銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

六龍鉱泉(東京・上野)

2020-05-23 06:39:00 | 銭湯 温泉
東京・上野
#六龍鉱泉








東京メトロ銀座線
#上野駅






歴史を伝えるパネルや実物などが所々に飾られている


▲現在地はここ。めざすは上野公園


▲階段をのぼり




▲あがったところに改札口


▲右をみると臨時休業中


▲歴史の証人。むかしはこんな回転式だったらしい


▲ステンドグラス


▲地図をみると、いま立ってるとこがここなので出口7をでる


▲改札口を出て左に向いたところ。さらにここを左折する


▲曲がったところ


▲ずっと奥に出口がある


▲ここをのぼると


▲地上にでる。右がJRの入り口


▲まっすぐ歩くと横断歩道


▲わたって、さらにまっすぐ


▲すると右に階段がみえてくる


▲上野公園の中へとはいる


▲のぼったところ


▲右にあるものなんだろ?と思ってると


▲かつて黒門というのがあったらしく、そのモニュメントだ


▲そこを右にまがる


▲訪れた時は新緑の季節。降り注ぐ光に空も緑も映えて歩いていると気持ちいい






▲なんの花だろう?


▲地図発見


▲現在地がここ。左にある動物園通り(灰色に塗られた道)を歩く


▲なので左の階段を降りて




▲降りたところ。目の前が動物園通りだ


▲その前にちょっと不忍池を散策


▲このときは閑散としてた


▲動物園


▲本日休園。人間も自宅に閉じこめられてるので、動物の気持ちが痛いほど分かるだろう


▲弁天堂


▲不忍池




▲動物園通りに戻り


▲動物園を左に歩く


▲歩いていると哀愁のこもった動物の鳴き声が聞こえてくる












▲動物園をすぎて




▲途中で、森鴎外の居住地に立てられたホテルを発見


▲ここにも温泉がある




▲今回は通り過ぎる




▲右はす向かいに動物医療センターがみえてくると


▲その前に案内板がある


▲この狭い路地へと入る


▲六龍鉱泉が見えてくる
















出典:東京銭湯ホームページ引用
▲到着


入り口に入ると、昔ながらの下足箱。左が男湯で、扉は開けっ放しになっていた。お店の人が自分に気づいてくれると、「あ、いらっしゃいませ」と感じのよい話し方で声を掛けてくれる。
中に入ると、目の前にフロント。声を掛けてくれた女性は60代ぐらいだろうか。
コロナ騒動の渦中ということで、受付にはビニールカーテンが覆い、お金はトレーを介してやり取りされる


男湯は左側で、のれんをくぐると脱衣場も昔ながらの作り。島ロッカーがあり、左と手前にもロッカーが並ぶ。
左手には、坪庭。縁側に池、それにささやかな樹木だ。
古びた感じが郷愁感を誘う。



出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


脱衣場にも注意書きが所々張ってあり、カラーコーンまで用意されていた。
書かれていた内容はというと、
・なるべくしゃべらない
・滞在時間は短く
・飲食は最低限
こんな感じ。


もう一つ気になったのが、間仕切りにある温泉の効能表だ。
列記された病名がとにかく凄い。
打ち身や切り傷、冷え性といったあたりはまあ分からなくもないが、水虫になると、えっ?となり、糖尿病まで書かれてあるとさすがに笑ってしまった。
むかしはこうしたハッタリでも本気で信じられたのだろうか。


浴室の扉を開けると、浴室はやや広めのスペースで、島カランが2つ。そのうち右側には鏡が設置してあり、左はなし。左右の壁にあるカランは、ハンドシャワー仕様だったが、一部固定シャワー。
カランは古い銭湯にありがちな一部違うヘッドだったりするが、ここも例に漏れず当たり外れがある。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲男湯


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲女湯


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴槽は奥にあって、2つに分かれている。
お店の看板通り鉱泉の黒湯を使っているが、左が主浴槽となる浅浴槽。右が深浴槽で少しバイブラっぽいのもあったが、基本的に深いか浅いかの違いしかない。
そして、2つともかなり熱い。


みると、常連ぽい入浴客が足だけ突っ込んで、チョロチョロとお湯を掛けていた。熱さに慣れるためなのだろうが、これだけで相当熱いことが分かる。


心の準備を整えると、とりあえず最初は左の浅浴槽から。
手で確認してみると、思ったほど熱くないかな?と思ったのだが、腰まで入ってみると、やはりワオっ!となる。
ただ、こういうアツ湯で大切なのは、慌てないことだ。
熱湯が自慢のお店というのは、必ずといっていいほど常連客が一見さんが入れるかどうか注意深く見てくる。
そんな常連たちの試す視線をあびながら慌てた様子は見せられない。
心の中で握り拳を作りながら、顔は涼しいカオを作る。
ただ、浅浴槽は極端に熱いわけではなく、無理すれば入れなくはないかな?という温度だ。温度計は当てにならないが、肌感覚だと47℃ぐらいか。
これだとなんとか我慢すれば入っていられる温度である(慣れてる人なら)。
しかし肝心なのは、右隣にある深浴槽。こちらは、自分が入室してから誰一人として入っていない。
これはなかなか挑戦しがいがあるなと思い、試しに手を入れてみたところ、(ん、意外といけるかも?)と思ったのが後の祭りで、どっぷり浸かってみると入った瞬間に後悔するほどめちゃくちゃ熱かった。
おそらく50℃ぐらいか。
熱すぎる湯船に入るとそうなのだが、感覚がおかしくなる。
しばらくすると熱いのになぜか冷たいような感覚におそわれて、これは本当にヤバいやつだと思ったが、いきなり出るのも格好悪いので我慢する。
といっても20秒たらずが限度で、出るときは足先が異常に痛く、あともう少し遅かったら火傷してたかもしれない(アホなのでかつて調子に乗ってそれをやってしまったことがある)。
なので、深浴槽は覚悟ができた人以外はやめるべきだろう。
ほかにも一人だけ常連ぽい入浴客が入っていたが、やはり1分も入っていられないようだった。
やはり最初から入らないのが身のためか…。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 上野
経路 動物園沿い
周辺の環境 上野公園

●空間演出
建物外観 古い建物
壁画・眺望 タイル絵
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう

★設備
休憩所 脱衣場兼
脱衣所 味わいがある
シャワーの出 当たり外れあり
浴槽の種類 浅浴槽と深浴槽
サウナ なし
温度 47~49℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 女性は感じがよい
清潔さ きれい
貸しタオル なし(円)
備え付け あり

◆人
受付 60代の女性
客層 高齢者がほとんど


【案内】

住所
〒110-0008
台東区池之端3−4−20

電話番号
03-3821-3826

アクセス
東京メトロ千代田線「根津」駅下車、徒歩5分

休日
月曜、木曜

営業時間
15:30−23:00

※東京銭湯ホームページ転載