#黄金湯
JR山手線
#鶯谷駅
▲JR山手線の鶯谷駅
▲鶯谷駅といえば、駅前に密集するラブホテルが有名だ。東京におけるデリヘルの聖地である
▲そのラブホテルが林立する北口方面へと向かうと
▲改札口。奥にローソンがみえるが
▲ローソンのところを右折する
▲あとはひたすら真っ直ぐ
▲奥に三菱東京UFJ銀行がみえてくるので
▲横断歩道をわたって銀行のところで右折する
▲右に曲がったところ
▲コインランドリー前でストップし
▲左折する
▲すると右手に黄金湯がみえてくる
▲裏には立派な煙突がある
▲到着
この銭湯は最寄り駅がいくつかあって、日暮里駅や三河島駅からも来ることができる。歩くだけならそちらの方が近いのだが、渋谷方面だと鶯谷からのアクセスが一番近いルートだった。
開店時間は15:00で、地元客がメインの銭湯だと10分前に開くことが多いので試しに来てみたらビンゴ。着いた瞬間にシャッターが開いた。並んでいたのは高齢者一人だけ。
下足箱にサンダルをあずけて自動扉を抜けると、目の前には手作り感満載のロビーがひろがる。
小さなテーブルに古い椅子が取り囲み、奥にはテレビがある。
受付のフロントは右側で、座るのは60代ぐらいの女性。おとなしそうな風貌だったが、話し方はしっかりした感じの人だった。
コロナの影響か、今でも対面にはシートが厳重に張られ、下まで降りているのでやりとりをするたびにめくっていて大変そうだった。
貸しタオルをかりて、返すときはフロントの足下にある青いバケツに入れる。
男湯は左側で、女湯は右側。
のれんをくぐって脱衣場に抜けると、やや広めの空間になっており、真ん中には島ロッカーと左側にもロッカーが並ぶ。
手前のくぼみには椅子とテーブルが置いてあり、小さな休憩所になっていた。
脱衣場の真ん中には長椅子。
それ以外はとくになにもなくて、シンプルに徹している。薄暗いせいもあってかやや寂しい雰囲気を漂わせていたが、個人的にはこれぐらいが心地良かった。
服を脱いで浴室に入ると、この日は久しぶりの一番乗りであった。誰もいなくて最初に入るのは勝者の気分だ。
真ん中には島カランがあり、右壁にもカランが並ぶ。
右手前には立ちシャワーが二つ。固定とハンドシャワーに分かれ、固定の出は悪くなかったが、ハンドシャワーは使わなかったので不明。
左壁のところには小さなサウナがあり、「サウナ200円」の文字がみえる。お金を支払った際に、サウナ専用のタオルが渡されるそうだ。
5時~10時までと表記されていたが、ここは朝風呂がないので17:00~22:00ということだろう。訪ねたのは15:00だったので、サウナの中は真っ暗だった。
浴槽は奥に据えられ、3つに分かれている。色もそれぞれ違っていて、右が青で、真ん中が白、左が赤とわかれている。ただ色分けはされているけど、みんな同じお湯を共有してるので実態はひとつの湯船である。
とりあえず真ん中に入ると、めちゃくちゃ熱い。が、ここは一番風呂の特権を得たので我慢して入った。
右が座湯で、真ん中はバイブラ、左は泡がでていたけど、勢いはない。温度はおそらく47℃前後かという感じだった。なのでちょっと浸かってあがると体が真っ赤になっていた。
ここはサウナがあるということで小さな水風呂もあり、2人がギリギリ入れるスペースになっている。深さはそんなになくて実質一人用。水温は常温だった。
浴室全体は白やクリーム色に占められ、ここまで白一色は珍しい。
一部壁の上部に緑色のタイルが巡っているので、それが差し色になっていた。
奥の壁はほとんど装飾がなく、左の壁には富士山の絵をプリントされたものが張られてあった。
東京で最寄り駅を複数持つ銭湯というのは不便なところが多く、黄金湯もまた少し歩かされる銭湯だった。
こうした銭湯は基本的に客層が地元の人に偏ると思うのだが、逆に言うとその地域の特色が出やすく、黄金湯もまた不思議な印象を残す銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 鶯谷
経路 北に真っ直ぐ
周辺の環境 住宅街
●空間演出
建物外観 古い平屋建て
壁画・眺望 富士山の絵
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 バイブラ、座湯
サウナ あり
温度 47℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 しっかりしてる
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり
◆人
受付 60代の女性
客層 高齢者
【案内】
住所
〒116-0014
荒川区東日暮里3−27−10
電話番号
03-3891-4073
アクセス
山手線「日暮里」駅下車、徒歩7分
休日
火曜
営業時間
15:00−23:00
※東京銭湯ホームページ転載