銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

朝日湯(東京・日暮里)

2018-08-18 08:22:42 | 銭湯



日暮里駅から住宅街の狭い路地を抜けて10分ぐらい歩いたところに朝日湯がある。
素朴で古い建物ながら手入れが行き届いており、受付の対応も良いなど好感度の高い銭湯だった。



▲日暮里駅


▲谷中方面(西方向)へと歩く


▲奥の突き当たりを右


▲しばらく真っ直ぐ






▲日暮里駅を振り返る。右奥に見えるのがスカイツリー






▲ここを左折


▲坂をまっすぐ登っていき










▲分かれ道。近道なら左だが、今回は右を選択


▲なぜかというと…






▲谷中銀座(夕焼けだんだん)を初めて訪れたからだった




▲この先が谷中銀座と呼ばれる商店街であるが、朝日湯はその左側になるので左折


▲左折したところ


▲なにやら行列ができているが


▲どうやらあんみつ屋さんの行列らしい。谷中方面に歩くとやたらと女性の姿が目に付くが、食べ物屋の多さが理由だろう


▲飲食店を抜ければ、一気に閑散とした住宅街の空間になる








▲ここを右折






▲すぐに左折


▲細い路地の中に


▲いかにも下町らしい雰囲気だ


▲右折


▲すぐ左折






▲大通りに出ると






▲朝日湯に到着


歩いて10分ほどだったが、とにかく起伏の激しい道で、文字通り谷の中という感じである。
観光地に近い場所にある朝日湯だが、中に入ると素朴で地域向けの銭湯という感じだった。


下足箱にサンダルを預けて右側の自動扉をあけると、左手にフロント。受付に座るのは60代ぐらいの男性。
対応は物凄く丁寧で、感じがとても良い。自然とこちらも丁寧な受け答えを心がける。
右側には休憩所があって、家庭的な雰囲気だ。


男湯ののれんをくぐると、平均的な広さの脱衣場。狭くもなく広くもなく、特徴は一切ない。左側にロッカー。真ん中にベンチ。浴室入り口の右側に体重計。全体的に余計なものがなく清潔感あふれている。


浴室に入ると、右側にカーテン付きの立ちシャワー。左にはサウナがあったものの、その日は稼働してなかった(中は真っ暗だった)。
それと島カランは2つあるが、浴室が狭いためか壁カランは右側しかなかった。


浴槽は、奥にあって右側から深浴槽の薬湯。真ん中が座湯。左端がゲルマニウム温泉。ともに温度は45℃ほど。
なかなか熱めだが、これぐらいでないと下町の江戸っ子が納得しないのだろう。


壁絵は、タイル絵。西洋のお城が湖畔に浮かぶ。天井は高く水色で塗られており、最近塗り直したのか新鮮な感じだ。壁には所々小さなタイル絵が貼られてある。


客層は高齢者と若者の半々ほどで、だいぶ混雑していた。この日は日曜日で朝から開店してたため10時半頃に訪ねたのだが、11時になると一気に引けてほとんど入浴客がいなくなった。
ほかの銭湯でもこの時間は人が少ないので、朝風呂に共通する穴場の時間かもしれない。


それとこの銭湯で特徴的なのはすごく静かなこと。客のマナーも良かった。
やはり店主がしっかりしてると入浴客もお店のマナーを遵守するものなのかもしれない。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 日暮里
経路 商店街をかすめて住宅街を抜けた先
周辺の環境 住宅街

●空間演出
建物外観 素朴な建物
壁画・眺望 西洋のお城
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう

★設備
休憩所 入り口奥
脱衣所 特徴はないが清潔
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 薬湯、座湯、ゲルマニウム温泉
サウナ 
温度 45℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 とても丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(20円)
備え付け なし

◆人
受付 60代の男性
客層 高齢者、中年、若者


【案内】

住所
〒110-0001
台東区谷中2−18−7

電話番号
03-3821-5849

アクセス
東京メトロ千代田線「千駄木」駅下車、徒歩2分

休日
年中無休

営業時間
14:00−25:30
土、日、祝は10:00から営業

※東京銭湯ホームページ転載