白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

長年憧れ続けた北の最果て

2014年08月31日 22時44分30秒 | 日記

山登りを始めて三十数年、本州の最果て青森の八甲田山と岩木山に登りたいと思い続けてきた。

先日、とうとう意を決して登りに行った。

初日はおんぼろ車で750km余りを走って種差海岸の民宿泊。

種差海岸はとても美しい天然芝の海岸。

雨で延期になったとかで、盆踊りをやっていた。

『種差の 憂き世忘れる 盆踊り』

 

 

 

2日目は八甲田山。

平日ということもあって、静かだった。

 

大岳の直下には立派な避難小屋があって、こんなところでゆっくり泊まってみたいと思う。

標高はそれほど高くないが、高緯度のため、北アルプスの3000m級の山に相当するという。

 

だった

 

チングルマが咲いていた。

『百の頂に百の歓びあり』

どんな山でも山頂は色々な感慨を与えてくれる。

 

この日は岩木神社のすぐ前のお宿泊。

前日が岩木神社の祭りでかなり賑わったようだ。

 

 

この日の宿は350kmほど先の、山形の由良温泉なので、残念だが車で8合目まで行く。

岩木山は八甲田さんとは違ってけっこう賑わっていた。

 

 

めまぐるしく雲が流れ、刻々と風景を変えていたが、雲の切れ間から北海道が見えた。

おいで、おいでと呼んでいるような気がした。

まだ、北海道へは行ったことが無い。今度計画しよう。

 

 

この日の宿も合格点。

今回の旅はどの宿も良くて、また泊まりたいと思わせてくれるものだった。

 

昨年は山形の鳥海山と月山。

東北の山は来年秋田、岩手あたりだろうか。

まだまだ、愉しみは終わらない。


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