銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

健康浴泉(東京・落合)(リニューアル)

2021-04-06 06:36:00 | 銭湯
#健康浴泉






東京メトロ東西線
#落合駅

▲落合駅




▲路線図はこんな感じ


▲出口は1番出口を目指す

▲階段をのぼって



▲改札口


▲いまここ


▲落合駅は、皇居からみて西のところである。地形的には台地にあたる


▲1番出口に向かう






▲地上がみえてくる


▲外にでたら左折する

▲ドミノピザを横切り






▲トヨタ販売店を通り過ぎて


▲ローソンが見えてきたら


▲そこを左折する


▲東中野ギンザ通りというところ


▲ちょっと進むと




▲ここでストップ

▲右折する

▲すると、健康浴泉がみえてくる







▲夕日がまぶしい


▲到着


中に入ると、かなり綺麗な下足箱である。それもそのはずで、ここは2020年12月28日にリニューアルしたばかりだ。訪れたのは2021年1月末だったので、ほぼ1ヶ月しか経ってない時期だった。
靴を預けて左側の扉を開けると、中に入れば目の前がフロント。
座るのは小柄な70代ぐらいの女性。和服をめされており、服装がきちんとしている。こういう店主が出迎えてくれると、こちらも胸襟を正したくなる。逆にだらしない格好の店主がいると、いい加減だなぁという雰囲気が伝わってくる。やはり身だしなみは重要だ。
貸しタオルは無料で貸してもらえて、ここはサウナ(追加料金330円)に入る場合は、バスタオルもかりることができる。


フロントから右に向くと、小ぶりながら横長のロビーがある。右側には、自販機と漫画本が置いてあった。
最近の新しい銭湯にとって、漫画本はもはやマストアイテムだろう。


男湯は左側で、のれんをくぐると、まっすぐ行った先にロッカーがあって、浴室の入り口は右側になる。
その出入り口付近に洗面台がある。3~4歳ぐらいの小さな女の子が懸命にティッシュで洗面台を拭いていた。
ロッカー側はスペースがそんなに広くないので、窮屈感は否めない。
縦長だがサイズは小さめ。それとコインリターン式だった。ここに来るときは100円玉を用意したい。


出典:東京銭湯ホームページ引用


扉を開けると、やはりとても綺麗なので入った瞬間から気分がいい。
手前側は左がサウナで、右が立ちシャワー。立ちシャワーはハンドシャワーで温度が調節できるので、スーパー銭湯とまったく同じだ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用


真ん中には島カランがあり、その島の左側は休憩用の椅子が背中合わせで並ぶ。
右の間仕切り側にもカランがあったが、スペースの都合上、島と間仕切りの間は狭いので、若干後ろが気になる。
シャワーはハンドタイプで、プッシュ式。時間の経過とともに止まる仕組みだが、かなり長めに設定されているのでストレスを感じさせない。
水質は軟水。シャワーを浴びると滑らかな感覚だった。もちろん、湯船もすべて軟水だ。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲軟水は美人の湯とも言われる


浴槽は左側で、サウナに隣接するのが水風呂。温度は19.8度と細かく表示されていた。2~3人ぐらいが入れる広さだ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


その奥は白濁のシルク風呂で、温度は40.9度ほど。4~5人が入れて、深さもちょうどいいので気持ちいい。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲女湯


さらに隣が炭酸泉。
温度計によると39.8度。
奥に湧出口があって、最初は単なるバイブラの白湯かと思った
ただ、しっかり濃度があるので全身を泡で包まれる。しかも軟水だから、かなり質の高さを感じた。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こっちが男湯


そして最後が右側に隣接したジェットバス。ボディジェット、ハイパージェット、電気風呂と1人用が3つ並ぶのだが、ここは温度が41.9度と少しだけ高い。それとジェットバスが最新式の泡立たないタイプだった。この泡立たないジェットバスは圧が強いが、腰まわりを均等に押してくれるので気持ちいい。
電気風呂は、壁に体を預けた高齢者が、電気の刺激に任せて痙攣しており、見た目がかなり怖かった。強さは体感してみたところまあまあ。べらぼうに強いということはなかった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


天井は低めで、木目調の内壁と、タイルは波打った白いもの。このデザインは国立市にある鳩の湯と瓜二つというか、そのまんまである。
おそらく委託した設計事務所が同じなのだろう。ほんとうに配置が違うだけという感じだった。
そのため既視感が強く、リニューアルしたばかりなのに、はじめて来たという感じがしなかった。
これを没個性とみるか、完成されたデザインと見るべきなのか。使い勝手は合理的で質が高く綺麗で文句ないのだが、個性は見事に漂白された感じだ。
正直言うと、もう少し経営者の色があってもいいかなと思った。


客層の年齢層は幅広く、親子や若い人もかなり見かけた。刺青を入れた人もいたが、服を着ると普通の気のよさそうなおっちゃんだったので、銭湯では誰であれ絶対に喧嘩しないようにしようと心に誓った。


リニューアルしたばかりということで、とにかく細部に至るまで清潔感に溢れ、すべてが使いやすく温度は適切。
みんなが快適に過ごせる銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 落合
経路 大通りから商店街へ
周辺の環境 住宅街や商店街

●空間演出
建物外観 新しい建物
壁画・眺望 
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 
サウナ あり
温度 39.8~41.9℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり

◆人
受付 70代の女性
客層 年齢層は多彩


【案内】
住所
〒164-0003
中野区東中野3−17−3

電話番号
03-3362-3524

アクセス
総武線「東中野」駅下車、徒歩5分
東京メトロ東西線「落合」駅下車、徒歩5分

休日
水曜

営業時間
15:00−24:30
最終入場24:00

※東京銭湯ホームページ転載


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