#横浜青葉温泉
喜楽里別邸
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東急こどもの国線
#こどもの国駅
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▲こどもの国線のこども駅。始発の長津田駅から二駅目で終点だ
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▲日曜日だったけど、なぜか制服をきた女子高生の集団が押し寄せていた
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▲電車は子どもが喜ぶような牧場仕様
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▲改札口
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▲出て振り返ったところ
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▲出たら左にむかい
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▲そのまま直進するだけ
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▲横断歩道も渡り
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▲左に横浜青葉温泉がみえてくる
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▲広い駐車場。この奥に入り口がある
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▲到着
横浜青葉温泉は、2024年3月20日にオープン。訪れたのは5月中旬だったので、出来立てホヤホヤの時に訪れた。
中にはいると、玄関先のところで温和そうな40代半ばぐらいの女性が立っており、顔をみるなり丁寧にお辞儀して、「下駄箱は右側になります」と案内してくれる。
中にはいると、玄関先のところで温和そうな40代半ばぐらいの女性が立っており、顔をみるなり丁寧にお辞儀して、「下駄箱は右側になります」と案内してくれる。
下駄箱の鍵は精算する際の精算バンドになるので、なくさないように注意しなければならない。
鍵をもって受付に進もうとすると、先ほどの女性が再び声を掛けてきて「招待券などはお持ちですか?」と聞かれたので「いえ、ないです」と首を横に振ると、「それでは鍵をかざしてお入りください」と言われた。言われたとおり下駄箱の鍵をゲートにぴッとタッチして入る。Suicaの要領だ。
ゲートの横には精算機があるので、帰りのときはその精算機で会計を済ませる。そして再び鍵をゲートにかざして出る仕組み。
受付を通らずに中に入ることにやや不安を感じたが、やってみるとこっちの方が楽かも。
やり方が浸透すればお店も人を減らして人件費が抑えられるだろうし、お互いにウインウインである。
ゲートを抜けると、さっそく目の前には食事処がある。とにかく食べてお金を落としてほしいという店側の思いが伝わる。やはりスーパー銭湯の経営を維持するのにこうした仕掛けが必要なのだろう。
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▲カレーうどんが名物らしい。だいたい千円前後が多かった
ゲートのすぐ脇のところには自販機があり、長いすも並ぶ。ここで入浴する前に小休憩もいいかもと思って、自販機をみると、飲み物はほぼ通常の値段だったが、ハーゲンダッツが390円に驚いた。ガリガリ君の値上げにも悲鳴をあげてる身としては、この値段では気軽に食べられない。ほかに瓶の牛乳などが売っていた。
長い通路を歩き、その途中ではマッサージや休憩所、軽食コーナーなどがあり、そうした誘惑を振り切り、奥の浴室の入り口へと入っていく。
脱衣場はきわめてシンプルで縦長となっていた。ロッカーの鍵は下駄箱の鍵と連動していないので適当に空いてるところを選ぶ。
ドレッサーは奥にあり、アメニティは化粧水や乳液など最低限。個人的には綿棒とティッシュがあれば満足なので、これで十分である。
肝心のタオルであるが、ない人は自販機で購入するしかない。フェイスタオルが200円でバスタオルが300円だった。レンタルをしないのはやはり入館時の手続きを省くためか。
浴室の扉をあけると、開放的な印象。
ちなみにここは古民家をテーマとしており、脱衣場から浴室にしろ天井は黒い梁が組み込まれ、パイプなども黒く塗られている。
浴室は入って左側に立ちシャワーがあり、右側はサウナ。
そのサウナの入り口横に水風呂がある。90センチぐらいの深さがある水風呂で、昨今の刺激を求める層に応じてなのか、かなり冷たい。肌感覚だと15~16℃前後か。
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出典:喜楽湯ホームページ引用
▲水風呂。写真はすべて女湯なので、記憶とちがう印象
▲水風呂。写真はすべて女湯なので、記憶とちがう印象
サウナは、ダブル熱風ロウリュサウナの看板が掲げてあった。名前だけでたじろぎそうだが、入ると通常の状況でもかなり熱い。そして案の定ビッシリと人が入っている。サウナハットを被ってる人もおり、サウナが文化として定着してる感じがした。
洗い場のカランは手前の左側に並び、壁際はコの字に沿って、真ん中に島カランがある。カランは従来通りの作りでなんら目新しさはなし。シャンプー類は高級そうな匂いがした。
浴槽はカランの前にある左の奥側と、右は先ほどの水風呂の奥に熱湯がある。
注目すべきは、関東最大級の高濃度炭酸泉と胸を張る浴槽。
高濃度炭酸泉の湯船としてはかなり広めであるが、注目すべきはその炭酸泉の奥にある寝湯だ。これは従来にない設備と言っていいだろう。
以前から炭酸泉に寝湯があればいいのにナァと思っていたら、ついに実現してくれた。枕の部分はマット感触で柔らかいので安心して頭を預けることができる。
目の前の仕切部分は本来だとガラス張りであるが、すべて取り除かれてあるので風の通り道になり、解放感があって気持ちいい。
