銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

宮前平源泉湯けむりの庄(川崎・宮前平)

2023-06-10 06:31:00 | スーパー銭湯
#宮前平源泉
湯けむりの庄





東急田園都市線
#宮前平駅
▲宮前平駅。お隣の鷺沼駅には三苫選手などサッカー日本代表を4人も輩出したさぎぬまSC(サッカークラブ)がある


▲ここのホームドアは幅がやたらと広い。6ドアと4ドアに対応するため実験的に作ったそうだ


▲階段をおりて


▲改札口


▲改札口を出て右(北口)に向いたところ。奥にうっすらと横断歩道が見えると思うのだが



▲その横断歩道を渡って目の前にある建物の左端まで行く


▲渡って左に向いたところ


▲建物の端っこで止まる。すると右に坂道が見える

▲奥には湯けむりの庄の看板がある。→に向かえとある


▲なので右にある富士見坂をのぼる。かつては富士山が見えたのだろうか


▲ずんずんのぼる


▲ベンチがあるところで立ち止まり


▲右折する


▲あとはのぼった先にある


▲建物が見えてきた


▲石造りの看板


▲入り口は真っ直ぐのぼった先



▲到着。ホームページやGoogleマップは徒歩4分とあるが、平地で歩くスピードを前提としてるので実際は6、7分掛かった


▲駐車場はもちろん完備


▲駐車場からの眺めはいい


入り口にすすむと玄関のところからアロマの匂いが漂う。和傘が飾られ、梅雨の時期の装いだろうか。
左に進むと下足箱。靴をあずけて入り口の自動扉をあけると、その左側にフロントがある。


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用
▲エントランスの左側にある下足箱


対応してくれたのは50代ぐらいの女性。こういうところは丁寧な接客をしてくれるので安心だ。
「ご利用されたことはありますか?」と聞かれたので「初めてです」と答えると、タブレットのところまで案内されていくつか注意事項が示される。口頭では「タトゥーなどはありませんか?」と聞かれた。
「ないです」と答えたあとにバーコードのついた腕輪(リストバーコード)を渡されて、帰りのときにそのバーコードで一括精算するので財布代わりになると伝えられる。
最近のスーパー銭湯だと、下駄箱の鍵にバーコードがつけられているので、わざわざ渡されることはない。その点で少し古いシステムかもしれない。最大で下駄箱の鍵、リストバーコード、ロッカーの鍵と3つも預かることになる。


フロントを抜けると、右側に食事処がある。アカ抜けた雰囲気でちょっと敷居の高さを感じるほど。それぐらい洗練されていた。
直進した奥の地下へと進むと、マッサージの施設があるようだ。坂道に作られた建物なので高低差を利用してる。
左に進めば浴室への道へと続く。フロントや各種サービスが受けられる「母屋」と浴室や休憩所がある「離れ」とに分かれている。
途中にはグッズ売場があり、先ほどの受付の裏側は精算フロントになっている。
帰るときはここでバーコードを読みとってもらい、清算したあとに渡されたQRコードの紙を出口の端末に読みとらせてゲートを抜ける。


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用


先ほどのフロントの人に案内された通りに、離れの通路へと歩いていく。
途中で岩盤浴の部屋を横切り、マッサージチェアや脳判定?の機械があるスペースを抜けて


▲このように照る照る坊主や傘が飾られた通路を通り


ようやく離れのフロントに到達する。
ここのフロントでは先ほどのバーコードを読みとってもらい、部屋着とタオルセットを受け取る。返す時もここのスタッフに渡す。スタッフは二十代ぐらいの男女で、女性がすごく綺麗な人だった。
女性の浴室は階段をのぼった先、男は左側のすぐ目の前に入り口がある。その階段と入り口のはす向かいに休憩所。リクライニングチェアにテレビがついたものが並び、ほとんど埋まっていた。さらに右側の地下にも休憩所がある。女性専用の休憩室もある。ついでにいうと浴室も女湯にしかない設備が複数ある。かなり女性を優遇したところのようだ。そのためか女性客の多さが目立つ。
このときは外国人と日本人の混ざったグループがいて、日本人がなにやら休憩所を解説していた。


のれんをくぐると、縦長の脱衣場のスペースが広がる。
右の壁沿いと真ん中の島ロッカーが奥まで続き、一番奥には小さな畳敷きがあった。そこで仮眠もできるようだ。しかしなぜ脱衣場に畳敷き?
左側にはドレッサーが連なるが、そんなに数はない。アメニティは、ティッシュと綿棒のみ。入り口横に給水機がある。


左側にある浴室の扉を抜けると、カランを真ん中にして、湯船やサウナが左右に分かれている。
手前にはさっそく水風呂だ。こちらはそれなりに広くて詰めれば10人は入れるかも。水温はそんなに冷たくなくて18℃ほどだ。
水風呂の横にサウナがあった。サウナはやはりここも大人気で、一時期6~7人は外で行列ができていた。中に入ると、スーパー銭湯としてはやや中規模かなと感じる広さ。サウナブームの前に作ったものかもしれない。人は極限まで詰まっており、入った瞬間にギョッとした。
ここはセルフロウリュ(自分で水を垂らす)で、アロマ水を用意している。
温度はすごく熱くて体感的には100℃ぐらいはあったかも。みんなロウリュのしすぎだ。顔が熱くて無理だと思いすぐに逃げ出した。ここでもサウナハットを被ってる人がいて、サウナカルチャーが広く浸透してることを再確認した。


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用


浴室の真ん中にあるカランは通常のスーパー銭湯と同じだが、シャワーの勢いはかなり微妙。決して悪くはないが、もう少し圧が欲しかった。
備え付けは、ハーブが入ったボディーシャンプーなどがある。


