石巻市北上町十三浜地区、漁港から荒れた林道を北へ向かい、途中から細道を下って海岸
へ出てみました。あまり波の無い日でしたから、波打ち際や岩場を巡っていると、岩の割
目や窪みに小さな緑葉が点在しているのを見つけました。
歩み寄って確認すると、葉脈が深く刻まれているのでラセイタソウの小株ですね。
二枚とも2020.12.17撮影
一つひとつの果実は、翼状の宿存花被に包まれた痩果です。形状は薄い卵形~楔形で長さ
は2~3mm、その中心に薄い楕円形の種子が1個収まっています。
薄く小さな痩果なので岩の割目などに入り込み、そこで発芽~生長するのでしょう。
2020.12.17撮影
ラセイタソウは2017年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/a297655c078cf312f77bb2386a5c05e2
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