松島町手樽地区南東部、丘陵地の砂利道を下っていると、谷側法面に丈の低い白い花が咲い
ています。道を外れて観察するとハナニラの花ですね。
周囲に4~5株生えていますが、園芸植物ですから、庭などに植えられていたものが逸出し
たのでしょうね。上の方には墓地や畑がありますし、山裾には数軒の民家がありますから。
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二枚とも2019.4.14撮影
ハナニラは中南米が原産地で、我国へは観賞用として明治中頃に入ってきました。
丈夫で手間いらずな園芸植物で、耐寒性もあってマイナス10度くらいまで耐えられるようです。
種子でも球根でも増えるなど繁殖力旺盛で、最近では関東以西で野生化して、道端や河川敷など
で群生しているのが見かけられるとのこと。
繁殖力旺盛なことから、在来の生態系にとってはよろしからぬ種のようで、環境省が策定する
生態系被害防止外来種リストに収載されていようです。
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〈園芸種と雑草の間 ハナニラより〉
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2019.4.14撮影
ヒガンバナ科ハナニラ属の多年草で、中南米原産の帰化植物。花壇等から逸出し各地で野生化。
当たりの良い、やや乾燥気味の場所を好む。全体にニラ臭がある。
鱗茎は白色で直径1~2cmの卵形、自然分球でよく増える。
葉は鱗茎の頂部から4~5個が束生、やや多肉で扁平な広線形で長さ10~25cm、晩春に地上部
は枯れて夏越しし、初冬に新葉を展開する。
花期は3〜4月、葉間から1~3本の花茎を出し、茎頂に直径3~4cmの花を1個付ける。
花被片は白色~淡紫色で長さ1.5cmほど、星形に開出する。花被片は6個で紫色の中央脈があ
り、内花被片3個の方が外花被片3個よりやや幅が狭い。
花被の下部は合着して筒状、内面に6個の雄しべがつく。うち3個は花口に近く、3個は花底
近くにある。雌しべは1個で子房は3室、花柱は子房の2倍長で柱頭は浅く3裂する。
果実は蒴果、円筒形で長さ1cmほど。種子は倒卵形、黒色で長さ2mmほど。
ています。道を外れて観察するとハナニラの花ですね。
周囲に4~5株生えていますが、園芸植物ですから、庭などに植えられていたものが逸出し
たのでしょうね。上の方には墓地や畑がありますし、山裾には数軒の民家がありますから。
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二枚とも2019.4.14撮影
ハナニラは中南米が原産地で、我国へは観賞用として明治中頃に入ってきました。
丈夫で手間いらずな園芸植物で、耐寒性もあってマイナス10度くらいまで耐えられるようです。
種子でも球根でも増えるなど繁殖力旺盛で、最近では関東以西で野生化して、道端や河川敷など
で群生しているのが見かけられるとのこと。
繁殖力旺盛なことから、在来の生態系にとってはよろしからぬ種のようで、環境省が策定する
生態系被害防止外来種リストに収載されていようです。
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〈園芸種と雑草の間 ハナニラより〉
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2019.4.14撮影
ヒガンバナ科ハナニラ属の多年草で、中南米原産の帰化植物。花壇等から逸出し各地で野生化。
当たりの良い、やや乾燥気味の場所を好む。全体にニラ臭がある。
鱗茎は白色で直径1~2cmの卵形、自然分球でよく増える。
葉は鱗茎の頂部から4~5個が束生、やや多肉で扁平な広線形で長さ10~25cm、晩春に地上部
は枯れて夏越しし、初冬に新葉を展開する。
花期は3〜4月、葉間から1~3本の花茎を出し、茎頂に直径3~4cmの花を1個付ける。
花被片は白色~淡紫色で長さ1.5cmほど、星形に開出する。花被片は6個で紫色の中央脈があ
り、内花被片3個の方が外花被片3個よりやや幅が狭い。
花被の下部は合着して筒状、内面に6個の雄しべがつく。うち3個は花口に近く、3個は花底
近くにある。雌しべは1個で子房は3室、花柱は子房の2倍長で柱頭は浅く3裂する。
果実は蒴果、円筒形で長さ1cmほど。種子は倒卵形、黒色で長さ2mmほど。
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