音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

「原発汚染水はコントロールされていない」 という真実

2013年09月11日 | 裏読み 政治・経済


安部総理の「原発汚染水コントロール」の世界への宣言に対して、テレビなど日本のニュース番組では「コントロールされていない」という実情を報道した。

凍土遮蔽壁も前代未聞の工事であり、「汚染水」を遮蔽できるかどうかは分らないというのが実情のようだ。

汚染水の海への流出はもちろん止まっていない。

数兆ベクレルという、ストロンチウムなどの放射性物質が日々、海に流れ込んでいる。

汚染水貯槽タンクも漏れ出している。

世界への事故収拾状況の発信も、あやふやなもので、「茶番」とも言えるものとなっている。

政府は、もう誤魔化しや隠匿の「茶番」をやめて、真実を世界に発表すべきであると思う。

そしてオリンピックを招致できるよう、完全な「原発事故終息」と「福島の復興」に取り組むべきだと思う。

世界の放射能への関心は鋭く厳しい。

「福島原発事故終息」の真実を政府が隠匿した場合、選手団を派遣せず、オリンピックをボイコットする国が増えることが予想される。

しかし、日本のマスコミは一斉に安部総理の「汚染水コントロール発言」は真実ではないと報道した。

日本のマスコミ・ジャーナリズムも捨てたものではないと思った。

放射能を垂れ流している国に、外国選手をオリンピックに招くというなら、それこそ日本政府の不誠実を世界に表明することになるからだ。

マスコミ・ジャーナリズムは、世界に真実を検証、発信してもらいたいと思う。

政府の御用ジャーナリズムに成り下がることは、それこそ、日本の信用を損なうことになるからだ。

東京オリンピックを成功させるためにこそ、福島原発の実情、首都圏の放射能の検証、さらには日本近海の魚類の放射能汚染の状況を、嘘、誤魔化しなく、検証・報道しなくてはならない。

それこそが、マスコミ・ジャーナリズムの使命だと、肝に銘じてもらいたいと思う。

まさか政府が、「オリンピックの為に」報道管制や言論統制をしないとは思うが・・・

政府がもしそれをやったとすれば、この総理の「極右ファシズム的性格」がはっきりする。


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