右に目を向けると、こちらはスタンダードな湯船が揃う。
カランの裏側には腰掛け湯があって、背中からお湯が流れ、足下は足湯となっている。黒湯で温度はちょっと高めかも。首を縁に預けて足を伸ばしていると、窓から入る初夏の風が気持ち良くて睡魔に襲われた。


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用


上方面には黒湯がある。10人ぐらいは入れる広さで浅浴槽だ。温度は低くて40℃に満たないぐらい。冬もこの温度だとちょっとぬるく感じるかも。
反対方面(浴室の右下側)はジェット関連の湯船が並び、左側にあるのが深浴槽(90cm)の座湯で、右側は寝湯である。ジェットの勢いはかなり強くて最初は気持ちいいけど、途中で背中が痛くなってきた。
ジェット関連の温度はともに39~40℃ぐらいなのでかなりぬるめだろう。


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用


浴室の右奥にある二重扉を抜けると、露天風呂が広がる。露天風呂はさえぎるものがないので開放感が素晴らしい。
露天風呂のすぐ左にある湯船は、炭酸琥珀湯と命名されていて炭酸泉と黒湯を混ぜたものだ。解説には日本初とあった。
今でこそ炭酸泉と黒湯の組み合わせは珍しくないが、ここが初めての試みだったとは知らなかった。


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用
▲露天風呂の写真はすべて女湯


露天風呂の真ん中には上下段に分かれる円形の湯船が2つ。下の方はほぼ半円の形をしていて、黒湯。
温度は室内より少し熱めで41℃ぐらいか。ちょっと前までだと、浴室の湯船よりも露天風呂のほうが温度が低い傾向にあって、なぜ外なのに室内より温度が低いのか理解できなかったが、最近は露天風呂のほうが温度が高いところが増えてきた。体が火照ったらすぐに外気浴で冷やせるし、このほうが合理的だと思う。
そして上段にある湯船は一番熱いあつ湯で、こちらは43℃、もしかすると44℃ぐらいあったかも。これぐらいだとお湯に入ってると実感できる。


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用


露天の右奥と正面奥にはつぼ湯が並ぶ。
右にあるのはよくあるもので、こちらも黒湯。それ以外は変哲もなかった。
正面奥にあるつぼ湯は親子つぼ湯と命名されていて、2人用。1人で使えばゆったりと足を伸ばすことができるので、これを標準にしてほしいぐらいだ。


最後は露天の左隅にある、うたたね湯。
こちらも黒湯が使われていて、枕が石ではなく木だった。
木なので少し柔らかめかかなと思ったら、むしろ石よりも硬いんじゃないかと思うほどカチカチだった。
お湯の厚みは浅いけど、ちょうどいい熱さで、横から吹く初夏の風がとても気持ちよく、またしても睡魔に襲われた。


出典:宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ引用


客層はやはり若者が中心で、高齢者や中高年はここでは少数派だ。外国人の姿もチラホラみられた。
先ほどの高濃度炭酸と黒湯のところは温度が低くてゆったりできるせいか、たむろしている若者の入浴客が目立った。
ただ全体的にはそんなに騒がしくないので、落ち着いた雰囲気。


ここは少し前まであまり人気ゆえに入場制限をするほどのところだったが、今も人気とはいえそこまで混んでいない。
その理由としては、やはり他のスーパー銭湯が軒並みキャッチアップしてきたからだろう。銭湯文化が廃れてきてると言われるが、スーパー銭湯に関してはその進化スピードが早い。
初めて来た感想としては、新鮮な驚きもあって、まだまだパイオニアとしての強みを感じられるところだった。
もろもろに見られる細かい気遣いやおもてなしは他の追随を許さない。
もうひとつ注目したいのは、お一人様の女性客が多いことだ。年配から若い女性まで1人で入ってく姿がとても多かった。
女性を優遇した設備が非常に多いというのもあるだろうが、大人向けの落ち着いた佇まいが1人で羽を伸ばすのに打ってつけの場所になってるのかもしれない。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 宮前平
経路 坂道をのぼる
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 スーパー銭湯
壁画・眺望 観葉植物
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 広い
シャワーの出 微妙
浴槽の種類 黒湯、黒湯炭酸泉、ボディージェット、座湯、つぼ湯、寝湯
サウナ あり
温度 39~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(セット込み)
備え付け あり

◆人
受付 20~50代男女
客層 若者や中高年、外国人


【案内】

住所

〒216-0006
神奈川県川崎市宮前区宮前平2-13-3

営業時間
平日 10:00〜24:00
土日祝 9:00〜24:00
(最終受付 23:30)

平日
大人1,430円
小人740円

土日祝
大人1,540円
小人850円

※宮前平源泉湯けむりの庄ホームページ転載

縄文天然温泉 志楽の湯(川崎・矢向)

