里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ツルリンドウのロゼット葉

2017-04-21 | 日記
冬場に山を歩くと、林内で必ずといって良いほどツルリンドウの越冬葉を見かけます。 ハルジオンやナズナのように、葉がきれいな放射状に展開しているわけでは ないけれど、これもロゼット葉と呼んでもよいでしょう。 霜に覆われていても、雪に埋もれかけていても、葉が凍りついたり萎れたりしません から、寒さには強いのでしょうね。 撮影地は南三陸町の水戸辺川流域の山地で、松の多いなだらかな尾根筋です。    . . . 本文を読む

フクロシダ 戸倉の岩壁  

2017-04-21 | 日記
南三陸町戸倉地区を流れる、水戸辺川沿いの林道を上がっていくと、西側から山が迫り小岩壁が数百メートルにわたって続いています。沢からは湿気が立ち上りますから「何か希少な羊歯が付いているかも ? 」と岩壁を注視しながら歩いていきます。すると岩の割目にイワデンダを見つけました。「あれ、イワデンダは夏緑性の羊歯だよね、もう新葉が出たのかな ? !」しかし、よく見るとイワデンダとは違うような ? 葉身が短いし . . . 本文を読む