銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

The SPA西新井

2023-12-23 08:01:00 | スーパー銭湯
#The SPA
西新井





東武スカイツリーライン
#西新井駅
▲西新井駅

▲駅構内に立ちソバならぬ立ちラーメン屋さんがある! しかもめちゃくちゃ混んでた。かなり人気店のようだ


▲改札口

▲右の西口にむかい



▲西口に出たところ。ドン・キホーテが目印


▲そのまま真っ直ぐ歩き


▲パサージオ西新井のところで止まり

▲左折する


▲少し歩けば


▲セントラルウェルネスクラブのビルがみえてくる


▲今回の目的地は、そのウェルネスクラブが運営するThe SPA西新井だ

▲入り口は駐輪場の奥にある

▲エレベーターで3階にあがると受付の入り口がある


入り口のところで靴を脱いで、左側にある下足箱に靴を預ける。
受付は入り口の進んだ先にあり、対応してくれたのは20代前半ぐらいの若い男性。
「初めてなんですが」と聞くと、くわしく説明をしてくれて「たぶんないと思いますが…」と断ったうえで、タトゥーや皮膚病がないかも確認された。会員になるかやレンタルの有無なども聞かれた。タオルは借りる必要があったのでタオルをお願いして(レンタル料204円)、あとは渡されたタグ(ICチップ)が財布代わりになるので、それで最後に精算する仕組み。ちなみに土日の入浴料は1252円だった。


受付を終えるとエントランスの奥へと歩くのだが、ほかのスーパー銭湯同様に物販品だったり、自販機などが所狭しと並んでいる。
エントランスの奥には岩盤浴の入り口があった。その左手に進むと男女の入り口がある。
入り口の手前には子どもが遊べるスペースを用意するなど、ファミリー層を意識していることが伺えた。
たまたま、のれんの手前にある従業員用の扉が空いておりボイラーが見えたのだが、かなりの数が並んでいた。やはりスーパー銭湯となるとバックヤードの規模も桁違いだ。


男湯ののれんをくぐって中に進むと、脱衣場はそこそこの広さで、島ロッカーが3つほど並び、壁沿いにもロッカーが続いていた。
扇風機が稼働しており、どことなく生臭いにおいがする。
ロッカーはタグの数字と無関係なので好きなロッカーを選べる。
洗面台は一般的なスーパー銭湯と比べてアメニティはやや寂しいが、これはコストを抑えるためだろう。値段を考えたら仕方ないと思われる。


扉をあけると緩衝スペースを抜けて、ようやく浴室に到着。照明は薄暗く、なんとなく気分が沈む雰囲気であった。
配置は非常にわかりやすく、一見さんのでもすぐに把握できた。
左がカラン群で、スーパー銭湯によくあるなんの変哲もない作り。シャンプーやボディシャンプーは恐らく業務用の一番安いものであろうと推察される。


右が浴槽で、二層に分かれており、手前(左側)が温泉で、奥(右側)がジェット関連の白湯。
最初に温泉のほうに入ったら予想よりも熱くて42℃ぐらいだった。ナトリウム-塩化物強塩温泉で関東にあるポピュラーな温泉ではあるが、入っているととても気持ちいい。


出典:The SPA西新井ホームページ引用
▲左下が男湯。ここは全般を通して女湯のほうが豪華なようだ


奥側のジェット関連の湯船は5つ並び、それぞれ違ったジェットを噴出している。真ん中だけはこの日は壊れたまま。底からわき上がってくるジェットは腹部に当てると浮くことができるというものだが、何度やってもできなかった。
ジェットのお湯はぬるくて40℃ぐらい。ただ90センチの深さがあるので小さい子どもだとちょっと厳しそう。


出典:The SPA西新井ホームページ引用


浴室の右手前にサウナと水風呂がある。水風呂は17℃前後の水温で、そこそこ冷たい。
サウナは詰めれば20人ぐらい入れるかもという規模で、温度もそこそこ熱かったが、通常範囲。万人向けになってしまうのはスーパー銭湯の宿命だろう。

出典:The SPA西新井ホームページ引用



出典:The SPA西新井ホームページ引用


浴室の真ん中にある扉をあけると、露天風呂になっており、こちらもシンプルに徹した作りだった。
左側が寝湯で、4人が寝ながらお湯に浸かることができるが、ここは背中に流れるお湯がめちゃくちゃ薄く、ほぼ石に体を預けているだけの感覚だった。


