銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

富山湯(東京・大島)

2022-02-12 07:25:00 | 銭湯
#富山湯






都営新宿線
#大島駅

▲大島駅


▲皇居から右にまっすぐのところだ






▲階段をのぼり




▲改札口


▲改札口を抜けた先の地図


▲首都高を抜けてすぐ左の公園手前のところにある。ちょうど49というところ


▲改札口をでて右のA4に向かう


▲奥まで行ったら


▲左折する


▲エレベーターであがったところ


▲左にまがり


▲さらに左




▲写真ではわかりづらいが、奥に首都高がみえている


▲とりあえずまっすぐ進む








▲首都高


▲右には伊藤園のおーいお茶がある


▲首都高の下をくぐり


▲抜けたら


▲すぐ左に進む


▲左折したところ




▲ここらへんでみえてくる


▲“ゆ”が目印






▲到着


中に入ると右が男湯で左が女湯。
明らかに古い建物で、床がベコッと凹むのはビックリした。老朽化した銭湯でたまにある洗礼だ。
下足箱に靴をあずけて扉をあけると、すぐ目の前が番台になっていて、手前に体温計のセンサーとアルコールジェルが置いてある。近寄らないと反応しないタイプなので、何度もエラーを食らった。
受付に座るのは40代半ばぐらいの女性。
「貸しタオルありますか?」とたずねると「うちはやってないんですよ」とのことで、250円のタオルを購入。
受付に立った段階で、ロッカーの鍵が出される。おそらくロッカーは選べないだろう。
入店と同時に、ちょうど高齢者が後ろから入ってきて、「体温を計ってください」と受付の女性に言われていたが無視して中に入っていった。基本的に高齢者は面倒なことはやりたがらないので、ルールに従わないことが多い。


脱衣場は手前の壁側と真ん中の島が基本で、全体を見渡すとかなり古びている。よく言えばレトロ。悪く言えば雑然としている。ポスターなんかみても何重に張り付けて適当にガムテープで止めてあったり、注意書きは余白に手書きだったり、経営者の感性もむかしのまんまという感じだ。


浴室の扉は左右にあって、中に入るとやはり浴室内は古典的なレイアウトになっている。
真ん中に島カランがあり、左右の壁にもカランが続き、左手前に一つだけ立ちシャワーがある。
カランのシャワーは基本的にみんなしっかりしてて勢いがあり使いやすい。


シャワーを浴びていると、端っこのほうでカランの場所を移動する人がいて、入ってきたばかりの人がそれを見ると「いいよいいよ」と気兼ねし、移動した人は「もうあがるからさ」と返答していた。
おそらく暗黙の了解でそれぞれの決まった場所(好みのテリトリー)があるのだろう。
ここの話ではないが、たまに「ここは○○さんの場所だから使っちゃダメだろ!」と文句を言う常連さんがいるらしく、幸いなことに自分はそうしたことは言われたことはないのだが、一見さんからしたら知るか!という話である。


浴槽は奥にあって2つに分かれている。
右側が主浴槽で、白湯の部分が半分と、その残り半分の左側が座湯(だったと思う。結局、空くことがなかったので確かめられなかった)。
温度は43℃か44℃ぐらい。まあまあ熱かったけど、基本的に大半の人は入れる温度かなと思われる。


出典:ことみせホームページ引用


左が薬湯で、この日は緑茶。通常だといろんなものをブレンドした薬湯であるが、ここはストレートに本物の緑茶だった。しかも半端なく濃厚。むせ返るほど緑茶の匂いが漂っていて、色は緑じゃなくてすでに茶褐色になってた。
ここの温度は少し低めで、42℃ほどか。


出典:ことみせホームページ引用


こんな感じでむかしながらの銭湯だから熱いかと思ったけど、そこそこ熱い程度なので、長湯を楽しむことができた。


壁絵は富士山の絵で、間仕切り壁のところは豆タイルの絵。
天井は高く、ペンキは結構綺麗だった。 


出典:ことみせホームページ引用


出典:ことみせホームページ引用
▲間仕切りのタイル絵


客層はほぼ高齢者。一人だけ30代ぐらいの男性がいたぐらいだった。
ここは珍しいことに「全身入れ墨の人はお断り」と書かれてある。この手の老舗銭湯で入れ墨禁止は記憶にない。


富山湯は創業がなんと大正時代らしく、東京の中でも指折りの古い歴史をもつ。建物はおそらく昭和後期あたりなのか、かなり老朽化した印象だ
ただ設備はきちんと管理されており、シンプルなのもよかった。たとえ古くても設備の精度が高ければとても快適で、人気なのもうなずける銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 大島
経路 首都高を渡る
周辺の環境 住宅、首都高

●空間演出
建物外観 宮造り
壁画・眺望 タイル絵
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 雑然としてる
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 座湯、薬湯
サウナ なし
温度 42~44℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ ふつう
貸しタオル なし(購入250円)
備え付け あり

◆人
受付 40代の女性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒136-0071
江東区亀戸6−49−14

電話番号
03-3681-5912

アクセス
総武線「亀戸」駅下車、徒歩8分

休日
土曜

営業時間
15:00−23:00

※東京銭湯ホームページ転載


最新の画像もっと見る

コメントを投稿