この「転売ヤー」という言葉に類するものは昔からありました。
かつては「転売屋」と言われていましたし、コンサートやスポーツチケットなどは「ダフ屋」として大昔からいます。
まあ、どの世界でもあるということですが、ワインを含む酒類の「転売ヤー」が目立つようになったのは意外に新しいことです。
例えばかの「DRC」でも20年前なら正規品でなくても「少し高い」程度で済んでいました。
それが今は10倍20倍などで転売されている現状。
実際に「そのワイン、そのウイスキーを【飲むため】に欲している人」には迷惑な話です。
更には、それらの空き瓶を入手し、フェイクのワインを偽造し、ネットオークション等で販売するといった悪質なものもあります。
皆さんには、転売ヤーの私腹を肥やす手に乗らないでいただきたいと思うのです。
また飲食店で正規で手に入れた品を「その場で」消費して貰わずにテイクアウトさせる=まさしく転売をしているケースもあります。
仮に転売だとしても「家でゆっくり飲む為」のものなら目を瞑って見過ごせますが・・・・
実はかつて(10年以上前)私にも覚えがあるのです。
しかし、正規の価格からはかけ離れた天文学的な価格が当たり前の世の中であってほしくありません。
仮に私が正規品を手に入れても「横流し」や「暴利をむさぼる」ことは致しませんので安心なさってください。
そして「バカ高い価格で入手して、やむを得ず高く売る」こともしませんし、「適正な価格での流通」に努めたいと思います。
そむりえ亭では通常はグラス販売ですが、時折「そういったアイテムを開ける機会」があります。
その際は「あれって、そんな価格で飲めるんや」と言っていただけるようにご用意したいと思います。
さて今日23日はご予約一件のみです。
お待ちしています。
樋口誠