南三陸町戸倉地区の南部、山中での植物観察を終えて林道まで下ると、そこは三叉路になっています。ちょうど東側が見晴らせるので、リュックを下ろして休憩しましょう。一休みした後、東側路肩の植物観察をしていると、草むらの中に黄色い花がたくさん咲いているのを見つけました。よく見かけるヘビイチゴよりも、葉や花が大きめですから、ヤブヘビイチゴかミツバツチグリのいずれかでしょう。植物図鑑を持ち歩いているわけではない . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区の南部、山中での植物観察を終えて山道を下っていくと、沢に
出ました。山道は沢を渡ると直ぐ林道へ出るようですが、沢筋には山中と違った植物が
見られることもあるので、少し沢を遡ってみました。
細い流れの傍で見つけたのがモミジガサです。山菜として食されていて、東北地方では
「シドケ」と呼ばれ、人気があります。
ただ、写真のシドケは、山菜としての採取時季を逸しているかも知れませんね。
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気仙沼市本吉町小泉地区、山間の集落道を下っていると、下の耕作放棄地の際に
白い花が点々と咲いているのを見つけました。道路法面を下って観察すると、園芸種
のスミレのようで、たぶん・・アメリカスミレサイシンの品種の1つでしょう。
民家の花壇などから逸出し、ここで野生化したものと思われます。
二枚とも2018.5.6撮影
花の直径が2 . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町南部、田束山頂から北東に下る主稜線上には防火帯が設けられていて、
毎年刈り払われているので起伏に富んだ草地のようになっています。
防火帯からは林際の木々が望めますから、梢に咲く花を撮影するには好都合です。
本吉町山田地区から主稜線まで登り、ここからは防火帯を北東方向へたどって、同小泉
地区へ下ることにします。標高差で50mほど下ると、東側の林際の木に白い花が枝いっぱい
に咲いている . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町南部、田束山麓の林道を上がって終点まで行き、そこからはスギ
やヒバの造林地を登っていきます。造林地を抜けてからは雑木林内の尾根筋を登るつもり
でしたが、ツツジなどの潅木が多いため少し西へ避けて、斜面を登ることにします。
林床にはチゴユリがたくさん咲いているので、それを踏まないようにジグザグに登って
いると、サクラの花のような白い小さな花を見つけました。
「あれっ、ワダソウじゃないの . . . 本文を読む