ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

電話

2014年05月19日 04時46分12秒 | ちょっと休憩

携帯電話の時代になって音質や繋がりの悪さが気になっているかたは多いと思います。

LTEになってマシになる、とはキャリアの言い分で、実際の所は変っていないも同然のような気がするのは私だけでしょうか?

と、言いながらも昔から有線の据え置き電話でも電話の声でも聞きづらいことはありましたから、面と向かって話をするのとは訳が違うのが電話、という事ですね。


我々の場合、お電話で予約を伺うことが多いのですが、聞き間違い、或いは「曖昧な聞き方」になる事が少なくありません。

お名前、例えば「樋口=ひぐち」を「きうち様」とか「いぐち様」と聞き間違えていたり、「次の(週内の)〇曜日」を「次の週の〇曜日」と聞いて一週間違えて聞いたり、「8日(ようか)」を「4日(よっか)」と聞いたり・・・・

他にも色々あります。

で、「聞き直したい」というところで「圏外」になって話が中断してしまったり、電車の音やクラクションで声がかき消されたり。

勿論、店の中の音がうるさくてお客様が聞き取りにくかったり、もあるでしょう。

「聞き間違い」や電話の問題だけでなく「言い間違え」もあります。当たり前のことです。

多いのは日付と曜日が合わないこと。

人間ですからね。

そこで必要なのは「復唱」をすることです。

日時や人数を繰り返す。

大事な内容を繰り返す。


しかし、ただ繰り返しても意味がありません。

何故なら言った人、聞いた人はそれぞれ「正しいつもりで言っている、聞いている」のですから、BGMのように繰り返したとしても「うん、そうそう」としか答えないのですね。

いかにお客様に伝わるかを考えながら、しかも手短に話す。

私も含め大事に考えたいものです。

大きな予約事故はそれを意識していれば殆どの場合は回避できるのかな、と・・・・・

そむりえ亭は新しいスタッフ2名がまだ慣れずにお電話で失礼な事を伺うかもしれません。

私は私で「いつもの感じやな!!」と勘違いの伺い方をするやもしれません。

どうぞ、その時はご容赦ください。

ちなみに30年前からのお客様の声でも電話ではどなたか判りにくいですし、私が出ても「えっ、新人さんかと思たわ!!」ということも少なくない、という事を付け加えておきます。