里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

クマイチゴ 真っ赤な茎

2017-04-22 | 日記
登米市東和町米川地区で、伐採跡地の林道や作業道を歩いていると、真っ赤な茎の 木いちごの木が生えています。 まさに真紅の木で、私に命名権があるとしたら陸珊瑚(オカサンゴ)としたいくらいです。 あちこちで見かけるニガイチゴよりも丈が高いですから、クマイチゴでしょうね。                              二枚とも2015.3.6撮影 ここでは林道があるので助かりましたが . . . 本文を読む

クマワラビ 小羽片に小じわ

2017-04-22 | 日記
山中の岩場や林道沿いの崖を通るとき、何か希少な羊歯がないかと探すのが、 いつもの習慣になっています。 この羊歯は何度も見かけていて、特に希少性があるわけではないのですが、 小羽片にシワのような筋があって、他とは違うので名前を調べなければと思いつつ、 何年も放置していた羊歯なんですね。 今年になってからも、常緑性だから急ぐ必要はないとのんびりしていたので、 雪が降って葉が傷んだり、倒れ伏してしまった . . . 本文を読む

リョウメンシダ 表も裏面的

2017-04-22 | 日記
沢沿いや杉林内など、湿気の多い日陰を好む常緑性羊歯にリョウメンシダがあります。 日の当たらない崖下や、北向きの林道法面でもよく見かけます。 撮影したのは南三陸町南部の、水戸辺川支流沿いの杉林内です。 リョウメンシダを漢字表記すれば「両面羊歯」となり、それは葉の様子をひと目見た だけで納得できます。葉裏かと思うような葉表ですから、どちらも同じように見える ことで、「両面」が付けられたのでしょうね。 . . . 本文を読む