#綱島温泉
湯けむりの庄
東急東横線
#綱島駅
▲綱島駅
▲階段を降りて
▲改札口
▲出たら左が北口
▲右を向くとバーキンと横浜家系ラーメンがある
▲そのまま直進した突き当たり
▲左に向いたところ
▲直進すると左に駐車場がみえるが
▲かつて送迎バスの跡地だったところ
▲大通りに出たらそのまままっすぐ横断歩道を渡る。写真の右に停留所がみえている
▲右に向いたこちらが送迎バスの停留所。真ん中付近にある黒い車が送迎バスになる
▲ここに停車している
▲15分間隔で運行される。バスというかワンボックスカーなので満員の9人が乗った時点で出発するようだ
そして車に揺られて5~6分すると
▲湯けむりの庄に到着。こちらは入り口
▲駐車場の奥に進むと見えてくる建物
▲入り口
▲エントランスはホテルのようだ
▲右を向いた館内入り口
下駄箱は靴を脱ぐ場所の左側スペースにあり、下駄箱の鍵にバーコードがついている。バーコードを介してサービスを受けて、最後に一括精算するシステムだ。
入り口から入って左側に受付のフロントがあり、対応してくれたのは20代の若い男性。すごく対応が丁寧でさすが大手のスーパー銭湯だと感心した。
初めてかどうか聞かれたので初めてですと答えると、注意事項の書かれた用紙を渡されて、確認したらチェックするように要求される。
ここまでするのかと驚いたが、客を教育するのも優良店の条件なので抜かりなく運営していることが伺える。
岩盤浴を利用するかどうか聞かれたり、タオルや館内着を返す方法なども教えられる(返却はフロント裏にあるボックスに入れ、精算機はその横にある)。
フロントを抜けると、目の前に現れるのは吹き抜けの開放感あるロビーで、適度な距離を置いた椅子が並び、館内服を着た人たちが各々くつろいでいた。
ロビーの隅っこには巨大なぬいぐるみが置かれていて、どうやらベッド代わりにもなるようだ。若い男性が猫のようなポーズで横になって寝ていた。
さらに奥には食事所。とにかく綺麗で優雅で、まるでホテルに迷いこんだような気分。ホテルと違うのはみんな館内服を着てることぐらいか。
とにかく人であふれていて、この時点で人気なのも納得だった。
出典:スーパー銭湯全国検索ホームページ引用
▲左上が送迎バス。右上がエントランス。左下がフロント。右下がロビー
中央付近にある階段をのぼると、二階にあがって最初に目に止まるのが右側にあるフィットネスクラブ。こちらは原則的に会員にならないと利用できないものだが、非会員の初回限定でなお且つ身分証を提示すれば2200円で利用できるという。この界隈の相場はよく知らないのでお試し価格で入浴料より高いのはどうなんだろう?と思ったが、扱っている機械はイタリア製の有名ブランド「テクノジム社」の最高級ラインに統一しているそうだ。自分からするとチンプンカンプンだが、知ってる人なら納得するかもしれない。
最近はこうしたフィットネスクラブとスーパー銭湯が一体化したところが増えているが、その先駆けとなったのが湯けむりの庄である。
階段をあがったすぐ左側に男湯ののれんがみえる。
のれんをくぐると、最初に撮影機器は使わないでくださいという注意書きがあり、その先にロッカーが並ぶ。
手前は個室のような空間の中にロッカーが壁沿いにコの字に並び、奥に進むと縦型のロッカーが島と壁沿いに連なる。
ロッカーは好きなものを選べるので、浴室の入り口近くを選んだ。部屋の奥にはドレッサーがあって、ドレッサーの数は規模にしては若干少ないかもしれない。
浴室の入り口は右側にあり、中に入ると通路が十字路になっている。なのでおおよそ四つに区分することができる。
左手前がサウナコーナーで、立ちシャワーに水風呂、サウナがくっついている。
水風呂は5~6人は入れる広さで、水温は14℃とめちゃくちゃ冷たい。この手のスーパー銭湯ではかなり攻めた温度だ。こうした設定は、やはりサウナのブームの影響だろうか。しかも黒湯なので贅沢である。
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
サウナもめちゃくちゃ広くて、30人ぐらい入れるスペースだった。
横から見るとコの字になっていて、大半が人で埋まっていた。人の数だけでなかなか壮観だった。真ん中の前方には石が積み重なり、その奥にテレビがあった。
今流行りのオートロウリュではなくセルフロウリュなのかと思っていた矢先、横に座っていた中年男性がおもむろに立ち上がると柄杓を手に取って水を丹念にかけ始めた。手慣れた様子から常連客なのかもしれない。
水の蒸発する音がサウナ内にゆっくりと伝わり、少し間をあけてから一気に熱波が襲い始めてきた。どのタイミングでやるかはルールがないようだが、やり過ぎない限りは文句は言われないだろう。
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
▲写真だと実物より広く見せがちだが、写真の通りかなり広かった。ここでもサウナハットを被る人たちが一部みられた
浴室の左の後方にあるのがカラン。スーパー銭湯なので時間の経過とともに止まるものだが意外と長く出るので使い勝手は良かった。勢いもあり使い心地はよい。備え付けはポーラー製の高級そうなもので柑橘類の上品な匂いがした。
右手前は黒湯の湯船で、こちらも広くて10人ぐらいが入れそう。浅めの浴槽で奥には電気風呂がある。弱、中、強と分かれていて、弱は無反応。中もほぼ感じず。強はようやく電気の刺激を感じたが、それでもめちゃくちゃ弱い。これでは低く抑えすぎじゃないだろうか。