2023-06-03 06:07:00 | スーパー銭湯
#縄文天然温泉 志楽の湯




JR南武線
#矢向駅
▲矢向駅



▲降りた目の前に縄文天然温泉の広告があった


▲奇遇にも、大人の休日クラブも縄文遺跡を紹介


▲改札口

▲出たところ

▲左側に進む


▲踏切があるので渡って


▲渡ったら左折


▲すぐに右折




▲ちょっと歩いた先のここで立ち止まり


▲左折




▲直進して公園を横切り


▲もう一つ公園があるところを手前で止まって


▲右折


▲あとは真っ直ぐ行くだけ

▲この鬱蒼とした森のようなところに縄文天然温泉志楽の湯がある


▲手前は駐車場で


▲駐車場の奥に進むと建物が見えてくる

▲灰色の建物が食事どころで


▲右が銭湯の入り口


▲到着


▲中に入るとこんな感じ


扉を開けて中に進むと薄暗い空間になっており、地方の老舗旅館に来たような錯覚を起こす。
右側に木製の下足箱があり、下足箱の横にフロントがある。
この時はコロナ対策が5類に移行したばかりだったのでまだフロントでは透明シートが張られ、検温器も置かれていた(ほとんどの人は使ってなかったけど)。
受付に立つのは、40代と20代ぐらいの女性。対応してくれたのは40代の女性で、スーパー銭湯らしくとても丁寧だった。
支払いは現金だけでなく電子マネーも使えたのだが、会計を済ませたあとに脱衣場のロッカーは100円が必要ですと言われ、それならはじめから現金支払いにすれば良かったと思った。結局、1000円札を崩してもらうことに。
レンタルタオルはフェイスタオルが150円なので、レンタルにしてはちょっと高い。休日に訪れたため、入浴料は1300円で合計1450円になった。


タオルの返却ボックスはフロントの正面(フロントに向かって背中側)にあるので、帰りの時にそこに入れる。
浴室の通路は奥に進んだ先の右方向で、左に向かえば食事どころと通じている。その手前には様々なお土産が販売していた。縄文とはほとんど関係ないものばかりだったが、唯一関係するといえば岡本太郎のモニュメントか。

▲食事どころの入り口


▲岡本太郎の作品は、縄文土器からインスピレーションを得たもので、岡本自身は川崎生まれである


右の通路に進むとさっそく板張りの廊下が続く。この廊下は立て付けが悪いのか、それとも元々そういう仕様なのか分からないが歩く度に板が跳ねて大きな音を立てていた。
さらに左の曲がり角を進むと、奥に縄文土器が鎮座し、そこから右が男湯で左が女湯となっている。


脱衣場はスーパー銭湯にしてはちょっと小さめですべて木材で作られている。縄文というコンセプトを看板に掲げているのでこのあたりは徹底している。ここも薄暗くて、ロッカーは100円玉を投入するコインリターン式だ。
ドレッサーには保水液らしきものが二種類とティッシュ、綿棒があった。


浴室の扉をあけると、最初に見えるのはカラン。右側に島カランが4つほど並び、かなりの数がある。カランは多ければ多いほど大正義なのでこれは歓迎。
一方で露天風呂の入り口がすぐ近くにあるためか5月に訪れたけど5月にしてはかなり冷えた日だったのでシャワーを浴びながら寒くて仕方なかった。
カランはみんな同じかと思いきや、ハンドシャワーの取り付け部分の高さが違っていたり、プッシュ式ではなくハンドルもあった。ハンドルは出しっぱなしにできるので、スーパー銭湯でこのタイプはかなり珍しい。シャワーは細い粒のタイプなので自分好みではなかったが、勢いはあった。


出典:縄文天然温泉志楽の湯ホームページ引用
▲実際はこんなに明るくなくて、外は雨の日だったので目が慣れないうちはかなり暗く感じた


カランの奥に進むと、右側には小さな浴槽が2つ並ぶ。味噌樽風呂と水風呂。味噌樽風呂は文字通り、大きな桶のようなもので、そこに白湯が入ってる。温度は39~40℃ぐらいと低く、深さもそんなにないので子どもが入れることを念頭に置いた物かもしれない。
水風呂は石づくりにタイルが張られ、ヒョウタンのような形をしていた。水温はおそらく18℃ほど。
その水風呂の横にサウナがある。


出典:縄文天然温泉志楽の湯ホームページ引用


サウナはかなりシンプルで、テレビなどはなかった。収容人数は詰めれば15人ほどでサウナブームの影響か知らないけど一時は行列ができるほど人気だった。
入り口近くには砂時計がいくつも置いてあり、活用する人が多かった。温度はスーパー銭湯にしては高めに感じた。


出典:縄文天然温泉志楽の湯ホームページ引用


そして浴室の一番奥の左側にあるのが主浴槽で、塩化物泉の天然温泉だ。
この湯船はとにかく広くて、どれだけ人が入れるんだろう?と思うほど広い。一般のスーパー銭湯に限ればここより広い湯船はちょっと記憶にない。
隅っこには巨石が2つほど点在し、天然石を置くことでなんとなく縄文ぽい?演出だろうか。
温度は41℃ぐらいとまあまあの温度で、久しぶりの塩化物泉だったので気持ちよくて長湯してしまった。


出典:縄文天然温泉志楽の湯ホームページ引用
▲晴れた日だとこんな感じかと思われるが、自分が来た時はここも薄暗くて、お湯の色が判別できなかった


露天風呂は先ほども書いたように、入り口を抜けてすぐ左側にある。
開けたら閉めてくださいと書いてあるが、開けっ放しの人が目立った。店側はなぜ半自動扉にしなかったのかちょっと疑問に感じた。


露天風呂に出ると、こちらは自然に囲まれた石作りの露天風呂で、ここがもっともコンセプトを忠実に再現した場所だろう。ホームページによると「信州八ヶ岳から230トンの安山岩」を運んできたそうだ。最初に作ったのも露天風呂というから、かなりのこだわりが感じられる。
薄目ながら濁った茶(琥珀)色の湯船で、こちらも塩化物泉と思われる。
温度はやや高めで42℃ほど。足下は平坦ではなく、凹凸があり真ん中に大きめの石が置いてあったりと、足下が見えないので躓きそうで危なかった。
広さもそれなりにあって10人前後は入れると思われる。真ん中には東屋があるので、雨の日も利用できる。


