音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

一つしかない命は祖国防衛のために  PKО

2013年10月19日 | 裏読み 政治・経済



集団的自衛権の行使を認める動きが表面に表れだした。

なぜ日本の自衛隊が同盟国の戦争に赴かなくてはならないのか。疑問だ。

それが集団的自衛権というものだが。

自衛隊員は他国で犬死したいとは夢にも思っていないだろう。

祖国日本の為に命を捧げて防衛の任務を果たそうと決意していることと思う。

見知らぬ他国の戦場で犬死してもよいと思う自衛隊員がいるだろうか。

日本国の司令官は総理大臣だ。現在は安倍首相。

この男は若者の命を何と心得ているのだろう。

司令官たる者の心得は、部下・兵士を一人でも殺されないように、命を失わせないようにすることなのだ。

憲法を変えてまで、あるいは憲法解釈を変えてまで集団的自衛権を行使しようとする、安部総理という男と、この一群の政治家達には「唯一の命」を大切にする心など微塵もないのだろう。

亡国の行為ともいえる「原発推進政策」を見ても、安部総理という男が「命の尊厳」など微塵も考えない人物であることが見て取れる。

もと自衛隊官僚で現在、加茂市市長の小池清彦氏の持論は「一つしかない命は祖国防衛のために」「他国の戦争で犬死させてはならない」だ。

自分も全く同感する。

集団的自衛権の行使で戦争に赴くのは日本の若者達なのだ。

この日本の自衛隊員の命は、祖国日本の防衛のために捧げられるべきで、他国の戦争で犬死させては絶対にならないものだ。

ドイツは集団的自衛権の行使によりアフガンに兵力を投入した。
現在まで死亡したドイツ兵士は50人以上。

「治安維持」という名目で戦場に投入されたが実際の任務は「戦闘」であり「戦争」だった。

現代の戦場では精神に異常をきたし自殺する兵士の方が、戦死する兵士より多いのが現実だ。

戦場から帰還後もPTSDに悩まされ、社会復帰できない精神疾患を抱える帰還兵が多いのだ。

日本の自衛隊員の若者達にそんな思いを絶対にさせたくない。

今、高い支持率の陰で、安部総理とその一群は「集団的自衛権」行使を実現させようとしている。

「命の尊厳」を微塵も顧みないこれらの政治家達に日本の自衛隊員や若者の「命」を託すことなどできるはずがない。

司令官たる総理大臣は「一人の自衛隊員の命も失ってはならない」という心構えを持たなくてはならない。

安部総理という、この総理大臣は自衛隊を戦場に送り込んで、この先、何をしようとしているのだろう。

おそらく憲法を改正して、日本を「戦争のできる国」にすることだろう。

この政治家の右傾化体質を国民はしっかり監視しなくてはならないと思う。

自分はこの政治家の手法をヒトラーと重ねて見ている。





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