銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

曙湯(東京・浅草)

2020-05-16 06:53:00 | 銭湯
東京・浅草
#曙湯









東京メトロ銀座線
#浅草駅




▲路線図をみるとこんな感じ


▲乗客よりも作業員の方が多かったかも…




▲階段をのぼる




▲改札口


▲改札口を出て右側


▲今度は下る


▲地図をみると赤い矢印の場所いる


▲エスカレーターをおりて


▲まっすぐ進む




▲再び階段をのぼると




▲地上に到着。改札口をでてからここまで誰一人として遭遇せず。恐ろしいほど人がいない
(撮影時2020年4月26日)


▲まだまっすぐ




▲すると雷門がみえてくる


▲中に入って奥まで進む


▲ほとんどのお店が自粛要請に従っているが


▲左のお店のように一部開けてるところもあった




















▲浅草寺に到着


▲その浅草寺を左にむくと、突き当たりまで歩く


▲浅草寺の裏側からも行けるのだが、今回はちょっと遠回りすることに(距離はほとんど変わらない)






▲ここを右


▲すると奥に遊園地の花やしきがみえてくる。江戸時代から行楽地だった浅草を象徴する施設だ




▲真っ直ぐすすんで


▲花やしきを左手にして歩く










▲くねった道を歩き






▲大通りにでる


▲横断歩道を渡り


▲渡ったところにゴロゴロ会館


▲左に進む




▲奥に大学いもの看板がみえてくるので


▲大学いもを右に曲がる


▲あとはまっすぐ進むだけ








▲左斜めにみえてくる






▲ここは、藤の花で有名なところだ


▲この季節になったら来ようと半年前から決めていた














▲心地よい風が吹いていた


▲到着


下足箱に靴をあずけて扉をあけると、フロントは右側にあって、座るのは小柄な70代ぐらいの女性。
「いらっしゃいませー」と特徴あるアクセントで声を掛けてくれる。お風呂セット(タオル、シャンプー付き)がすでに案内されていたので、それをお願いすることに。入浴料あわせて600円。
奥にはロビーがあり、統一感のある調和のとれた作り。建物は古いけど、どうやらデザイナーズ銭湯に衣替えしたようだった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


男湯は入って左側で、のれんをくぐると、まず目に飛び込んでくるのが、小さな畳敷きの休憩所。ここでもお風呂上がりにゆったり過ごすことができる。テレビも置いてあったが、この時は電源が入っていなかった。
さらに左側には坪庭。こちらもテーブルと椅子が並び、洗練された演出だ。
奥側がロッカーの並ぶスペースで、シックな装いである。
浴室入り口付近にある体重計は、ものすごくレトロな感じで、この銭湯の歴史を物語っている。天井を仰ぎ見れば、格天井。こちらの装飾も素晴らしい。


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴室の半自動扉を開けると、中は清潔感ある白で統一されていて、真ん中に島カラン。右の間仕切りにもカランが並び、左側はガラス張りのジャグジー風呂だった。
ジャグジー風呂の中に入ると、縦長の作りで4人は入れそうな広さ。
どうやら外気も取り込めるようになっているが、生憎この日は夏日だったのでクールダウンできない。そもそも外気浴用の椅子や座る場所もないので、やや中途半端な印象である。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲とても綺麗だけど、椅子がなかったのは残念


入り口に視点を戻すと、右手前に立ちシャワー。こちらはハンドシャワー仕様で、奥にL字型の浴槽がある。


左側が手前にせり出していて、ジャグジー風呂とくっついている。
右にかけて、ミクロンバイブラ、座湯、ハイパージェット、ボディジェットと並ぶ。すべて新しくて清潔感溢れる。


ジャグジー風呂は41℃ほどで、主浴槽は43℃。どちらとも白湯。
すべてクセのない設定なので、万人が楽しめる銭湯だろう。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こっちが男湯


壁絵は、真ん中に富士山があって、雷門が下に描かれている。左には藤の木。
富士山の後ろには謎の怪獣が水色の光線を吐いていて、それがやがて川となり屋形船が流れ、両脇に桜が並ぶ。
上空には衛星らしきもの(たぶん、はやぶさ)が飛んでいて、描いた時期がだいたい想像できる。
女湯もかすかに見えるのだが、こちらはハリーポッター?
古風な建物と調和の取れた内装とは裏腹に、壁絵はアバンギャルドな絵だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


客層はほぼ高齢者で、浴室内はまったく会話がなくて静かだった(新型コロナの影響か?)。
ただ、脱衣場で休憩していると、受付から高齢者の大きな声が聞こえてきて、「アベさんの奥さんがね、海外に旅行に行って」などと同じ言葉を何度も繰り返していた(海外旅行は自粛中の国内旅行と勘違いしたものと思われる)。
受付の女性も「アベさんもねぇ…」と話していたが、こういう商売はいろんな意見を受け止めないといけないので大変だなと思った。
ちなみにその安倍首相だが、かつて浅草で握手をしてもらったことがある。とても柔らかい手だった記憶があるが、当時はまさかここまで長期政権の首相になるとは思ってもみなかった。
コロナ騒動が落ち着いた頃は、浅草も政権もどうなってることだろうか?


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 浅草
経路 浅草寺裏手
周辺の環境 飲食店

●空間演出
建物外観 宮造り
壁画・眺望 藤の花、謎の怪獣
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビーが各所に
脱衣所 美しい
シャワーの出 出はふつうだけど、お湯はかなり熱め
浴槽の種類 ジャグジー、ミクロンバイブラ、座湯、ハイパージェット、ボディジェット
サウナ なし
温度 41~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル なし(円)
備え付け あり

◆人
受付 70代ぐらいの女性
客層 高齢者ばかり


【案内】

住所
〒111-0032
台東区浅草4−17−1

電話番号
03-3873-6750

アクセス東京メトロ銀座線「浅草」駅下車、徒歩15分

休日
第1・第3金曜

営業時間
15:00−25:00

※東京銭湯ホームページ転載