出典:縄文天然温泉志楽の湯ホームページ引用
▲縄文時代ということなので、とにかく自然がふんだんに取り入れて開放感もあって素晴らしい。周りに団地があることを忘れさせてくれる


客層は親子連れがいたり、若者同士や中高年といった構成。たまたまなのか、高齢者はあまり見かけなかった。かなり賑やかで常に話し声が聞こえていた。


実際に来てみると、縄文時代の世界をみごとに再現したスーパー銭湯と思いきや、やはり忠実すぎると現実には色々と不都合があるのか、どちらかというと江戸時代の銭湯を再現したと言われたほうが腑に落ちるような気がした。


出典:縄文天然温泉志楽の湯ホームページ引用
▲こちらは女湯の勾玉湯
土器風呂とか縦穴住居サウナみたいのがあったら面白かったのにと湯船に入りながら思ったりしていた


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 矢向
経路 踏切を渡って集合住宅地にむかう
周辺の環境 団地やマンション

●空間演出
建物外観 森
壁画・眺望 とくになし
統一感 あり
置物 土器
照明 暗すぎる

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 全面木材の空間
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 味噌樽風呂、水風呂、天然温泉、露天風呂
サウナ あり
温度 40~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(150円)
備え付け あり

◆人
受付 40代の女性
客層 多彩な年齢層


【案内】

神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1
JR南武線矢向駅下車、徒歩約6分
川崎駅西口より「川崎市営バス63・64系統」他「戸手小学校前」」下車、徒歩5分
JR横須賀線・湘南新宿ライン新川崎駅よりタクシー約5分
・横浜、尻手方面から国道1号線「都町」交差点を左折、セブンイレブン手前を右折し、約300m
・東京方面から国道1号線「都町」交差点を右折、セブンイレブン手前を右折し、約300m

料金

大人
平  日 1,100円
土日・祝 1,300円

子供[5歳~]
平  日 680円
土日・祝 880円


※ニフティ温泉ホームページ転載

両国湯屋江戸遊(東京・両国)

2023-05-13 06:20:00 | スーパー銭湯
#両国湯屋
江戸遊





都営地下鉄大江戸線
#両国駅
▲都営地下鉄の両国駅のA3出口。後ろにそびえ立つのは大江戸博物館。この時は大規模改修工事中で休館していた

▲出て正面に横断歩道があり

▲その横断歩道を渡った先に、江戸遊の広告看板がある


▲そのまま直進すれば

▲江戸遊に到着。あっという間の距離だ




▲ビル丸ごとで大きな建物である。白い部分がのれんを表現したものだろう


入り口に入って奥に進むと長方形に囲われたフロントがある。
下駄箱は手前かと思ったら、左の奥に進むとあった。男女に分かれていて、男が青で、女が赤と区別されている。
手前側の下駄箱はほとんど空いてなかったので、この時点で相当混んでることが分かった。フロント前も行列ができており凄く人気があるところのようだ。
待っていて順番が来ると対応してくれたのは20代の男性。ほかに40代ぐらいの女性と20代の女性がフロントに立っていた。大手になると対応は軒並み良いのだが、若い男性の対応はややぶっきらぼうな感じ。たまたまだったのか分からないけど。
初めてかどうか聞かれて、「初めてです」と答えると、それぞれのコースを紹介された。自分は銭湯オンリーで構わないので1時間コースをお願いすることに。値段は1500円とここの最安値である。ほかのコースは余計なサービスが加わり値段が高すぎるので、このコースがなかったらたぶん来なかったと思う。
支払いは下駄箱の突起がICチップになっているのでそれをかざして各種サービスを受けて、最後に精算する仕組み。
タオルとバスタオルは手提げ袋に入れられてフロントで渡される。返却する際は脱衣場の返却用バスケットに入れる。
時間制なので、説明が終わった段階で下駄箱のIC部分を端末にタッチし、そこから時間が開始される。
ちなみに帰りの会計は精算機がフロントのはす向かいにあるので、そこで手続きをする。支払いは現金だけでなく電子マネーなども使えて便利。
ゲートも下駄箱の突起をタッチすると開くようになっている。


男湯は2階と紹介されたので、エレベーターでのぼることに。
エレベーター前では綺麗な若い女性たちが列をつくり、なんだか場違いに来てしまったという感覚に襲われる。
エレベーターを降りると、入り口には重厚なのれんがぶら下がり、その反対側には休憩室が用意されていた。優雅な音楽が流れ、テレビもあった。
のれんをくぐれば脱衣場になるが、予想通りにだいぶ混雑していた。
ロッカーは横列にいくつか並び、一つひとつは細い縦型になっている。旅行者なども訪れていたが、スーツケースなどは一階の入り口受付で預かってくれていた。
ロッカーの横にはドレッサーが壁一面に並ぶが、ティッシュや綿棒、無数の化粧水がところ狭しと並ぶ。このへんの充実ぶりはさすがだ。
ロッカー同士の間隔は狭いので少しストレスを感じた。

出典:江戸遊ホームページ引用
▲使わなかったけどアメニティの品ぞろえはなかなかすごかった


脱衣場を抜けて浴室の扉を開けると最初は緩衝スペースになっている。ここでタオルを使って体を拭く。こうしたきめ細かい空間の使い方はスーパー銭湯ならではである。
その緩衝スペースを抜ければ浴室。
浴室は一般的なスーパー銭湯と比較するとすこし狭いかもしれない。
浴槽は左側から奥に掛けてL字に並ぶ。
カランは右側の空間にあり、落ち着いた灰色で統一されている。
カランの作りはほかのスーパー銭湯と変わらないが、歯ブラシにナイロンタオルや櫛などアメニティが用意され、備え付けはシャンプーにリンス、ボディーシャンプー、ボディーソープもあった。
ボディーシャンプーとボディーソープの違いはいまいちよく分からないが、とにかく種類が豊富。それと大手メーカーのものを使っており、巷の銭湯みたく備え付けが安っぽくない。
カランの作りは奥行きがあるので、銭湯の固定シャワーに慣れてしまうとちょっと使いにくいと感じた。


