白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

中山道歩き   中間地点に到達

2011年05月20日 21時54分23秒 | 日記

去年の暮れから歩き始めた中山道も、歩き継いで中間地点まで到達した。

 

 

この日はNHKの朝ドラのロケ地、木曽の奈良井宿からスタート。

朝八時、流石にこの宿場町はまだ森閑として、観光客の姿はない。

江戸から京へ向かうこの街道は、いくつかの難所がある。碓氷峠、和田峠、塩尻峠、そしてこれから越えて行く鳥居峠。

山桜やコブシの花が咲き、柔らかな木々の芽ぶきの色が優しくて、さながらパステルカラーの水彩画のようだ。

晴れた五月、風は限りなくさわやかで、しばし東日本大震災のことや、原発事故のことなど忘れていよう。

鳥居峠はこれまで越えてきた峠の中でも一番楽な峠で、ちょっとしたハイキング気分。

峠を越して藪原宿、宮ノ越宿を過ぎる。

この辺りはまだ桜も咲いている。

木曽川の流れもすっかり春の色。左側に雪を被った木曽駒ケ岳が姿を見せて、中山道の中間地点に到達。

今回は木曽福島宿まで。

これから先は、妻籠、馬篭の木曽谷の核心部が待っている。


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