私が子供の頃は「父が靴の形の入れ物にお菓子を持って帰ってくる」であって、決して派手なものでは無かったと思います。
いや子供でしたから知らなかった、のかもですが・・・・
そして大人になって直ぐはバブルの手前ですから、やはり「さほどではない」印象です。
が、80年代の半ばには途轍もなく派手な時代になります。
私はホテルのフレンチにいましたから、なお一層派手な世界でした。
まさに「札束が飛び交う」感じです。
時代はかわり不景気を経験して、またアベノミクスで若干の「あおり」で浮足立っている報道がありますが、どうなんでしょうか?
アメリカ村は実際の所、クリスマスらしい装飾はあまり感じませんでしたし、お客様はアメリカ村に限らす、芳しくない事を聞いています。
そむりえ亭に関していうと一回転分は予約が入りましたが、「ホテル時代の様に時間を制限したくない」という考えでご予約をお受けしましたから一回転で終わりです。
1989年の私の所属したレストランの夜営業は完璧に3回転でしたから及びもつきません。
そむりえ亭を始めて6回目のクリスマス。
バブリーではありませんが、穏やかでしっかりとサーブ出来た「私としては満足」な営業でした。
負け惜しみではありません。
ちゃんと自分の意志で「コースだけではない」「時間制限しない」「高いワインを勧めない」「やりたいサービスが出来る」を実践するというのは楽しい事です。
まだまだ未熟ですが、今日今年最後のクリスマス営業を楽しく終えたいと思います。