浴槽は手前がいきなり「あつ湯」で、足を入れたらたしかに熱かった。ここだと本格的に熱いお湯に入りたい人もそれなりに納得できる湯船だろう。とはいえめちゃくちゃ熱いわけでもなく44℃ぐらいか。これは薬湯仕様にもなっており、この日は菖蒲の香りを楽しめるものだった。入れる人数は、たぶん4人ぐらいが限度だと思う。
その奥が主浴槽となるジェットバスを備えた白湯で、奥がハイパージェット、手前が座湯になっている。
温度は41℃ぐらいとスーパー銭湯らしく適温。真ん中には手すりが設置され、足下には足つぼがあった。限られたスペースを有効活用するために色々とコンパクトに収容されている。


出典:江戸遊ホームページ引用
▲こちらは女湯なので壁絵が違っている


さらに奥が浅浴槽の高濃度炭酸泉。白湯とおなじぐらいの広さを誇り、それなりに人数を収容できる。
入ってみると炭酸の濃度はスーパー銭湯にしてはかなり低いなと感じた。このあたりは率直に残念だった。
そこから右に目を向けると水風呂がある。
水風呂は真ん中に段差をもうけていて、温度は20℃前後ぐらいか。スーパー銭湯らしく無難にまとめている。

出典:江戸遊ホームページ引用
▲濃度の低い炭酸泉


出典:江戸遊ホームページ引用
▲やや狭い水風呂


サウナももちろんあって、浴槽の対面にふたつある。右側がフィンランドサウナと命名されたもので、左が中温サウナ。
フィンランドサウナはやはり本格的な熱さで入った瞬間から強い熱波が体全体を覆う。広さもそれなりあり、定番のテレビが入り口近くに置かれてあった。この日は夫婦漫才で有名な大助花子のドキュメンタリーを流していた。
お隣の中温サウナは中温とあるが、さほど温度の差はなくて十分に普通のサウナとして通用しそうに思えた。
先ほどのフィンランドサウナよりは狭く、8人ぐらいが限度か。
ここもテレビが用意されてあるが、空撮された景色がひたすら流れるだけだった。

出典:江戸遊ホームページ引用
▲フィンランドサウナ


出典:江戸遊ホームページ引用
▲こちらが中温サウナ



そのサウナの裏側に立ちシャワーがある。湯船に浸かって、サウナを利用して、立ちシャワーで汗を流す動線を想定したものだろう。
ここが面白いのは、2つあるうちの一つは滝シャワーと呼ばれるもので頭上には桶が取り付けられている。ハンドルを下げると水がぶちまかれる仕組み。
滝シャワーというか、見た目とおりバケツシャワーである。


▲江戸遊独自のユニークな仕掛け


ここまでが室内で、奥の二重扉をあけると露天風呂になっている。といってもご存知のとおりビルに囲まれた立地なので、完全なオープンではなく天井部分と横板の簀の子から外気が入ってくる構造となっていた。そのために半露天風呂といったところだろうか。
入ってすぐ目の前は薬湯で、ここは森下仁丹が作った漢方薬だった。
見た目は青汁そのもので、なんとなく入るのに抵抗を覚えたが入ってみると匂いは通常の漢方薬湯と変わらない。むしろややマイルドで、温度は41℃ぐらいと快適。
その横に小さな窪みがあり、壁には湧出口があるのだが中は空っぽ。以前は使っていたけど、今はやめてその空っぽを誤魔化すように観葉植物が並んでいた。


露天風呂の左側奥には寝湯があるが、こちらは通常の寝湯と違っていて少し深みがある。なので入ってみると首をあずける角度がややキツい。ただそのかわりに半身部分はお湯にすっぽりと浸かるので冬場はちょうどいいだろう。通常の寝湯は体の表面が出てしまうので、冬の時期になるとちょっと厳しい時がある。
露天風呂のスペースは壁沿いに椅子が並び、みんな各々外気浴に浸っている。
ベッドチェアも二つあるが、こちらはかなり人気だったので、自分は使うことができなかった。


出典:江戸遊ホームページ引用
▲寝湯。写真は白濁だが、自分が訪れたときは透明の白湯だった


客層は多彩で、年齢層か幅広く、日本人だけでなく外国人(とくに白人)も目立った。フランス語とか聞こえたりとか、いかにも東京らしい風景。


壁絵は葛飾北斎の富嶽三十六景の神奈川沖浪裏を豆タイルで描いたもの。絵であるが、その絵を写実的に表現しているので、絵なのにまるで写真のようでもある不思議なタイル絵だった。


有名なスーパー銭湯ということでここはかなり期待を寄せたせいもあったが、一つひとつの質を考えてみると意外と普通かな?という印象を抱いた。
既存にないような新しい設備はなく、浴室に限ってみれば安パイにまとめられたという印象だ。
ただ、入り口から浴室までその空間演出は秀逸で、非常に洗練されていてお洒落。この特別な空間演出が広く支持されている要因かもしれないと感じた。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 両国
経路 すぐそば
周辺の環境 テナントビル

