旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

腕十字ディフェンス解除の科学

2017-07-13 16:39:00 | サンボの技術
サンボ基礎技術講座の

『ヤスケビッチ式腕十字』では

回転の後、身体をわざわざ仰向けにしなくても

斜めのまま極めた方が

更に強い腕十字になると説明しましたが

相手がガードしてきた場合も

身体を斜めにしたままの方が

解除も楽なのです。

相手のガードが襟ならば

仰向けになっての形でも

手首を掌屈させる基本的な方法で

簡単に解除可能ですが、

面倒なのが反対の手で

取られる側の手首を掴んだガードで

基本的な方法では解除できません。

この場合、仰向けの腕十字なら

肘を入れる方法を使ったりして

ガードを解除しますが

斜めの状態であれば、その方法を

使う必要すらないのです。

詳しいことについては

以前のWEB教室で解説しましたが

わかる人は貼りつけた画像でも

理解していただけると思います。

※ヒント
角Dを鋭角にすることで
角Cは消失し別の角Eができます。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。