そのため炭酸泉の寝湯は、ここ一番の人気のスポットだった。気持ち良さのあまりに爆睡中の人もいた。実際に入っているとお湯のベッドという感じだ。
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出典:喜楽湯ホームページ引用
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出典:喜楽湯ホームページ引用
▲炭酸泉の寝湯
炭酸泉の左側がジャグジーのスペースで、ボディジェットや電気風呂、ハイパージェットなどがある。温度は40℃ぐらいか。
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出典:喜楽湯ホームページ引用
浴室の右奥にある熱湯は、42℃ほど。そんなに広くもなく、地味で利用客も多くなかったが、個人的にはこれぐらいの温度がちょうどいい。
露天風呂は二重扉を抜けると、まず最初にその景色を見入ってしまう。
借景のように竹林が露天風呂を覆い、里山の中に来たような気分。といっても実際にこのあたりはまだ緑豊かで、こどもの国や緑山スタジオがあるので、こうした場所を見つけて作ったのだろう。
露天風呂の特徴は、ゆったりと外気浴ができるように手前のスペースを広く確保しており、椅子とリクライニングチェアが無数並ぶ。
浴槽は奥にあり、かなり広くてお湯は温泉のようだった。
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▲成分はナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉らしい
竹林の湯と命名されていたが、来た時はまだ正式には認定されていないらしく、温泉自体は仮認定扱い。
ちなみにここの温泉(仮)は無色透明で匂いもほとんどなく、正直温泉らしい感じはしなかった。
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出典:喜楽湯ホームページ引用
浴槽は2つに分かれていて、ひだりの主浴槽が40℃ぐらい。みぎの小さいほうが41℃ぐらいだろうか。
最後に、右にあるのが寝ころび湯で、入ると枕は石だったので硬いが、お湯は40℃ぐらいとぬるくて気持ちいい。
先ほどの炭酸泉の寝湯も良かったが、個人的にはこっちのほうが好みだ。
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出典:喜楽湯ホームページ引用
ところでここはこどもの国駅が最寄り駅であるが、小学校以下の入浴は禁止となっている。そのため送迎バスには大人だけの入浴施設と書かれてあったが、小学校以上は入れるので、もちろん子どもは普通にいる。
それと不思議に思ったのは、男湯に小さい女の子が入っていたことだ。神奈川県の条例だと混浴はおおむね7歳以上から禁止なので、女の子がいること自体おかしい。小学校一年生(6歳)ならギリギリセーフではあるが、やはり誤解を招かないためにも混浴は禁止にすべきだろう。
こんな感じで一部で疑問に思うところもあったが、全体を通してみるととにかく清潔さはすばらしく、今までの中でもっとも綺麗な施設だった。それもそのはずで、常に複数の従業員が巡回して清掃や片づけに勤しんでいた。
教育も徹底しており、すれ違うたびに逐一丁寧に挨拶をしてくれる。
値段はスーパー銭湯の中ではリーズナブルなところなのでさほど期待していなかったのだが、この値段でこの質の高さは正直驚かされた。
設備はほぼ従来通りであったものの、ここのシステムはスーパー銭湯の完成型をみた思いだった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 こどもの国
経路 左に直進するのみ
周辺の環境 竹林
●空間演出
建物外観 普通のスーパー銭湯
壁画・眺望 竹林
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 休憩処
脱衣所 縦長
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 水風呂、熱湯、高濃度炭酸泉、ジャグジー、電気風呂、露天風呂、寝ころび湯
サウナ あり
温度 39~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 すごく丁寧
清潔さ めちゃくちゃ綺麗
貸しタオル なし(購入200円)
備え付け あり
◆人
受付 40代の女性
客層 幅広い年齢
【案内】
料金
大人(中学生以上)
平日 1,100円/土・休日 1,300円
特定日 1,300円
小学生
平日 700円/土・休日 800円
特定日 800円
<温熱房(岩盤浴)>
平日 500円/土・休日 600円
特定日 600円
(フリータイム制/岩盤浴着・大判タオル付)
販売タオル:200円
販売バスタオル:300円
2024年6月1日より料金表が変わりまます。
大人(中学生以上)
平日 1,100円/土・休日 1,300円
小学生
平日 700円/土・休日 800円
<温熱房(岩盤浴)>
平日 500円/土・休日 600円
(フリータイム制/岩盤浴着・大判タオル付)
販売タオル:200円
販売バスタオル:300円
カード利用
可(MUFG,DC,UFJ,Nicos,VISA,Mastercard,JCB,American Express,Diners Club)
電子決済
不可
営業時間・営業期間
9時~24時(最終受付23時)
<お食事処「彩キッチン ゆらり」>
[月~木・日]
10時30分~23時(ラストオーダー22時30分)
[金・土・祝前日]
10時30分~23時30分(ラストオーダー23時)
<カフェ『ここちCafé』>
11時~22時
休業日
年数回メンテナンスのため休館する場合がございます。
電話
045-961-2626
住所
神奈川県横浜市青葉区奈良四丁目5-1
交通アクセス
<電車でお越しの方>
東急こどもの国線こどもの国駅より徒歩7分
<車でお越しの方>
東名高速道路
横浜青葉ICより約20分(7.5km)
横浜町田ICより約25分(9km)
※ニフティ温泉ホームページ転載