温度は温度計だと40℃を示していたが、体感的には41℃ぐらい。
足元がヌルヌルしてて滑りやすいので、入るときは要注意だ。
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
▲こちらが源泉黒湯の浴槽
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
▲その端っこに電気風呂がある
浴室の右奥にはボディジェットと寝湯のジェットが左右に分かれて並ぶ。ともに白湯で温度は低くて38℃ぐらい。このボディジェットのところにいかにも高級そうな盆栽の松が飾ってあった。繊細なので手を触れないでとある。
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
右に進むと露天風呂で、こちらはかなり凝っている。
左手前には黒湯+炭酸泉の湯船で、若干狭いものの8人ぐらいは入れる規模。人気らしく常に人でいっぱいだった。
入ってみると、温度は39℃ぐらいで、炭酸はそんなに濃度が高くない。これなら横浜の大口にある鷲の湯の炭酸泉(こちらも黒湯を使っている)の方がはるかに濃度が高かった。
右に目を転じると、手前につぼ湯が2つ。珍しいことに御影石のつぼ湯で、こちらも中に入ったら足下が滑りそうになる。温度は41℃ぐらいで狭いので手足は伸ばせないが完全な一人用なので気兼ねなく入っていられる。
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
露天の真ん中付近には円形の黒湯の湯船が二つ重なっている。
下段の方は浅浴槽で、縁を枕にして寝ながら入ることもできる。中央部は少し深くなって、温度は低めで40℃ぐらい。
上段の方は熱湯仕様で43℃。こちらは若干狭いが、それでも数人は入れる。
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
▲上段のほうの湯船
浴室の一番右にしつらえてあるのがうたた寝湯だ。こちらも黒湯でとにかく黒湯尽くし。しかもみんな超濃厚だから恐れ入る。前後3人ずつで計6人が横になれる。お湯の厚さはかなり低くて背中部分しか触れず、夏場はいいとして、真冬などはかなり厳しいだろうなと思った。
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
湯船の隙間にはカウチや椅子、ベンチが無数に並び、休憩に困らない。入浴している人と休憩している人が半々ほどだ。
露天風呂の中央の一番奥にはスチームサウナがある。扉をあけて中に入ると、正面が立ちシャワーで左が入り口。
中に入ると壁一面に椅子が連なり、奥の真ん中に暖房がある。手前には塩のボウルがあるので、塩をで体をこすって垢を落とすことができる。
この手のスチームサウナは大半が蒸気で白い闇に覆われているが、ここは本当にスチームサウナなの?と思うぐらい視界は良好。むしろ蒸気すら確認できなかった。温度は60℃ぐらいと快適。ずっといられるぐらいだった。
出典:綱島温泉湯けむりの庄ホームページ引用
露天風呂の周りはここがビルであることを忘れるぐらい木々が植樹されていて、心落ち着く空間だった。たまたまか知らないけど客層は若い人が多い割にはマナーが良くて騒ぎ声も聞こえてこなかった。平和そのものだ。
客層は高齢者もいるけど、半数以上は若い人。中高年や高齢者は少数派だった。
ロビーで見かけるのは若い女性が多く、ほかのスーパー銭湯と比べても年齢層が全体的に若いと感じた。
ここがオープンした当初はかなり話題になっていて、いつか行こうと思いながらだいぶ時間が経ってしまった。
いま振り返ってみると、なぜもっと早く来なかったのだろう?と後悔するほど良く出来たスーパー銭湯だった。
値段は決して高くないのに質は極めて高く、コストパフォーマンスに関しては全国屈指ではないだろうか。
今となっては設備の一部が相対的に古くなった部分もあるが、とにかくすべてに満足できたので、すぐにでもまた来たいと思える場所だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 綱島、新綱島
経路 送迎バスに乗る
周辺の環境 大通り、商業施設
●空間演出
建物外観 広大な施設
壁画・眺望 観葉植物
統一感 あり
置物 松
照明 ふつう
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 黒湯、ボディジェット、黒湯炭酸泉、つぼ湯、寝湯
サウナ あり
温度 38~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 すごく丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(料金に含まれる)
備え付け あり
◆人
受付 20~40代の男女
客層 若い人を中心
【案内】
住所
横浜市港北区樽町3-7-61
電話番号
045-545-4126
営業時間
9:00~24:00 (最終受付 23:00)
定休日
年中無休
駐車場
215台無料駐車場完備
大人 (中学生以上)
平日1430円
休日1540円
小人 (小学生)
平日1070円
休日1210円
岩盤浴 (中学生以上)
平日+880円
休日+990円
※スーパー銭湯全国検索ホームページ転載
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