里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

サワシバの果穂 樹皮で同定

2025-01-21 | 日記

南三陸町南部、岩場下の林道を上がって行くと、岩場の中段に小高木が何本か生えていて、
梢にはたくさんの果穂が下がっています。これはシデの仲間でしょうか、果穂が長いので
クマシデかも知れませんね。念のため岩場を少し登って樹皮を確認すると、たくさんの小
さな菱形の裂け目が生じているので、クマシデではないようです。

帰宅後に樹木図鑑でシデの仲間を調べると、サワシバの若木の樹皮には菱形の裂け目が生
じるとあり、他に似た樹皮の樹種がないのでサワシバで間違いないでしょう。
果穂の落下や果苞の飛散が全くないのは、強風の当らない谷間に生えているからでしょう。

                               四枚とも2025.1.13撮影

サワシバは2019年の1月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/9f92685eb864de391958f1c25dd0b96b

 



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