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安部総理の「原発汚染水コントロール」の世界への宣言に対して、テレビなど日本のニュース番組では「コントロールされていない」という実情を報道した。
凍土遮蔽壁も前代未聞の工事であり、「汚染水」を遮蔽できるかどうかは分らないというのが実情のようだ。
汚染水の海への流出はもちろん止まっていない。
数兆ベクレルという、ストロンチウムなどの放射性物質が日々、海に流れ込んでいる。
汚染水貯槽タンクも漏れ出している。
世界への事故収拾状況の発信も、あやふやなもので、「茶番」とも言えるものとなっている。
政府は、もう誤魔化しや隠匿の「茶番」をやめて、真実を世界に発表すべきであると思う。
そしてオリンピックを招致できるよう、完全な「原発事故終息」と「福島の復興」に取り組むべきだと思う。
世界の放射能への関心は鋭く厳しい。
「福島原発事故終息」の真実を政府が隠匿した場合、選手団を派遣せず、オリンピックをボイコットする国が増えることが予想される。
しかし、日本のマスコミは一斉に安部総理の「汚染水コントロール発言」は真実ではないと報道した。
日本のマスコミ・ジャーナリズムも捨てたものではないと思った。
放射能を垂れ流している国に、外国選手をオリンピックに招くというなら、それこそ日本政府の不誠実を世界に表明することになるからだ。
マスコミ・ジャーナリズムは、世界に真実を検証、発信してもらいたいと思う。
政府の御用ジャーナリズムに成り下がることは、それこそ、日本の信用を損なうことになるからだ。
東京オリンピックを成功させるためにこそ、福島原発の実情、首都圏の放射能の検証、さらには日本近海の魚類の放射能汚染の状況を、嘘、誤魔化しなく、検証・報道しなくてはならない。
それこそが、マスコミ・ジャーナリズムの使命だと、肝に銘じてもらいたいと思う。
まさか政府が、「オリンピックの為に」報道管制や言論統制をしないとは思うが・・・
政府がもしそれをやったとすれば、この総理の「極右ファシズム的性格」がはっきりする。