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 北斎の絵
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 広い
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 ハイパージェット、座湯、炭酸泉、水風呂、薬湯、寝湯
サウナ あり
温度 41~44℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(料金込み)
備え付け あり

◆人
受付 20代の男女と40代の女性
客層 多彩


【案内】

営業時間

10:00 - 翌8:30

住所

〒130-0014
東京都墨田区亀沢1−5−8

tel

03-3621-2611



通常コース
時間無制限
大人2,970円
中人2,270円
江戸遊カード会員2,570円
カード会員デー(毎週火曜)2,370円
休日割増料金
330円

3時間コース
大人・中人2,400円
休日割増料金
330円

短時間コース(60分)
大人・中人1,500円

深夜割増料金
深夜1:00~翌6:00まで
1時間ごと360円

入館回数券
10枚1セット26,700円

※江戸遊ホームページ転載

スパワールド世界の大温泉(大阪・動物園前)

2023-01-07 07:46:00 | スーパー銭湯
#スパワールド世界の大温泉







大阪メトロ御堂筋線
#動物園前駅

▲最寄り駅は動物園前駅。もしくはJRの新今宮駅。今回は動物園前駅から歩く


▲改札口をぬけて



▲地図をみると5番出口の目の前だ


▲5番をめざす




▲階段をのぼって


▲外にでたところ。なんとパチンコ屋さんの入り口と繋がっていた


▲ここを右にまがり


▲振り返ったところ。マルハンがでかい


▲左に歩くとドンキーホーテがみえるが、これもマルハンの建物の一部


▲ドンキに沿って歩くと


▲そのドンキ(マルハン)の裏手側にスパワールドがある

奥に進めばジャンジャン横丁


▲ジャンジャン横丁は、新世界(通天閣があるところ)を代表する食べ物屋さんが軒を連ねる場所だ


▲ジャンジャン横丁の入り口


▲スパワールドの案内板




▲とにかく建物の規模が半端ない




▲すごい数の浴槽を揃えている

▲ホテルにプールに宴会場。なんでもありだ


▲到着


入り口に入ると目の前に男性スタッフが立っているが、とりあえず最初は右側にすすんで券売機でチケットを購入する。
これだけ大きな建物だから館内のサービスは多彩であるが、チケットはワンデーパスのみ。
中学生以上の大人は2500円で、さらに入湯税150円が追加で取られる(精算のときに後払いする)。
チケットを購入したら入り口の左側に進み、検温が済むと受付に誘導される。
受付は若い男性が対応しており、利用ははじめてかどうか聞いてくるので、「初めてです」とこたえると、詳しく説明してくれる。ICチップの埋め込まれたバンドを渡されて、これで館内すべてのサービス料金を精算するという。帰る際は精算したらQRコードの紙がでてくるので、それを使って退出する。


受付を抜ければ目の前には数多くの下足箱がズラリと並んでいるが、そのほとんどが埋まっているからびっくり仰天。かなり人気のところのようだ。


▲下段あたりは穴場だった


ここはアジアとヨーロッパとテーマが分かれており、月ごとによって男女が入れ替えられている。自分が訪れたのは8月で、この時は男湯がヨーロッパ、女湯がアジアだった。
アジアは3階でヨーロッパが4階。
エレベーターを使って4階にむかう。


▲4階に到着


▲吹き抜けから下をながめる


脱衣場の入り口に入ると、とにかくロッカーの数に圧倒される。東京の巨大な公共浴場施設でもここまで多いところはないだろう。自分史上最大規模の脱衣場だった。
タオルは入り口の目の前にあり、そこで手に取ってもいいし、あとは浴室の出口のところにも置いてあるので、その時に使ってもいい。
浴室の入り口に進むと、かけ湯の代わりに横の壁からシャワーが発射されていた。驚きの仕掛けが満載だ。
そこを抜けると、“掴み”ともいえるのが最初に出迎えてくれるローマ湯。
ヨーロッパの公衆浴場といえばローマだからだろうが、巨大なギリシャ彫刻が中央そそり立ち、客を睥睨(へいげい)している。その足下には円形の薬湯がひろがっていた。
温度は低めなので誰でも入れるだろう。
そのローマ湯の後ろにあるのは黄金の水風呂で、こちらもスペースを潤沢に使った空間になっており、おごそかな装い。まるで古代の王族が使う浴槽にうっかり迷い込んでしまったかのようだ。





そこから道は枝分かれしていて、各国の湯船を堪能することができる。
とにかく設備が多くて敷地が広くて通路が無数に伸びているので最初は迷子になってしまった。
ローマ湯の次にむかったのはスペインの露天風呂。入り口のところはスペインの酒場をイメージした休憩所になっていて、円形のテーブルの下には足湯が用意されていた。壁にはテレビが埋め込まれ、この時は甲子園の試合を中継していた。スペインの旅情を台無しにするあべこべな放送である。


その奥に進むと、ものすごく広い露天風呂が広がり、特に目をひいたのが滝のように流れる打たせ湯だった。
見るからに当たったら痛そうであるが、実際に入ってみると当たりが柔らかくて気持ちいい。これはかなり斬新な体験だった。
右側にも露天風呂が伸びており、お湯は全体的に少し熱め。といっても43℃ほどだろうか。
浅浴槽なので寝湯や腰掛け湯などいろんな設備があるから、自由にのんびりと時間を過ごすことができる。


このスペインの露天風呂に隣接しているのがフィンランドの湯。
フィンランドといえばもちろんサウナである。こちらもすごい。
低温と高温のサウナがそろっているのは一般のスーパー銭湯でも見かけるが、汗を流すためだけのカランや、水風呂は深くて広く、サウナ体験を補完する機能が盛り沢山だ。
サウナは高温のところがかなりの人気で、若い人たちの話し声がずっと反響していた。
サウナの前には壺湯がならび、こちらは37℃ぐらいの低温のお湯。まわりを木々が取り囲んでいるので、とにかく演出が凝っている。


