通じる話や言葉が違います。
当り前の様ですが、なかなかそれを修正できないのも事実です。
「そんな有名な話、知らんわけがない」
「え、その食材は〇〇な食べ方以外ありえへん」
「今、喋ってた言葉って何弁?」
放っておくと「ようわからんけど、ふんふん言うといたらええねん」と流されて終わりかもしれません。
ただ、どこのお店でも店主(そむりえ亭の場合は私)に近い年齢層が多く、年代的な話題の認知度ショックはあまりありません。
昨日などは上下差3歳の3組6名様でしたので、どこのグループでも話が合います。
しかも、皆さん大阪の方で、方言も問題なし。
ところが日によっては年代差も出身地の差も幅広い日もありまして、そうなると上記の様に「知らん、解らん」の応酬になるわけです。
少なくても若い世代の人に「そんなことも知らんのか?」は避けたいところです。
だって私も親の世代の話についていけませんでしたし、30代半ばまでは他府県の名物なども「ほとんど知りません」な状態でした。
今でこそ、ソムリエ協会の仕事で各地を周りましたので「そこではアレが有名やったな」「あそこは醤油が甘いところや」「東京辺りでは鱧はあまり知らんし・・」
或いは「その言葉は大阪だけでなく西日本の殆どで通じるはず」とか「今の大阪ではその言葉は死語」なども、なんとなくではありますが判ります。
時には「判らない言葉を使って遊ぶ」とか「他所の地の食文化の教えを乞う」などすると面白いですね。
少なくても「今の若いものは」とか「やっぱり大阪がええな」とバリアを張ると井の中の蛙で終わってしまうこと請け合いです。
さて今日はお休みですので、そういう楽しみな出会い=接客は出来ませんが、明日や明後日はどうなりますでしょうか?
いい仕事を選んだものです。
あ、昨日から記念品をご用意しています⇐(昨日の記事にリンク)
是非、ゲットしにいらしてください。
樋口誠
PS:お休みですがSNS(Facebook、Twitter、Instagram)のメッセージ機能でのお問合せは可能です。