登米市登米町、沢奥の林道を上がって行くと十字路があり、北側の林道は新たに砂利を敷
いて整備しているようなので、それを上がってみることにしました。
しばらく上がって行くと、谷側の路肩に黒褐色をした羽状のものが束生しています。
近くで確認すると、イヌガンソクという羊歯植物の胞子葉のようです。小葉が胞子葉の先
端側にまとまって付いていますからね。この形が雁の足に似ているとして、イヌガンソク
と名付けられたようです。
このような形の胞子葉にはクサソテツとイヌガンソクがあるものの、クサソテツの場合は
胞子葉の小葉が中ほどから先端側にかけて広い範囲に出ているので、容易に識別できます。
胞子葉はこの形のまま越冬し、春になってから胞子を散布します。
三枚とも2024.12.10撮影
イヌガンソクは2018年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/1d8e281581d22983847987b339ad09eb
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