銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

宝泉湯(東京・入谷)

2020-05-19 07:10:00 | 銭湯
東京・入谷
#宝泉湯









東京メトロ日比谷線
#入谷駅

▲東京メトロ日比谷線の入谷駅




▲入谷は、上野の北にあって、西に鶯谷、東に行けば浅草という立地だ


▲出口4番にでる






▲地上に出たところ


▲現在地から右をみると宝泉湯の文字がみえる。駅から歩いて5分ぐらいか


▲右に進む














▲横断歩道のところで宝泉湯がみえてくる










▲到着


入り口に立つと、左側に灰皿があり、丁寧にベンチまで用意してある。
マンション銭湯ということだが、このへんはまだ昭和のまんまか。
自動扉を開けて中に入ると、最初に目に飛び込んでくるのが大きな水槽。


出典:東京銭湯ホームページ引用


左側に下足箱スペースがあり、自動扉を開けると目の前にロビー。その右奥にフロントがある。
座るのは、50代前半ぐらいの男性。いつもなら貸しタオルを訊ねるが、ここは張り紙ですでにタオルセットをお勧めしていたので、目の前にあるタオルセットを手にし、「これください」と頂くことに。合計590円。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲下足箱スペース


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲奥にフロント


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲右にロビーがある


男湯は右側で、のれんをくぐると、縦長の脱衣場になっている。左右にロッカーがあり、真ん中に座るテーブル。洗面台や体重計は奥にあった。
浴室入り口に進むと、少し階段を下りる。マンション銭湯によくある半地下構造のようだ。


扉をあけると、やはり天井は低く、横幅は狭いが奥行きがある。
手前右側にサウナと立ちシャワー。
その奥に水風呂があった。水温は温度計だと22℃ほどだったが、自分の肌感覚だと控えめにみて16℃ぐらいか。足を入れたときに頭がキーンとして、まるでかき氷を食べたみたいな感覚になった。
真ん中に島カランが一つ。
そして奥に浴槽だ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴槽の上にある壁画はチップタイル絵で、サンドロ・ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」を描いたもの。
少しふくよかで、片方の胸は露出させている。隠して見せる。男心の分かってる挑発的なポーズだ。



出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こっちが男湯


浴槽は主に2つに分かれてて、全体の8割ほどを占めるのが右にある主浴槽。
右端に電気風呂があり、真ん中あたりにバイブラ。左端が座湯とボディジェットである。
温度は42℃ほどで、最初に足を入れると熱く感じるが、慣れたらちょうどいい案配だ。
さらに左にあるのが薬湯で、ガラス張りで閉じこめられている。
ここはミストと書かれてあって、ミストを兼ねているからパーティションで閉じこめているのかと納得。


出典:東京銭湯ホームページ引用


今回の薬湯は、バスフレンドで「なでしこ」と書かれてあった(バスフレンドは時折、意味不明の名前をつける)。
紫色をしていて、スペース的には2人が入れる程度。先客のおじさんがバタ足をしながら長湯をしていたので、あまり熱くないんだろうなと思ったが、実際に40℃ほどだった。


客層は、ほぼ高齢者が中心。浴室内ではさほど会話は聞こえてこなかったが、ロビーでは客と店主が熱心に新型コロナウイルスに関する意見を交わしていた。


全体的に少し古さは感じるものの、設備はしっかりしており、多くの人が気軽に立ち寄れる銭湯だろう。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 入谷
経路 商店街を通る
周辺の環境 商店街

●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 ヴィーナスの誕生
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 縦長
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 ボディジェット、座湯、バイブラ、電気風呂、薬湯
サウナ あり
温度 40~42℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ ふつう
貸しタオル なし(購入120円)
備え付け あり

◆人
受付 50代ぐらいの男性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒110-0003
台東区根岸3−14−14

電話番号
03-3875-4126

アクセス
東京メトロ日比谷線「入谷」駅下車、徒歩5分

休日
月曜

営業時間
15:00−24:00

※東京銭湯ホームページ転載


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (azm)
2020-05-19 07:36:19
おはようございます。
水風呂はあまり冷たいと身体というか心臓、血圧が不安になりますよね。
ほどほどの水風呂がいいかな(笑)
いつも詳しいレポありがとうございます^_^
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Unknown (southandnorthface)
2020-05-19 10:03:05
@azm おはようございます!
水風呂はたしかに気をつけないと危ないですね。
自分も過去に水風呂に入ってたら目が回ったことがあって、それ以来気をつけてます(笑)
何事もほどほどですね。
返信する
Unknown (p4p)
2020-05-19 20:56:53
なかなか設備が良い銭湯ですな。特にサウナ室は普通の銭湯にしては結構広そうで、ちゃんとマットも敷いてくれているのも嬉しいですね。こっちの銭湯だとマットなどはなく、木に直接座るタイプか、入口付近に置いてあるスポンジやゴム製マットを中に持ち込んで使用するタイプの所ばかりです。水風呂もしっかり冷たいみたいなので、実はサウナ好きには結構人気の銭湯かもしれませんね。浴槽の温度設定も丁度良いので普通に湯に浸かるのも良さそうですが、ビーナス誕生のタイル絵を見ながらの入浴はちょっと困りそうです(笑)。
返信する
Unknown (southandnorthface)
2020-05-20 12:35:19
@p4p 青森だとタオルは敷いてないんですね。でも青森は無料で、東京は有料ですから。数百円取るなら、せめてタオルはないと!(笑)
ここはそんなに広くないところですが、設備はとても安心感のあるところでした。
ここに来る前はひどい設備のところが続いたので、やっぱりどんなに素晴らしい建物でも、設備がしっかりしてないとダメだなと思った記憶があります。
男湯で女性の描写はまだ芸術作品だからいい方ですよ!
銭湯によっては本物の女性がズカズカ入ってくるところがありますから!
若い女性だと嬉しかったりしますが(笑)
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