五月、六月とささやかに蕎麦打ち教室を開いた。
コロナ騒ぎもあり、少人数だが、毎月一度は開きたいと思っている。
七月は今度の日曜日に予定している。
蕎麦は二八蕎麦と言って、蕎麦粉八割、繫ぎ粉二割で打っている。
家で打つ時もほとんど二八蕎麦だ。
特に不満はないが、何故か突然十割蕎麦を食べたくなった。
高山製粉の白樺という粉を使って、十割蕎麦を打った。
水を加えて掻き回した途端、強いそばの香りが立った。
二八よりはるかに強い香りだ。
十割蕎麦は打つのが難しい、繋がらない、とよく言われる。
打ち手にとっては、十割蕎麦が打てるというのはステータスだ。
だが、僕はもうそんなに若くはないし、野心も名誉欲もない。
蕎麦粉との対話で打っていくだけだ。
もう少し水が欲しい、もう少し丁寧に、ちょっと速く、という蕎麦粉の声が聞こえる。
打ち上げた蕎麦は香り高く、美味しかった。
ただ、食感はもう少しコシが強い方が好みだ。その点では二八の方がいい。
その時、ふと思った。
蕎麦に、かんずりを少しつけて食べたいなあ。
かんずりは越後の、唐辛子を雪にさらして発酵させた、辛さと旨さが絶妙にマッチングした優れものだ。
妙高あたりに今度買い出しに行って来よう。
お蕎麦、美味しそうですね!
かんずり美味しいですよね。
富山が実家の友人にもらったのが始まりでした。
唐辛子を使った調味料では群を抜いていますね。
焼いたお肉や鍋物に使ったりします。
お蕎麦にも合うかもしれませんね。
こだわりのあるお蕎麦、美味しそうですね。
当地でもブームでクラブがあるのですが
みんなこだわりが強くて一回でやめました。
でもブログを見て一人でやってみようかなって
思い出しました。
いつも楽しいブログ、ありがとうございます。
ゆずの風味が堪えられません。
好みは山菜の入ったかんずりです。
暖かいご飯に乗せると、他に何もいりません。