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トレーニング法についての誤解

2005-05-01 16:45:14 | トレーニング理論
 サンボラボHPの中でロシア式のトレーニング法を始める前と1ヵ月後の写真を載せていますが、どうも、あの写真をみて、誤解される方が多いようなので外そうかと検討中です。
 あの写真をみて、おわかりの様に、確かに私はロシア式のトレーニング理論に基づき、チューブで鍛え、僅か1ヶ月で、自分でも信じられないくらい筋量が増えたのは事実です。しかしながら、それはあくまで、たまたまの結果であり、筋量を増やす事を目的とされる方にはロシア式のトレーニングはおすすめできません。目的が違うのです。(メールでも、「チューブのトレーニングで筋量が増えるなんて凄い!私もやってみます」みたいな方がいらっしゃいますが、その様な方の購入は、丁重にお断りさせていただいてます。)

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 ただ、僅か1ヶ月で劇的に筋量が増えた事は、私としても気になっていましたので、その理由を考えると

 1、全身の力を連動させるクセが身につき、それまで使っていなかった筋肉が刺激され、活性化した。(つまり、それまでは、全身ではなく一部の筋力に頼って戦っていた)

 2、サプリメントに頼らない食生活のおかげで、体内で栄養素の合成能力が高まった。(人工的なものではないので、非常に効率よく吸収された)

 こんな具合ではないかと、思っています。

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 運動に必要なトレーニング法というのは、身体の強化も必要なのですが、大切なのは量(筋量とか、単純な筋力)だけではなく、質や機能であることを忘れてはいけません。
 今までのトレーニング法は単純に筋力や全身の持久力を主体として考えられてきました。選手がウエイトの専門家にアドバイスを求めれば、とりあえず、そのスポーツで役に立ちそうな筋肉をつける為のメニューを作り、更には持久力をつけるため、エアロバイクをさせたり、走りこませたり。
 この様なトレーニングは、うすうす間違いなんじゃないかと、気づいている人も多いはずなのに、いまだにやり方を変えず、他の方法を試そうとしないのは、とても不思議に思えます。

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 ロシア式のトレーニング法は

 1、全身の強化

 2、連動を身につける(約500の筋肉、約200の骨を有効に利用する能力)

 3、ブレーキを解除する(力をダイレクトに伝える為に、ブレーキとなる筋肉を脱力させる能力)

 4、ぶれない軸を作る(力を発揮しながらも軸をしっかり守る能力)

 以上を鍛える為のものなのです。

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 ロシア式トレーニングマニュアルを購入希望の方は、こちらもご覧ください
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