その次に訪れたのがイタリア。イタリアといえばローマでもあるが、それは最初にあったのでここは青の洞窟である。
洞窟をみごとに再現した空間で、青色のLEDがお湯を照らしている。単にそれまでといえばそれまでなのだが、テーマパークのような雰囲気を醸し出していて面白い。
おなじイタリアのカテゴリー内には塩サウナがある。塩サウナはとにかく全体が塩まみれで、あまりに塩が多いので困惑するほど。足下もそうだが、中央の柱も塩がまぶされていて空気までしょっぱい気分になる。
その外にはDr.酸素なる湯船があり、かなりぬるかったので夏だととても快適。高濃度の酸素を含ませたものらしく色々解説があったが、本当にそこまで効果があるのだろうか?と眉唾もの。話半分が本当のところだろう。




ここは「国ごと」と分類されているが、そのカテゴリーに分類できない場所もあり、それがアトランティスだった。
海底をイメージしたもので、風化によって崩れた柱が回りを取り囲み、不感の湯のようなぬるいお湯を楽しむことができる。水槽のようなものもあったが、魚は確認することができなかった。
そして最後がギリシャ。こちらはギリシャ彫刻が湯船を取り囲み、悠久の時間が流れていた。


このようにとにかく演出は細部に至るまで凝りに凝っていて、常に目を楽しませてくれた。機能に関してはそんなに目新しい要素はなかったけれども、空間演出に関しては群を抜いている。


こんな感じでスーパー銭湯のテーマパークみたいなところなのでとにかく若者が多く、大半はグループで来ていて活発な声がところかしこと聞こえていた。
親子連れも目立ち、小さな子どもたちも沢山みかけた。


全体をとおして見ると、とにかく広くて、設備が豊富で、贅をつくしていて、しかも大阪らしい遊び心満載だ。
チケットの値段が高いので最初は入るのに躊躇していたが、結果的に来て良かったとおもえた。若い人たちから絶大な支持をえているのも納得である。
ここまでエンターテイメントに舵をきった公衆浴場は日本広しといえど、なかなか存在しないだろうし、満足度の高いスーパー銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 動物園前
経路 西に歩く
周辺の環境 公園、商店街

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 色々
統一感 あり
置物 色々
照明 明るい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれいだし、広い
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 
サウナ あり
温度 36~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(入浴料込み)
備え付け あり

◆人
受付 20代男性
客層 年齢層は多彩


【案内】
■入館料(通常料金)
 中学生以上:1,500円/小学生以下:1,000円

■岩盤浴
 平日:800円/土・日・祝及び特別日:1,000円

営業時間・営業期間
AM10:00~翌AM8:45 ※AM8:45~AM10:00の間は館内点検の為、入浴できません。

電話
06-6631-0001

住所
大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-24

交通アクセス
JR南海新今宮駅、地下鉄動物園前駅より徒歩すぐ
阪神高速松原線 天王寺出口より5分

※ニフティ温泉ホームページ転載

おふろの王様 多摩百草店(東京・多摩センター)

2022-11-26 06:11:00 | スーパー銭湯
#おふろの王様
多摩百草店






小田急多摩線
#多摩センター駅

▲小田急の多摩センター駅。多摩センター駅は同じ敷地内に京王線もあるので、京王線からも来ることができる


▲キティちゃんのシルエットがみえるが、それもそのはずで、ここはサンリオピューロランドの最寄り駅だ






▲階段のところも絵が描かれている


▲曲がると


▲改札口


▲改札口を出たら左




▲地図があって


▲現在地から左に進めばサンリオがあるが、


▲今回はおふろの王様に行くので右のバスターミナルのところにむかう




▲帝京大学構内行きのバスに乗る



バスに揺られること10分少々


▲百草団地南というところに降りる


▲来た方向にそのまま進むと




▲左側におふろの王様がみえてくる


▲突き当たりを左折


▲曲がったところ


▲左におふろの王様の入り口がみえる


▲駐車場を歩いて


▲到着






▲中に入ったところ


▲左は駐車場に行き来する階段だ


下足箱に靴を預けてさらに奥の扉をあけると、右側に券売機が2つ並ぶ。
おふろの王様系列店は必ず会員か一般に分かれてる。会員カードは100円なので、リピーターになるつもりなら入った方がお得だ。
受付は男性と女性が並び、女性は40代ぐらい。ものすごく丁寧で、このあたりの接客で裏切らないのがおふろの王様の強みだろう。


▲奥に進むとマッサージサービスの受付やマンガ本の棚が並ぶ


▲こんな感じでマッタリとみんな過ごしていた


▲こちらは食事処と券売機。
右に岩盤浴の浴衣を着た人のみ入れるスペースがある


▲浴室は階段をあがった先。途中ではこうしたミニゲームコーナーがあった


階段をあがると、右が男湯で、左が女湯になる。
のれんをくぐると、まず最初に感じたのはめちゃくちゃ暑い!
暖房をきかせすぎなので、じっとしてるだけで汗が吹きでてくるほどだ。真冬にこれはちょっと考えものではないか(訪れたのは2022年1月上旬頃)。
脱衣場はよくある作りで、通常はスパ銭になるとロッカーの仕様がコインリターン式になるが、ここは単なる普通の鍵。こういう点は面倒でなくてとてもいい。
スペースは縦長で、左側には鏡台が並ぶ。アメニティは綿棒とティッシュがあるぐらいだった。
一番奥には日焼けのブースがあった。浴室の入り口付近には、トイレと給水機。給水機があると、長湯する場合にとても助かる。


