里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ラセイタソウ 岩壁の実生株

2020-12-28 | 日記

石巻市北上町十三浜地区、漁港から荒れた林道を北へ向かい、途中から細道を下って海岸
へ出てみました。あまり波の無い日でしたから、波打ち際や岩場を巡っていると、岩の割
目や窪みに小さな緑葉が点在しているのを見つけました。
歩み寄って確認すると、葉脈が深く刻まれているのでラセイタソウの小株ですね。

                             二枚とも2020.12.17撮影

一つひとつの果実は、翼状の宿存花被に包まれた痩果です。形状は薄い卵形~楔形で長さ
は2~3mm、その中心に薄い楕円形の種子が1個収まっています。
薄く小さな痩果なので岩の割目などに入り込み、そこで発芽~生長するのでしょう。

                                 2020.12.17撮影

ラセイタソウは2017年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/a297655c078cf312f77bb2386a5c05e2

 

 



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