右肩痛＆右手首～肘痛の高校バレーボール部員

皆様　おはようございます。　７月１３日（月）です。

昨夜～今朝にかけて鳥取市は熱帯夜となり、今朝の最低気温が２９．３℃。

本当に暑く、暑く、寝苦しい異常な夜でしたが、少し強めの風があったおかげで

窓を全て開放して風を入れ、暑さをしのげたのです。

本日の最高気温も３４℃と予想されており、がっくり・・・・。

さて、本日は昨日来店された男子高校生の不調事例をご紹介します。

◆概要

　　・バレーボール部に所属する高校１年生の男子生徒。

　　・不調内容は、次の２点。

　　　　①右肩痛　

　　　　　　バレーボールのアタック動作を行うと、右肩周辺全体に痛みが出る。

　　　　②右手首（小指側）～肘間の痛み

　　　　　　バレーボールのアタック時に手首のスナップ動作を行うと、

　　　　　　右手首（小指側）～肘の間に痛みが出る。

　　・本人は「整形外科」を希望していましたが、お母さんが当店を勧められ

　　　来店となったのです。

◆体を診させていただくと

　　・右側の胸、背中が左に比べ相当盛り上がっており、盛り上がった部分を

　　　親指で押さえると痛みを感じていました。

　　　　　→　大胸筋、菱形筋、前鋸筋などが筋肉疲労のようです。

　　・両方の肩＆頭部が前方に飛び出した姿勢となり、肩の筋肉を押さえると

　　　強い痛みを感じていました。

　　　　　→　小胸筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋、斜角筋が相当悪化しているようです。

　　・右手首は、曲げ・伸ばすことは出来るのですが、曲げ・伸ばし動作の時に

　　　痛みが出るようです。

　　　　　→　手関節屈筋群（特に、尺側手根屈筋）及び

　　　　　　　手関節伸筋群（特に、尺側手根伸筋）が悪化しているようでした。

　　・また、本人からの申告はありませんでしたが、触診、視診の結果、

　　次のような隠れた不調が見出されました。

　　　　①左足　太腿の筋肉疲労（大腿二頭筋内側）

　　　　②骨盤内側の腸骨筋の疲労　→　お尻周辺が重く、動かしづらい。

　　　　③ふくらはぎの筋肉疲労　→　押すと痛みを感じていました。

　　　　④骨盤の崩れ＆背骨の歪み　　

◆改善施術

　　　・骨盤内側の筋肉を緩めます。

　　　　　　→　お尻がとても軽くなり、足、腰が動かしやすくなりました。

　　　・太腿、ふくらはぎの筋肉を緩めます。

　　　　　　→　足がとても軽くなり、楽に動かせるようになりました。

　　　　　　　　これだと「千回でも足を動かせる」等と表現していました。

　　　・胸の筋肉（大胸筋、小胸筋、前鋸筋）を緩めます。

　　　・背中の筋肉（菱形筋など肩甲骨周辺）を緩めます。

　　　・肩の筋肉、首の筋肉を緩めます。

　　　　　　→　腕、肩周辺がとても楽になり、腕・肩の痛みがなくなりました。

　　　　　　　　　腕が抵抗なく「ぶんぶん回る感じ」と表現されていました。

　　　・右腕前腕（肘～手首）の筋肉を緩めます。

　　　　　　→　手首周辺の痛みがなくなりました。

　　　・お尻の筋肉を緩め、骨盤、背骨の崩れを整えます。

　　★施術（問診～施術完了）は約１時間半で終了。

◆施術終了後に再発防止の指導を

　　　・妻が作った梅ジャムを乗せたヨーグルトを食べていただきながら

　　　　お母さんと本人に家庭で行う予防策をお教えしたところ、

　　　　「整形外科に行こうと思っていたが、こちらに来て本当に良かった」と

　　　　とても満足そうにされておられました。