浴室の自動扉をあけると、浴室は全体的に薄暗く、天井の高さがとても低い。なのでちょっと圧迫感がある。
最初の右手前にあるのが立ちシャワーで、なんと一つだけ。スパ銭湯にしてはずいぶんと割り切っている。
複数の浴槽が目の前にあり、右側にはカランが並ぶ。カランの仕様は標準的なもので、パーティションがないタイプだ。これは狭いゆえの仕方ない措置だろう。
室内に限れば基本的に銭湯のスタンダードなものしか取り揃えていない。
左側手前にあるのが腰掛け湯で、ここの浴室は窓が開いているので、冬の時期はちょうどいい感じだった。腰掛けの前にあるのが寝湯で、三つ並ぶ。その右側(浴室全体では真ん中にある)が白湯で、温度は41℃ほど。5~6人は入れるスペースだった。
そこから露天風呂にむかう通路を隔てて右側にあるのがバイブラの湯で、37℃ぐらいと不感の湯だった。ここが一番人気だった。
最後の一番右は水風呂。14℃ぐらいとかなり攻めた水温に感じた。ここも普通の銭湯と比べたら広めで、4~5人は入れそうなスペースだ。
水風呂の前には、サウナからあがった人向けのかけ湯(ぬるめ)が前に設置してあり、こうしたきめ細かいサービスはスパ銭ならでは。普通の銭湯だとここまで用意できないだろう。


出典:おふろの王様多摩百草ホームページ引用


出典:おふろの王様多摩百草ホームページ引用


出典:おふろの王様多摩百草ホームページ引用


浴室の右端にあるのがサウナ。こちらも普通のサウナであるが、やはり広くて20人は詰めれば入れるかなといった規模を誇る。奥にテレビがあった。
こんな感じで、室内は全部スタンダードなものだけを取り揃えている。


▲全体の図。こうしてみると、露天風呂の方が広い


浴室内の真ん中に露天風呂にむかう通路があって外にでると、右手前にあるのがシルク風呂(微細泡)で、この日は赤ワインの湯でもあった。イチゴミルクみたいな色合いで甘い香りが周囲に漂っていた。温度は41℃ほどとぬるめ。足元は段差があり、お湯は白濁だから入るときは気をつける必要がある。


シルク風呂の対面にあるのが白湯の露天風呂。こちらは8の字の形をしていて、特徴的なのはくぼみが全体を覆ってることだ。そのくぼみに一人ひとりがスッポリと入り、パーソナルスペースを確保できるようになっている。温度は42℃ぐらいと少し高めだった。


出典:おふろの王様多摩百草ホームページ引用
▲こちらは女湯


右に目を転じると、塩釜のミストサウナがある。扉をあけて中に入れば、最初は緩衝スペースになっていて左にシャワーがあり、右の扉を開ければミストサウナの部屋だった。暗いうえにものすごい蒸気で視界がまったく通らない。温度はそれほど高くなくて、定期的に真ん中から蒸気が噴出していた。閉所恐怖症の人はちょっと無理かもしれない。


露天風呂にもどると、真ん中奥にあるのが炭酸泉。こちらはやはり炭酸が濃厚で、入ってすぐに泡がビッシリつく。
温度も40℃ぐらいとちょうどいい案配。
冷気にさらされながら入っていると気持ち良くてついウトウトしてしまった。
最後は左にある寝転びコーナー。奥と手前は寝ころび湯か7つほど並び、合計で14ほど。真ん中は乾いた寝床で、6つあるが、誰も使ってなかった。冬は寒いし、夏は日差しがきついし、あまり需要はないのではないだろうか。


出典:おふろの王様多摩百草ホームページ引用
▲炭酸泉


出典:おふろの王様多摩百草ホームページ引用
▲寝転び湯


客層はバランスがとてもよくて高齢者、中年、若者と均等に割れている。
ロビーでは若い女性が目立ち(帝京の学生か?)、とても華やか。


ここはラグビーファンの間ではちょっとした有名なところで、帝京ラグビー部の部員たちがよく利用してるところだ。
ラグビー日本代表の多くがこのクラブチーム出身者なので、ラグビーに興味がある方は是非ともオススメしたいスーパー銭湯である。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 多摩センター
経路 バス
周辺の環境 団地、帝京大学

●空間演出
建物外観 和風
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 ロビーは明るく、浴室は薄暗い

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 腰掛け湯、寝湯、バイブラ、水風呂、露天風呂、シルク風呂、寝転び湯、炭酸泉
サウナ あり
温度 38~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 とても丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル 購入120円
備え付け あり

◆人
受付 40代の女性
客層 高齢者や若者


【案内】

住所
東京都多摩市和田1352-1
無料送迎バス 京王線、聖蹟桜ヶ丘駅付近(川崎街道下り線)
無料送迎バス 高幡不動駅~高幡台団地~百草団地(百草センター前)
野猿街道 中和田交差点より400m

<入館料>
◆平 日◆
大人(中学生以上) 800円(会員 720円)
小学生 300円(会員 300円)
小学生未満無料
◆土・日・祝祭日 ◆
大人(中学生以上) 900円(会員 830円)
小学生 300円(会員 300円)
小学生未満無料

<岩盤浴>
大人(中学生以上) 750円(会員 700円)
※貸専用着付
※小学生以下の方はご利用頂けません。

営業時間・営業期間

 10:00~23:00(最終受付22:00)

※ニフティ温泉ホームページ転載