銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

熱海湯(東京・飯田橋)

2019-12-07 06:22:00 | 銭湯


#熱海湯



✔神楽坂にある銭湯
✔昔ながらの作り
✔熱湯あり










#飯田橋駅



▲東京メトロ東西線の飯田橋駅


▲飯田橋は地図でみると、東京駅を中心とみた場合、左上にある


▲飯田橋駅から神楽坂まで出るのにかなり歩かされる












▲B3という出口


▲ようやく地上の出口に到着。駅構内を歩くほうがここから熱海湯に到着するより倍以上時間が掛かった


▲目の前にはペコちゃん焼きのお店


▲神楽坂の大通り


▲立ち並ぶ店の軒からは、ミストサウナが大量放出されていた


▲B3出口からまっすぐ見ると、正面に小道がみえる


▲そこを入っていく


▲右奥に見えるのが東京理科大


▲ここを右折


▲あとはまっすぐ行くだけだ




▲西日が眩しい




▲するとみえてくる


▲到着




▲またしても臨時休業(この日は夏休み)にブチ当たってしまった


仕方なく後日訪れることに。。。


ちなみに神楽坂というと、







▲こういった隠れ家的なおしゃれな建物が石畳の小道に立ち並んでいるのだが、それも一部。大通りはほとんどチェーン店などで占められていた


熱海湯に話を戻すと、入り口の写真をみると分かると思うのだが、外国人が煙草をプカプカ吸っている。灰皿があるのだが、そこには常に喫煙者たちがたむろしていて、どんな時も煙がモウモウと舞っていた。
どうやら街の喫煙所状態らしく、ここは二度来たときも行きも帰りも煙でむせかえった。
なので煙草が嫌いな人はちょっと止めたほうがいいかもしれない…。


入り口に入ると、下足箱が男女に分かれてて、男が右側。古くて少しくたびれた感じの下足箱にサンダルを預けて扉を開けると、すぐ目の前に受付の番台。座るのは、70代ぐらいの女性。
品のある声と丁寧な対応をしてくれる。常連客とは野球の話で盛り上がっていた。


気持ちよく貸しタオルをかりて、脱衣場を見回すと、よくある昭和の銭湯といった感じである。
真ん中に島ロッカー。右の壁にもロッカーがあり、左の間仕切り壁には大きな鏡。


出典:東京銭湯ホームページ引用

それとここは本当に小さなテラスというか外廊下があって、その目の前に池があり、金魚が活発に泳いでいた。池の横には木彫りの仏像が2体。


出典:東京銭湯ホームページ引用

脱衣場の棚には、戦艦大和の大きな模型が置いてあった。そのそばには、駆逐艦?の模型も。


浴室の扉を開けて中に入ると、浴室も典型的な作りで、そんなに特徴らしきものはなかった。
真ん中の島カランは蛇口のみの低いタイプで、左右の壁にはシャワーがついたカランが並び、左の手前に立ちシャワー。ただし、こちらはお湯しかでない単体のもの。


出典:東京銭湯ホームページ引用

奥に浴槽で、左が深浴槽で「あつゆ」と記されていて、右が浅浴槽で、ジェットバスと赤外線があった。


いきなりあつゆはキツいだろうなと思い、右のほうを先に入ったのだが、こちらも十分熱い。おそらく45℃ぐらいだろうか。
次にあつゆの深浴槽に入ってみたのだが、こちらはほとんど変わらず。むしろ温度差が本当にあるのだろうかと思うぐらい違いが分からなかった。


客層は、高齢者が多いものの若い人もちらほらいた。
そのうちの入って最初にいた大学生らしき2人組は行動が変わっていて、服を着ていたのだが、なぜかそのまま浴室に入ると歯磨きを始めた。
もう一人は電気ヒゲ剃りを持ち込むと、また服を着たままヒゲをそり始めた。


壁絵は富士山で桜が咲いており、春をイメージしたものだろう。その下にはタイル絵で、鯉の絵。
間仕切り壁にもタイル絵があって、こちらは日本の田舎の風景だったが、新緑に彩られた風景なのに、山だけが麓まで雪で覆われていて、こんな山が日本にあるのだろうか?ということで、なんとも違和感のあるタイル絵だった。


全体的にみると、本当に昔ながらの銭湯という感じでほとんど個性はみられなかったが、東京理科大が近かったり、街全体が観光地ということで、多彩な人々が訪れる銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 飯田橋
経路 神楽坂
周辺の環境 飲食店

●空間演出
建物外観 宮造り
壁画・眺望 富士山
統一感 あり
置物 木彫りの仏像
照明 ふつう

★設備
休憩所 脱衣場兼
脱衣所 昭和な作り
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 ジェットバス、赤外線
サウナ なし
温度 45℃前後
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり

◆人
受付 70代ぐらいの女性
客層 高齢者や若者、観光客


【案内】

住所
〒162-0825
新宿区神楽坂3−6

電話番号
03-3260-1053

アクセス
中央線「飯田橋」駅下車、徒歩3分

休日
土曜
営業時間
15:00−25:00

※東京銭湯ホームページ転載



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (southandnorthface)
2019-12-07 16:58:06
@p4p 銭湯に入るため太平洋から日本海側に行く行動力が凄いですね!
銭湯は実際に行かないと分からないというのが問題ですよね。いまのご時世なのに、ほとんどの店主がホームページやSNSをやってないですから!
協会は積極的に普及させてもらいたいです。

建物はほんと古かったですね。神楽坂の雰囲気にうまく街にとけ込んでました。
青森だと庭に池があるところは少ないんですね。東京や横浜もそんなに多くないのですが、古い銭湯だとたまにあります。
やっぱり庭に池があると風情があっていいですね。
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Unknown (p4p)
2019-12-07 13:40:15
私は距離のある銭湯に行って、臨時休業だと心が折れちゃいます。知らないで行って臨時休業だった事は何回もありますが、1回、太平洋側に住んでいる私が4時間近く掛けて日本海側のお目当ての銭湯に行って臨時休業だった時は膝から崩れ落ちましたよ(笑)

建物、脱衣場、浴室の写真を見るとTVドラマに出てきそうなTHE昭和の銭湯の匂いがプンプンしますね(笑)私、庭に池があって金魚や鯉が泳いでいる銭湯は経験ないんですよね。東京だとそんな銭湯が多いみたいですよね?私の近場だと日帰り入浴可能なリゾートホテルのお風呂くらいですね。立派な庭と池があり、巨大な錦鯉が泳いでいました(笑)
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