そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

これで「旅用ギターの旅」は終わるか?

2019-10-27 19:59:22 | 日々の泡立ち。
旅用のギターて、ここまで、トライ&エラーを繰り返す奴も、そういないと思う。私達、路上のミュージシャンは、旅に出て、観光の名所を「どんなもん?」とまわり、地元の音楽の店を堪能するこで、旅は終わらない。どうしても、訪れた街で歌いたくなるのだ。音楽がメインの旅であれば、何があっても自分の今、最高と思う楽器を持っていくのが最低限の礼儀だ。しかし、旅がメインとなれば、持っていく楽器も考えなくてはならない。そんな旅のギターをめぐる旅を永遠、続けてきた。最初は、いわゆるトラベルギター。しかし、そんな中途半端なギターでは満足なんかできなかった。次に、持っていったのは、中古のフルサイズギター。これは、モーリス、ヤマハ、タコマなど、色々なメーカーを試したが、満足することはできなかった。そして、たどり着いたのが、ピグノースの小さいスピーカー内蔵のエレキ。これは、よい選択なのだけれど、アコギでないし、結構な重量なんだ。そこで見つけたのが、テイラーのGSミニ。これは、相当、よい選択ではあるのどけれど、青柳さんには、
どうにも音が硬く感じた。GSミニを追う形で出たマーチンのドレッドノートジュニアは、青柳さんの好きなサンバーストカラーもあり、ルックス的には酔っ払ったが、音が気に入らず、手に取るまでにはいたらなかった。そこで、青柳さんが、最後の選択として考えたのが、ウォルナットのスモール・ギブソン。通常のギブソンギターは、サウンドは、ムーディで、かっこいいのだけれど、相当、できのよいビンテージでもなけば、音が通らず、とても道端の演奏では使うことができない(と青柳さんは考える)。そこで、ウォルナット材の硬くて、抜ける音にかけてみることにした。これが、「最後の旅紙」になる事を祈ろう。希望する所は、旅先の道でも、ガンガンに演奏てきて、旅先のちょっとした音楽の店でも、我慢できる範囲のレベルの音で演奏できる。しかも、小さくて、軽いこと。さて、この娘は、その通りだろうか? 路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信