東松島市浅井地区西部、丘陵地の尾根筋は松混じりの雑木林になっています。これを登っ
て行くと篠竹が密生しているので、掻き分けながら登っていきます。
マツやコナラの樹下は篠竹が殆ど生えておらず、そこで休憩していると林床に小さな緑葉
が点々と見えます。そっと落葉を除けて確認すると、林床を這いまわっているつる植物の
葉ですね。たぶん・・テイカカズラの幼木の葉でしょう。成木の葉と違って細長く、葉脈
に沿って白斑が入ると、何かの本で読んだ記憶があります。
二枚とも2020.12.25撮影
篠竹の少ない場所を歩くと、けっこう生えていますね。ほんの数枚しか葉の無い株から、
長々とつるを這わせて、20~30枚の葉を付けている株もあります。
中には上手く立木にたどり着き、樹幹をよじ登り始めた株もあります。コナラや赤松など
の粗い樹皮の木がお好みのようで、つるから気根を出して樹皮に食い込ませ、それを足掛
かりにさらに上へと伸びていきます。
2020.12.25撮影
テイカカズラは2016年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/bc80ed728d9e3996d270bf91db640506
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