#大森湯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/bf/0f4e66528950a7b92205f8fdd324708a.jpg?1682754152)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f5/5af108fb1b5a5a74ea7f298c13fadecd.jpg?1682754167)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/e2/f5bf347c920772025110d651ddc6926f.jpg?1682754180)
京急本線
#大森町駅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/fb/f7f2cbc3493a20fa173b1f8789c6768e.jpg?1682754193)
▲京急の大森町駅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/07/c3a77402ae64c56caa098a6ddf8415ea.jpg?1682754250)
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▲階段を降りて改札口
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▲大森町駅を振り返る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/79/1ab5ebf3ca5e44962178fc9aeb498d6b.jpg?1682754328)
▲改札口を出たら右に進む。TSUTAYAやマクドナルドがある方面だ
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▲ラーメン屋さんとまいばすけっとが見えたら止まり
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▲右折する
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▲ちょっと歩いて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/80/7591cec5b10a3613502579972a5558a3.jpg?1682754491)
▲ここでストップ
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▲左折すると
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▲大森湯がみえてくる
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/9b/3d0878d8bf2c2f2cdfd6a0f37ae6dfff.jpg?1682754743)
▲銭湯特区ってなんだろう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/8c/c44eb787b5cf369de7f030feb72bdac9.jpg?1682754754)
▲到着
入り口はやや狭くて人とすれ違うときに譲り合う必要がある。
下足箱に靴をあずけて自動扉を開けると、すぐ目の前にフロントがある。
座るのは50代ぐらいの恰幅の良い男性。ちょうど入浴客と会話を楽しんでいるところだった。
見た目は少しいかつい感じだったが、話をすると柔らかい対応をしてくれた。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると「30円なんですよ」と申し訳なさそうに言われた。備え付けも中にないということで30円の石鹸を購入。
右奥には休憩室があり、重厚なソファーやマッサージチェアが並ぶ。いかにも昭和らしいレイアウトであるが、古い銭湯特有のくすんだ感じがなくてきちんと手入れがなされている様子。
男湯は右側で女湯は左側。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲入って右奥に休憩室がある
のれんをくぐると、ここの脱衣場は少々変わっている。
というのもロッカーがある空間の右側に間仕切りがあり、座るためだけの空間になってる。手前には自販機が設置してあり、水分補給をしながらまったり過ごすのにいいだろう。
ちなみに自販機は大塚製薬で、「ととのう」というサウナ専用の飲料が売ってあった。サウナブームは広く知られているが関連商品まで出てくるとは驚き。
ロッカーは入り口近くでL字型に設置され、大きさは通常サイズ。
真ん中にはテーブルや椅子、古いマッサージチェアなどもある。足踏み機(ステッパー)や足つぼも見かけた。
トイレはかつて和式だったであろうところに様式の便器。和洋折衷の作りだ。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
浴室のとびらを開けると、浴室自体はそんなに広くないが、みっちりと様々な設備が用意されていて密度が高い。
真ん中に島カランがあり、シャワーは勢いがあって使いやすい。蛇口部分には温度調節機能が取り付けられてあった(実際に使えるかどうかは試さなかった)。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
右手前にサウナ。その奥にかけてはボディジェットバス(ジュビナバス)がある。この手の設備は強い水圧が掛かるためどうしても故障しやすく、やはり例外なくこちらも一部壊れていたが8割以上は稼働していた。冷たさはそれほどでもなくてちょうどいい心地よさだった。
さらに隣奥に立ちシャワーがひとつ。
じつは立ちシャワーは左側にも2つ並んでおり、最初はなぜ左右に用意してあるのだろう?と疑問に思っていたが、サウナからあがってシャワーを浴びさせるための動線として作ったのだろう。だとするとよく考えられている。
こうした作り込みは浴室全体にも感じられて、壁にはカラフルなガラスブロックが使われていたりと、細部にこだわりがある。
右側の立ちシャワー奥に水風呂。
一段あがった場所で、ステージにあがったように周りを見渡すことができる。浴室から一番目立つ場所だ。
水温はかなり冷たくて、16℃ぐらいかと思われる。サウナマニアも唸らせる玄人向けの水風呂だ。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲右奥がサウナ。真ん中がジュビナバス。左が立ちシャワー
湯船は水風呂の奥から浴室の左端までゆるやかな曲線を描いたL字になっている。
奥の右側が赤外線のバイブラで、その左隣が座湯。ここの目玉は天然トルマリン風呂で、マイナスイオン効果のある鉱石が湯船に沈み込んでる。
大田区の銭湯はかねがね黒湯が期待されるので、黒湯がない代償として用意したものかもしれない。
温度はかなり熱くて、44℃ぐらい。足を入れた段階からキツいと感じる。ただ、しばらく慣れてくると気持ち良くなってくる。これは熱湯によるドーパミン効果かもしれない。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲手前が水風呂で、奥が主浴槽
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最後の左端にあるのが薬湯。主浴槽が熱かったので薬湯はぬるめに設定してるだろうと希望観測で足を入れたら、あまりの熱さに音速で足を引っ込めた。
呆然と立ち尽くしていると、主浴槽に入っていた高齢男性が「熱いでしょ?」と声を掛けてきて、「めちゃくちゃ熱いです」と答えたら「誰も入れないんだよ。49℃ぐらいかな」と温度計を見ながら教えてくれた。
それからその男性が水道のハンドルをひねると水で埋め始めて、自分のために気を使ってくれたのかと思い「大丈夫ですよ」とことわると、「みんなのために低くするんだ」と言って一生懸命かき混ぜていた。
たしかに素で入れる人はおそらくほとんどいない。どう考えても火傷するレベルだ。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲右が主浴槽で、左が熱すぎる薬湯
客層は高齢者が中心だが、子どもや若い男性もちらほら。設備が充実してる割にはそんなに混雑してなかったので、ゆったりといられて居心地よかった。
以前来たときは下町にある昔ながらの銭湯という印象を持ったが、再訪してみると創業当時は最新の設備をそなえた銭湯だったことに気付いた。昭和の頃に試みた未来を体感することができる。
全体を通してみると古い銭湯であることは明らかだったが、古さを残しながらも無理のない範囲で今風への脱皮を計ろうとする痕跡も感じられた。とくにサウナへのアプローチは顕著だ。
熱湯を堅持する昭和文化は残しつつ、サウナブームの潮流にもしっかりと乗っかるなど、古い時代と新しい時代が交錯する銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 大森町
経路 北方面
周辺の環境 住宅
●空間演出
建物外観 昔ながらの建物
壁画・眺望 竹林の写真
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 余裕がある
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 水風呂、バイブラ、赤外線、座湯、薬湯
サウナ あり
温度 45~49℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 誠実
清潔さ きれい
貸しタオル あり(30円)
備え付け なし
◆人
受付 50代の男性
客層 年齢層は幅広い
【案内】
住所
〒143-0015
大田区大森西3−8−17
電話番号
03-3764-7844
アクセス
京浜急行線「大森町」駅下車、徒歩3分
休日
原則第2、4、5火曜日
営業時間
15:00−23:00
※東京銭湯ホームページ転載