出典:The SPA西新井ホームページ引用


入り口から見て右側にある露天風呂は室内とおなじナトリウム塩化物泉。
ただこちらのほうが明るい空間にあったためか温泉の濁り具合がよく見えた。
濃度は高いのかもしれないが、匂いははかとなく漂うのみ。温度は41℃ぐらいと、こちらも高温ではない。
露天風呂の空間は周囲を壁が取り囲み、上部のみ外とつながっている。
壁のまわりには外気浴ができるように椅子が並んでいた。


出典:The SPA西新井ホームページ引用


ここは駅前にあるスーパー銭湯ながら料金は東京の中だとかなりリーズナブルで、この値段でよくやっていけるなと思っていたが、やはりそこはサービスを最低限に抑え、通常だとほかのスーパー銭湯に見られる設備は男湯だとなかった(女湯だけつぼ湯やシルク風呂がある。女性客のほうが利益率が高いのか?)。
これは善し悪しは別として、安く利用するためのトレードオフとして必然だろう。
昨今は豪華なサービスを売りにするスーパー銭湯が盛んであるが、ここのように本当に必要なものだけを用意して安く利用できる設備は自分のようなコスパ優先の人間からするとありがたい存在である。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 西新井
経路 西口を出て左
周辺の環境 マンションや商業施設

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 薄暗い

★設備
休憩所 エントランスロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 微妙
浴槽の種類 温泉、ジェット関連
サウナ あり
温度 40~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(204円)
備え付け あり

◆人
受付 若い男女
客層 若い人が中心


【案内】

料金

◆大人(中学生以上)◆
<平日>
一般:1,038円
湯ったりスパ倶楽部:936円

<土・日・祝日>
一般:1,252円
湯ったりスパ倶楽部:1,151円

◆小人(3歳~小学生)◆
<平日>
一般:519円
湯ったりスパ倶楽部:468円

<土・日・祝日>
一般:620円
湯ったりスパ倶楽部:570円

朝風呂(土日祝日のみ 7:00~10:00)
大人550円 小人275円

※「湯ったりスパ倶楽部」にご入会いただくと、館内を湯ったりスパ倶楽部料金でご利用いただけます。 (登録料金208円/有効期間1年間)
レンタル料金 レンタルタオル204円、館内着204円、タオル&館内着セット306円

◆入館回数券◆
11枚綴り 9,420円(土・日・祝日も利用可)

営業時間・営業期間

10:00~23:00(最終受付22:30)

<リラクゼーション>
リラクゼーションサロン【aura】
11:00~22:30(受付10:30~22:00)

休業日

年中無休

※ニフティ温泉ホームページ転載


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2 コメント

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Unknown (rose-tky)
2023-12-23 09:08:30
うわあ! やった!素晴らしい!

❤️ユーさん❤️とうとうモンモンのお気に入りのThe スパ 西新井に行かれたんですね!

そうなんですよ ブラシとかも持参で 備え付けのものは最低限しかないけど 無料のドライヤーもあるし お値段安ければその方がいいですよね!

このホームページにリンクされていますが 
お得な前売りチケットはこちら

をクリックすると あそビューで前売りでスマホで買うと 全日 1100円で レンタルバスタオル 普通のタオル付きでお得です♪

https://www.asoview.com/channel/ticket/wYJjlKiIAs/ticket0000000968

もー最高ですよ!毎日でも行きたいですわあ!

女湯にはジャグジーないんですが なくても十分ほっこりできて 都内でこの値段でこれだけ広い露天風呂もないですよね!

しかも 店員さんが皆様親切で丁寧ですよね!

モンモンの秘密基地ですよ!

ユーさんもお気に召しましたか?
返信する
Unknown (southandnorthface)
2023-12-23 10:45:28
@rose-tky モンモンさんへ 

今回はこのお風呂屋さんを教えてくれてありがとうございました。安く入れる方法も教えてくれてありがとうございます。
たぶん知らなかったら通り過ぎてただけだったと思います。
気に入りました!
特別なものはないですけど、「こういうのでいいんだよ」感がすごく詰まって、自分としては理想的でした。

店員さんはたまたまだったかもしれませんが、ちょっと変わった人がいたという印象でした(笑) 
しかし駅前にあってスーパー銭湯なのに東京でこの値段で運営できるのは凄いと思います。これからもこの方針は維持してほしいですね。また行く機会があれば是非行きます。
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