銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

都湯(東京・下丸子)

2018-06-02 08:46:33 | 銭湯
東急多摩川線の下丸子駅から歩いて3分ぐらいのところに都湯がある。ちょうど環八通りと多摩川の間に挟まれた場所で、ランナーが多い銭湯のようである。
サウナが無料とあって、ランナーだけでなくサウナーにとっても嬉しい設備の銭湯だ。



▲下丸子駅


▲線路を渡る


▲渡って、右側の道に進む


▲あとは、真っ直ぐ




▲途中で足湯カフェなるものを発見




▲突き当たりを右


▲都湯がみえてくる


▲到着


入り口に入ると玄関スペースはやや広めの作りになっており、左側に下足箱がある。
右の部屋に入ると、フロント。部屋の右奥にはソファーが並ぶ。その隙間には観葉植物が配置されてあり、家庭的な雰囲気がある。
受付に座るのは80代ぐらいの男性。フロント前には複数の鍵が置いてあり、好きな番号を選んでいいらしい。ただ、どの番号がロッカーのどの位置になるのか分からないので適当に選ぶ。


脱衣場に入ると、天井は格天井。年季は感じるが、くたびれた感じはあまりしない。
ロッカーは、手前側と右壁際にあって、左側には自販機と洗面台。トイレは右側の外付けのような場所で、最新の綺麗なものだった。


浴室に入ると、真ん中に島カラン。
左右の壁際にもカランが並ぶ。脱衣場ともに古さは否めないがとても清潔である。
それと手前右側にサウナ。隣が水風呂。さらに浴室の手前左側に立ちシャワー。
カランのシャワーはかなり勢いがあり、しかもだいぶ熱かった。それと島カランには備え付けがある。液体ではなく泡タイプ。


浴槽は奥にあって、右側が薬湯と電気風呂の組み合わせ。電気は少し弱かった気がした。
真ん中が白湯で、すみっこにショルダージェットがある。このタイプはたまに見かけるが、正直使い勝手がよくない。実際に、この時は誰も使っていなかった。
それと左側に座湯とスーパージェットがある。


温度は、薬湯が41℃。白湯と左側が温度計を信じると43℃だったが、個人的には45℃ぐらいに感じた。
水風呂は思いのほかぬるく、18℃ぐらいか。そのため調子に乗ってずっと入ってたら目が回ってきて気持ち悪くなってしまった。


壁画は富士山で、手前側に滝があり、富士の裾野が薄い水色で描かれている。なので富士山が海の中に浮かび上がったようにもみえる。
客層は、全員高齢者。常時7~8人はいたので、そこそこ人気のある銭湯ではないか。ただ、客同士の会話は一切聞かれなかった。
色々と古い銭湯ではあったが家庭的で和な雰囲気もあり、サウナが無料だったり、総合点の高い銭湯だった。



【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 下丸子
経路 住宅街の中へ
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 全体的に古い銭湯
壁画・眺望 富士山
統一感 あり
置物 観葉植物
照明 ふつう

★設備
休憩所 フロントの右側
脱衣所 きれい
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 電気風呂、薬湯、ショルダージェット、座湯、ハイパージェット、水風呂
サウナ あり(無料)
温度 41℃、45℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 良かった
清潔さ きれい
貸しタオル あり(無料)
備え付け あり

◆人
受付 80代ぐらいの男性(帰りは70代ぐらいの女性)
客層 高齢者ばかり


【案内】

住所
〒146-0092
大田区下丸子4−3−11

電話番号
03-3759-7575

アクセス
東急多摩川線「下丸子」駅下車、徒歩3分

休日
月曜
祝日の場合は翌日休

営業時間
14:30−24:00


※東京銭湯ホームページ転載