#恵びす温泉
・親しみやすい受付
・浴室の構造に個性がある
・都市部らしい銭湯
JR京浜東北線
#関内駅
▲関内駅。本来は最寄り駅が石川町なのだが、関内からも歩ける距離なのでこちらを選んでみた
▲今回は南口を降りる
▲いつの間にか高層ビルを建ててる最中。関内は古い建物ばかりなので、そろそろ新陳代謝が必要なのだろう
▲ここはベイスターズに占拠されていた
▲降りると改札口がある
▲左に進む
▲抜けると、この日はオリンピック前ということで案内やボランティアスタッフが歩いていて、警察官が周囲を警備していた
▲降りて右側(横スタ方面)へと歩く
▲迂回の案内
▲スタジアム周辺が封鎖され、立ち入ることができない。本来ならこのまま真っ直ぐ行けば恵びす温泉に行くことができるのだが…
▲封鎖されてる横スタ
▲今回だけ迂回経路をたどろう
▲大通りにでて真っ直ぐ
▲左に横スタがみえる
▲まっすぐ
▲横断歩道を渡り
▲右の横断歩道もわたる
▲今度は左
▲また左。迂回経路がかなり面倒
▲家庭裁判所を通り過ぎて
▲横断歩道をわたる
▲ようやく先ほどの横浜スタジアムの裏側に到着。ふだんだったら5分程度の距離だが、三倍ぐらい時間を掛けてやってきた。オリンピック期間で仕方ないが…
▲そして右に進む
▲あとはほぼ一直線
▲中華街の入り口がみえてくる。頑張ろうの文字。コロナがなければオリンピック期間中は人で溢れかえっていたことだろう
▲高速道路が見えてきたら
▲左折する
▲かばのうどん屋がみえてくる
▲そこを左折すれば恵びす温泉の入るビルがみえてくる
▲複数の商業施設が入るテナントビルだ
▲入り口
▲灰皿が置いてある
▲階段をのぼり
▲到着
中に入ると目の前にはフロントがあり、すぐ右側にチケット自販機がある。
チケットは多種多彩で、なにを選んでいいかすぐには分からなかった。
手ぶらセットなどがあるが、貸しタオルのフェイスタオルが30円だったので、入浴料490円にタオル30円で合計520円。
サンダルを脱いで右の下足箱に預けると、先ほどのフロントに購入したチケットを渡す。受付に立つのは60後半から70近い女性ふたり(似てたので姉妹か?)。仕事ぶりは年を感じさせず、快活で元気があり親しみやすい。
チケットを渡したあとに「下駄箱の鍵を渡してください」と言われて差し出すと、ロッカーの鍵と交換する。
女湯は左側で、男湯が右側。
のれんをくぐると、ここはビル銭であるがかなり広めで、ぐるりとロッカーが壁伝いで囲み、座るテーブルと長いすが複数あった。
入ってすぐの右側には鏡台。ティッシュやアルコールなどのアメニティのほか有料のドライヤーがある。
壁には大きなテレビが吊され、色調が壊れているせいか、画面全体がまっ青色に染まっていた。
指定されたロッカーで着替えて浴室の自動扉を開けると、ここはかなり変わった作りの浴室である。
銭湯は色々と巡ってきたが、ここと同じような作りは他で見たことがない。
出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合銭湯ホームページ引用
▲こちらはたぶん女湯の脱衣場
目の前には島カランがあり、右側にもカランが並ぶのだが、その右側カランの裏側が歩行湯になっている。
歩行湯は細長い通路になっていて足下にはソフトタイプの石が敷き詰められている。内側からはジェットが噴出していた。
歩行湯の奥に進むと、一段下には電気風呂があり、歩行湯から電気風呂にお湯が流れる仕組みだ。
出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合銭湯ホームページ引用
左側に目を転じると、こちらも段差を利用した湯船が肩を寄せ合って並ぶ。手前が薬湯で、薬湯と書いてあったが、実体はラドン鉱石を使ったお湯である。
ここが恵びす「温泉」と銘打たれている理由だ。一般的な温泉をイメージすると、あれ?と思うかもしれない。
オーストリアのバドガシュタインの鉱石を利用しているらしく、ラミネートしたポスターには色々とウンチクが解説されてあった。
正直言うと鉱石温泉の効能は眉唾なところがあって、うーんという感じだが、気分的には単なる白湯よりいいだろう。
その奥にあるのが一段高くなった湯船で、ジャグジー風呂だった。温度は42℃ぐらいと六角形の浴槽である。
隣がミクロンバイブラの湯船で、ジャクジーバスのお湯が流れてくる。こちらも温度は42℃ほどだ。
最後の湯船は一段上になっていて、こちらは座湯。このお湯もミクロンバイブラに流れている。
つまりミクロンバイブラはジャクジーと座湯の両方からお湯が流れてくる仕掛けである。かなり凝った湯船だ。
座湯は温度が42℃と優しいジェットで心地いい。しかも水まくらはちゃんと機能しているので、おそらく全体的に管理がしっかりしてるのだろう。
そしてここの特筆すべき点は、なんといってもサウナである。
奥には扉があり、その奥に進むとさらに洗い場が広がっている。
右が水風呂で、左がサウナになっている。そしてもう一つすごいのが、二階にもサウナがあるらしく(?)ーじつは入ったことがないので分からないのだがー、ビル銭なのに一階と中二階に設備があるのはほかでみたことがない。
元町の商店街から近く、都市部にある銭湯ということで客層は幅広い。高齢者ももちろんいるが、若者も多くて賑やかだった。
神奈川新聞のWeb記事ではコロナ渦の影響で客足が落ちて経営が厳しいと報道されていたが、それでもほかと比べたらまだまだ元気な銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 関内(石川町)
経路 横浜スタジアムを横切る
周辺の環境 ビル
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 広め
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 歩行湯、ラドン鉱石湯、ジャグジー、ミクロンバイブラ、
サウナ あり
温度 40~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 元気ある
清潔さ きれい
貸しタオル あり(30円)
備え付け なし
◆人
受付 70代ぐらいの女性
客層 幅広い年齢層
【案内】
住所
〒231-0023
横浜市中区山下町161
電話
045-641-3426
営業時間
11:00〜25:00
定休日
年中無休
※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載
横浜で観光した帰りに寄ったことがあります。
3回くらい行きました。懐かしいな〜。
レトロな看板にイチコロで(笑)横浜に温泉!わーお!ってなりました。
初めて行った時は奮発してサウナ料金で上の階のサウナに入りました。
記憶が曖昧ですけど、サウナ2種類くらいあった?
誰もいなくて超VIP気分を味わえたことを覚えています。
ホントいいお風呂だったのでまた行きたいです。
おはようございます。
まさかここまで来られているとは思ってもみませんでした。
横浜で温泉となったら、「おぉ~」となりますよね。しかも横浜の中心部にある銭湯ですから。まあ、温泉と呼べるかはかなり微妙なところなんですけれども笑
誰もいなかったなんてタイミングが良かったと思います。自分のときはいつも人でごった返していたので、カランを確保するのも苦労しました。
また横浜に遊びに行かれる時は是非とも立ち寄ってみてください。