おはようございます。 4月12日(日)午前6時45分です。
TVではゴルフのマスターズで日本の松山選手がインタビューを受けているところです。
3日目を終えて5アンダー、11位タイの成績でした。
本日は今月6日以来、2回目の予約なしの日となり、体を休めることが出来そうです。
さて、本日は昨日来店された姿勢改善要望の女性の事例をご紹介します。
◆お話しを伺うと
・会社勤めをする60才の女性。
・悩みは
①腰が曲がっており長時間立ち姿勢を続けられない。
②立ち姿勢が続くと、「腰」「背中」「後頭部」が痛くなり、耐えられなくなる。
③太腿が痛くなり歩くのが辛い。
④左手中指が「ばね指」のようになり曲がらない。
・鳥取市内の大きな総合病院2カ所で診察を受けたが「異常なし」とのことで、
自分の困りごとを理解してもらえず、改善も見込めない状況。
▼病院では、「レントゲン」「MRI」などの検査をうけた。
◆体を診させていただくと
・最初に、姿勢を4方向から写真撮影し、自分の立ち姿勢を認識していただきました。
(写真 → 正面、右側面、背面、左側面の4方向から撮影)
★膝が曲がり、腰が落ちて、腰が曲がり、上体・頭部が前方に傾いた姿勢です。
▼ベッドにうつ伏せになっていただくと
・「腰が浮き上がってベッドにつかない状況」
→ 大腰筋、腸骨筋、腹直筋、大腿四頭筋などの短縮が疑われます。
・お尻、太腿裏の筋肉が硬くなっており、押さえると痛みを感じるはずなんですが
本人は「痛みは感じない。」「違和感もない。」とのこと。
→ 神経機能が低下していることが想定されます。
・腰、背中、肩、首、後頭部まで背面の筋肉がコチコチ状態となっていました。
→ 体が前に傾くのを防いでいるためにこのようになったのです。
★この状態が、腰・背中・首などの痛みや重だるさの原因なんです。
★病院ではこの原因と症状が理解できないのです。
▼仰向けになっていただくと
・太腿前面、サイドの筋肉が硬く、コチコチ上体となり、しかも前面は相当盛り上がっています。
→ 膝曲がり状態で立っているため太腿の筋肉が極端に疲労しているためです。
立ち姿勢でいる限り、常にスクワットをしているのと同じ状況だったのです。
・骨盤内側にある「腸骨筋」「大腰筋」、お腹の「腹直筋」、胸にある「大胸筋」なども
短縮していました。
・首の前側にある筋肉「斜角筋」「胸鎖乳突筋」なども筋肉に短縮が見られました。
▼骨の崩れ検査
・骨盤全体が右方向に移動している。
・腰の骨(腰椎)が左方向にズレている。 → 下半身の神経異常の原因です。
◆改善施術
・整体などの経験があると言うことでしたので、「2時間コース」で最大限の改善を図ることに。
①お尻、太腿裏、ふくらはぎの筋肉を緩めます。
→ 「足が軽くなり、楽に動かせます。」 とおっしゃっていました。
②腰、背中の一部の筋肉を集中的に緩めた後、体全体をローリングで緩めます。
→ 「腰周辺が和らいだ感じで、楽になりました。 少し温かいです。」 とのコメント。
③太腿前面、骨盤内側の筋肉、お腹の筋肉、胸の筋肉を緩めます。
→ 「体が少し伸びた感じです。」 とのコメント。
④骨盤、腰の骨の崩れを整えます。
→ 腰、足がとても楽で動かしやすくなりました。 別人のような足に感じます。
<ここまでで約2時間弱となったため、立ち上がっていただき、施術後の写真を撮影>
◆写真をTV画面で見ながら施術後の感想を伺うと
・まっすぐ立てています。 信じられません。
・立ち姿勢がとても楽なんです。
・視線が天井を向いているようで何か変な感じです。→(徐々に改善します。)
・もっと早くお会いできていればこんなに苦しまなくて良かったと思います。
★出来るだけ早く改善したいとのことで、2回先までの予約をされて
嬉しそうにお帰りになったのです。