから(まだの方は過去の記事を見て、ぜひやってください)、事実としてご自分には6つ以上の能力や長所があることは確認済みのはずです。
ところが、何かのきっかけで落ち込むと、ふとこういう心の中の口癖が出てきたりします。
そういう時には、自分に向かって「私にはいいところなんて1つもない……という気分になってるんだよね。気持ちはよくわかるけど、でも、それは事実じゃない。事実としては、私には、好奇心、直感力、判断力、決断力、行動力、理解力、持続力、真面目さ、向上心などなど、いいところがある。できることもいろいろある……私って、悪くないじゃない……どころか、けっこういいじゃない……私は、ステキだ!」と、言い換えをしていきましょう。
もし、こう言い換えていく途中で抵抗感がある場合、軽いものなら、少し努力をして次のところまで進んでください。
強い抵抗感があったら、無理をする必要はありません。
落ち込んでいる自分を自分で受け容れてあげて、「そうか、今は心のエネルギーがないんだよね。じゃあ、しばらく休もう」といってあげるといいかもしれません。
他の、「まるでバカ」、「何をやってもできるわけない」、「何もいわないでいたほうがいい」、「全然カッコ悪い」、「だれにも愛されてない」といったセルフ・トークもポイントは同じです。
こうしたネガティヴなセルフ・トークによくある特徴は、「まるで」、「何をやっても」、「何も」、「全然」、「だれにも」というふうに、非常に「誇大視」されていることです。
ですから、ちょっと心を静めて、「本当に『まるで』なんだろうか?」、「本当に『何をやっても』なんだろうか?」……と、事実を確認していくと、「バカな部分が多い」(しかも、というような気がしている)、「うまくできないことが多い」(ような気がしている)ということにすぎないことに気づくはずです。
そこに気づきさえすれば、あとは同じ要領で、セルフ・トークを取り替えていけばいいわけです。
「私はまるでバカ……じゃない」→「バカじゃないところもある」→「ちょっとは賢いところもある」→「賢いところがある」→「私は、すでにある賢いところを伸ばして、バカなところをなくしていくことができる! きっと、そうして見せるぞ!」というふうに。
「だれにも愛されてない」、「死んだほうがいい」、「~さえあれば、あとはどうでもいい」、「○○が悪い」なども、基本的ポイントは同じなのですが、少し取り替えがむずかしいかもしれません。
これらについては、この後の授業で、さらに徹底的な取替え作業に取り組んでいくことになります。ご期待ください。
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