南三陸町南部の、切曽木山東尾根を30分ほど下ると、中腹を横切る荒れた林道
に出ました。かつては伐採や植林で使われた林道でしょうが、今は草や萩が茂って
荒れるがまま。利用後は全く人の手が入らなかったわけで、私のような植物好き
には嬉しいことです。面白い植物が見つかるのはこんな場所ですからね。
少し休憩してから、予め車を置いた林道入口へ下るべく、北へ向います。
歩き始めて数分、小さな草に桃色の花が咲いているのを見つけました。
周辺を探すと、10株ほどありました。
花の作りから、シソ科かゴマノハグサ科の植物のようですね。
二枚とも2015.9.27撮影
植物図鑑で調べると、ゴマノハグサ科のコシオガマと思われます。
何となくママコナに似た花なので、これを足がかりにして直ぐにたどり着きました。
ママコナ同様に半寄生植物で、イネ科の植物に寄生するようです。
イネ科の植物といったら、ススキとかカモガヤ、笹や篠竹もそうですが、撮影時は
半寄生植物とかイネ科に寄生するなど知らなかったので、周囲を調べませんでした。
コシオガマは緑色の葉をたくさん付けていて、自ら光合成を行っていますから、
寄生根で得ているのは水分とミネラル分と言われています。
2015.9.27撮影
ゴマノハグサ科コシオガマ属の一年草で半寄生植物。北海道~九州に分布する。
丘陵から山地の、当たりのよい草地や路傍などに自生し、草丈は20~70cm。
葉は対生し、葉身は三角状卵形で長さ2~6㎝、羽状に深く裂ける。
葉柄は長さ5~12㎜で狭い翼がある。全体に柔らかな腺毛が密生し、触れるとベタ付く。
花期は9~10月で、上部の葉腋に1個ずつ淡紅紫色の筒形唇形花を横向きに付ける。
花の長さは2cmほどで、上唇は2つに浅く切れ込んで反りかえり、下唇は浅く3裂する。
萼は鐘形で5裂し、裂片のふちには鋸歯があり、やや密に腺毛が生える。
果実は蒴果で長さ1cmほどの歪んだ卵形、中に1mmほどの種子が多数入る。
に出ました。かつては伐採や植林で使われた林道でしょうが、今は草や萩が茂って
荒れるがまま。利用後は全く人の手が入らなかったわけで、私のような植物好き
には嬉しいことです。面白い植物が見つかるのはこんな場所ですからね。
少し休憩してから、予め車を置いた林道入口へ下るべく、北へ向います。
歩き始めて数分、小さな草に桃色の花が咲いているのを見つけました。
周辺を探すと、10株ほどありました。
花の作りから、シソ科かゴマノハグサ科の植物のようですね。
二枚とも2015.9.27撮影
植物図鑑で調べると、ゴマノハグサ科のコシオガマと思われます。
何となくママコナに似た花なので、これを足がかりにして直ぐにたどり着きました。
ママコナ同様に半寄生植物で、イネ科の植物に寄生するようです。
イネ科の植物といったら、ススキとかカモガヤ、笹や篠竹もそうですが、撮影時は
半寄生植物とかイネ科に寄生するなど知らなかったので、周囲を調べませんでした。
コシオガマは緑色の葉をたくさん付けていて、自ら光合成を行っていますから、
寄生根で得ているのは水分とミネラル分と言われています。
2015.9.27撮影
ゴマノハグサ科コシオガマ属の一年草で半寄生植物。北海道~九州に分布する。
丘陵から山地の、当たりのよい草地や路傍などに自生し、草丈は20~70cm。
葉は対生し、葉身は三角状卵形で長さ2~6㎝、羽状に深く裂ける。
葉柄は長さ5~12㎜で狭い翼がある。全体に柔らかな腺毛が密生し、触れるとベタ付く。
花期は9~10月で、上部の葉腋に1個ずつ淡紅紫色の筒形唇形花を横向きに付ける。
花の長さは2cmほどで、上唇は2つに浅く切れ込んで反りかえり、下唇は浅く3裂する。
萼は鐘形で5裂し、裂片のふちには鋸歯があり、やや密に腺毛が生える。
果実は蒴果で長さ1cmほどの歪んだ卵形、中に1mmほどの種子が多数入る。
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